このドラマと語り、この人生を想う・・・2018
2018年の総括を書く時期になりました。
年初に「週1はブログを書きたい」と野望はもったものの、あっという間に断念。
しかし週1ベースで換算した年間52記事はクリアしていました。
やったー!
しかし55記事も書いたのに、nothing hurtはいつも開店休業状態のイメージがあるのはどうしてなのでしょうかね。
2019年にnothing hurtはどうなっていくか、皆目見当もつきませんが。
私の言葉はどこまであなたの孤独にとどくのだろうか。
いつもそんなことを考えながらブログを書いています。すこしでも寄り添えたら。あなたに。ドラマに。
訪問して下さった皆さま、コメントを下さった皆さま、お世話になりました。
よいお年を。
yuca拝
■ 2018年度視聴ドラマ ■
雨が降ると君は優しい ★★★
ぼくらは本当に一人ぼっち、孤独なんだ。
けれども雨の降りしきる中、傘の下では君とふたりきりで世界から隔絶され、愛を見つめることができるんだね。
美しく歪な「雨が降ると君は優しい」、堪能。
DEVILMAN crybaby ★★★★★
愛を失って、泣きじゃくる子供たちの物語。
こぼれ落ちる涙の意味を知る物語。
自分の想像を絶する世の中の圧倒的な不条理に出会い、大切だと気付かずに過ごした青春の日々を失ってしまったことに気づく物語。
生きていくということは、何かを失い続けることなのだと知ってしまう物語。
あの日に戻れないことを知る物語。
ロボットじゃない ★★★★★
この世界でたったひとりの人がいるだけで、私たちは生きていける。
その人からもらった愛は、心の中でたったひとつの輝く星となって生き続ける。
その星は私たちの生きる力になる。
傷つくことを恐れないで。
誰かと触れ合うことを恐れないで。
愛することを恐れないで。
刑務所のルールブック OMG★★★★★
断言する。2018年度最大の胸熱ドラマ。
ラストシーンのジェヒョクコールが沸き起こったのを私は忘れない。
いつもジェヒョクが中心にいた。
不器用で、馬鹿で、一途で、頑固で、実直で、前しか見ていないジェヒョクが周囲の人間を変えていった。
どうしようもない自分だけれども、変われるかもしれないという夢を刑務所の人々に見せてくれた。
人生は不合理で、不条理で、打ちのめされたりもするけれども、それでも生きていかなくてはいけない。
そうだよね、ジェヒョク。
ありがとう、このドラマに出会えて。そう思っています。
キム課長 ★★★★★
笑った、笑った~
会社の中でうだうだ迷い苦しむ日々はもうおしまい。
「正義なんかどこにもありはしないのさ、あはは~!」とゴーカイに会社の理不尽を蹴散らして、突き進むキム課長を見ているとホッとする。
会社の理不尽なんてささいなことなのねって。
私はようやく息をつける。
知的、冷静沈着、矜持、頭脳明晰、弁舌さわやかのソ・ユル理事がソンニョンに振り回されるのが最高😍
ただ愛する仲 ★★★★★
相反する顔を持つ男が好きだ。
ふてぶてしいかと思えば、繊細で。
世故に長けているかと思えば、みずみずしい少年らしさをのぞかせる。
冷淡なくせに、情深く。
ひとり孤高をたもち他人との関わりを拒絶するかと思えば、誰よりも情愛に飢えている。
そんな男。
イ・ガンドゥ。
コードネームミラージュ ★★★★★
ドラマを見ていて久しぶりに血が滾ル、漲ル、萌えル、考えル
世界観に痺れル、浸ル、酔いしれル。
失ってしまったものを、ミラージュは取り戻すために世界と闘い続けるのでしょう。
願わくばまた、いつか、どこかで。
ミラージュに会いたい。
ミスター・サンシャイン ★★★★★
信念に生きる女たちと愛に殉じる男たち。
男たちがエシンにどうしようもなく魅了されるのは、彼女が自分を受け入れてくれなかったかつての朝鮮の象徴であり、そしてこれからの時代を切り開く新しい挑戦(朝鮮)の象徴でもあるから。
名家の血と新しい時代を切り開こうとする情熱が入り混じって、エシンという人間を創り上げている。
誰だって彼女に恋してしまうだろう。あまりにも無謀で、無垢で、純粋で、恐れを知らず、明日を信じているから。
そして。
ユジン・チョイの愛は、体を射抜く弾丸のようで。
ク・ドンメの愛は、魂を切り裂く日本刀のよう。
キム・ヒソンの愛は、いずれ来る逃れられない運命へと時を刻む針の音。
So long Goodbye, Mr.Sunshine.
I hope we cross paths again.
ミスティ ★★★
苦い、しびれるような味わいのあるドラマ。
愛はエネルギー。
恋愛は人がするものだけれども、そのエネルギーの力に人はいつしか振り回される。
愛をうまく自分の人生に取り込んで、飼いならそうとするけれども、そのエネルギーの渦に飲み込まれてしまうこともある。
そして、飲み込まれて、霧の中に消えていくのも愛のせいなのだ。
高嶺の花 ★★★
野島伸司ということでずいぶん期待値は高かったのですが、なんだか優しくなったなぁ脚本がという印象です。
正直、このドラマが何を言いたいのか最後まで分からずに、居心地の悪い、座り心地の悪い印象を受けてしまうのが率直な感想。
石原さとみが、ただカワユカったしか感想がない・・・
100日の郎君様 ★★★★
私の中のbest of the best 世子サマ、ウォンドゥク。笑わない世子さまが微笑むだけで、私は身もだえる。
あなたを取り巻く世界は、こんなにも美しい。
嘘や偽りに満ちた人々を捨て、本当の自分を取り戻したのよね。
あなたが、あなたらしく生きている世界を。
それだけでおすすめのドラマではあります。
世子さまにメロメロになること間違いなし!です。
ミストレス ★★★★
「ミストレス」で一番怖いのは愛の裏切りでも、愛が失われることでも、人を殺してしまうことでもなく、愛していた男があっという間に豹変していくことなのではないでしょうか。
あの男を愛してしまった女の選択眼が、一番この物語の謎。
死の賛美 ★★
激変の時代にはその時代に抗う人たちか、時代から目をそらし自分の内にこもり死を見つめる生き方しかないのか。
「死の賛美」は時代から目をそらし、美しい自分たちだけの世界に酔いしれ勝手に死んでいく男と女の物語。
あるいは。
新しい朝鮮に感化されながらも、古い朝鮮の理の中でしか生きる術を知らない男と女の物語。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、久しぶりにお邪魔したらyucaさんが復活されていて心の中で小躍り♪^^
また哲学的な感想を読ませていただくだけで、なんだか私も賢くなった気分\(^o^)/
そして、お気に入りドラマ、かなり重なっております!!
「賢い監房生活(偏屈でスミマセン)」は英語字幕を追うのももどかしいほどハマりました。
おじさんたちしか出てないのに!(お兄さんもいましたね^_^;)
「ビューティーインサイド」はyucaさんが面白いと書いてらっしゃらなかったらBS放送待ちでした。
カット分で見たら、面白さ半減だったかもしれません。ありがとうございました。
「100日の朗君様」の世子様は、D.O君の上手さを実感しました。『不愉快だ~』の彼の可愛らしいこと♡
「雲を描いた月明かり」のような朝廷話になっていくとつまらないなぁと思っていたのを、ギリギリ描く程度にもっていってくれた脚本もGoodでした(*^_^*)
「ミストレス」は元々海外の推理ドラマ好きとしてはリメイクらしくもあり、韓ドラらしくもあり…こちらも1話の過激さの後にミステリーにどんどん引き込むという手法も韓ドラとしては珍しかったですね。さすがOCNドラマ!
「ミスター・サンシャイン」は12話で挫折という、なんとも中途半端な状態で今に至ります。
いかんせんセリフが難しく、Netflix、再登録して見た方がいいかなぁと迷っております。
BSで見ているものも、PCで見てるものも、タイムスリップしたり、時空を超えてたり(名作です)、韓ドラは普通の人が普通に暮らしてるドラマが今ほとんどないんです!
そんななかで「ただ愛する仲」、ジュノ、俳優としてこれほど良いと思わなかったよ~と2PMペンだったおばさんは嬉しく思いました。普通の人が普通に生きていくことが幸せなこの世でありますように、そんなドラマも実は韓ドラは得意なハズなのに最近は少ないですね…
なんだか私のドラマ総括となってしまい申し訳ありません。
考えてみたら、1年に1本、これは素晴らしい!というドラマに出会うことこそ奇跡かもしれませんね。
またyucaさんのところにお邪魔しながら、そんな一本と今年も出会えたらと思う年初です。
ゆまさま、コメントありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
本当に、不定期なブログ更新ですみません・・・
今年ももうちょっとバランスよく更新したいのですけれどもね。
「ただ愛する仲」も視聴し終わった後にきちんと感想を書けばよかったのに、半年もたつと強烈な余韻は胸にあるのに何とも感想に書こうとすると難しくて。
「ビューティー・インサイド」も「100日の郎君様」も面白かったですよね!
感想がきちんとかけなくて反省。
まあ、最初のツカミのところはしっかり感想書いたからいいかな。
>ジュノ、俳優としてこれほど良いと思わなかったよ~と2PMペンだった
先見の明がありますね!
私はいつも遅れて気づくので。
昨年はジュノとD.O.に楽しませていただきました。良かったよね~♪
>「賢い監房生活(偏屈でスミマセン)」
2018年のナンバーワンですよ。この作品を超えるドラマはなかったなぁ。
泣いたし、笑ったし、胸が苦しくなったり、怒ったり。
ちょっと地味なのですが、多くの人と視聴の感動を分かち合いたいです。
ゆまさんと色々ドラマが重なってウレシイです!本当に。
>1年に1本、これは素晴らしい!というドラマに出会うことこそ奇跡かもしれませんね。
うん。
そんな奇跡を求める軌跡がこのブログです。
2019年もお互いに奇跡のドラマを探していきましょうね。