わたしの化け猫・・・鳳凰の飛翔45話まで


中国ドラマ「鳳凰の飛翔」45話まで。

 

「わたしの化け猫」と鳳知微を呼ぶ寧弈の目の愛おしそうなこと。
へそ曲がりの、腹黒い、陰険な殿下だけれども鳳知微を見つめる目が優しくて。
優しすぎて私は苦しくなる。
何も自分のためには欲しがらない殿下の唯一の幸せ、鳳知微を奪わないでね、と運命に祈ってみる。

 

 

あっという間に45話まで視聴しちゃいました。
とにかく続きが視聴したくって、息をつく暇もなく視聴していて、はたと45話で視聴がストップしちゃいました。
だって苦しくって。
だって愛おしくって。

 

第2皇子の寧昇が自業自得で失脚。
皇太子になれないのならば、クーデターを起こそうだなんて長兄と同じ短絡的な思考じゃないですか。
しかしこのドラマ、父親の愛を求める息子たちの苦悩の物語でもあります。
自分らしくありのままでいることは認められず、いかに父親のお気に入りになるのか。
父親は、皇帝は、息子たちを何度も試します。
愛を試す物語でもあるのね。

 

そしてとうとう鳳知微が女であることが発覚。
韶寧の鳳知微への恋慕は分かる気がしますけれどもね。
魏知は凛として、涼やかで、頭がよく、優しく、果敢。
夢見る女の子が必ず恋をする麗人でしょう。
しかしわがままな韶寧は鳳知微を追い詰めていき。

 

 

 


鳳知微を救おうとする寧弈。
この2人は何も言わなくても、「愛している」なんて言わなくても、愛し合っていることがこんなにもわかるのにね。
しびれるくらい。何度も互いを助け合い、何度も運命は2人を結びつける。
でも2人の未来は、「決して結ばれない」という呪いがかかっているのだよねぇ・・・

 


どんだけ好きなのよ、殿下。鳳知微の幻を見るなんて。
「鳳凰の飛翔」は視聴率低下のために全56話で放送されたらしいけれども。
そんな話数だったら、ダイナミックな物語展開のだいご味が失われるでしょう。
私が視聴しているnetflix版はどうやら70話みたいでほっとしておりますが。
それでも、端折りすぎでしょうと思うこともしばしば。

 

寧弈の母の話はあれで決着?
常家の次男のサイコパスの登場はあれだけ?
いつの間に船に乗っているの?
などなど。あっという間に物語が展開していくのが、いけないわよね~
脚本が悪いのか、演出が悪いのか。
かなり人を選ぶドラマになっていることは間違いないです。
おのずと私のブログでも物語展開の感想は端折ってしまう(爆)

 

 

 


「寧弈」と叫び、鳳知微が必死で自分を探してくれるのが好き。
もっと名を呼んでほしい。もっと自分を探してほしい。気が狂うほどに。
鳳知微に愛されていると実感するから。
血にまみれた世ではあるけれども世界は美しい、なぜなら彼女が自分の傍らにいてくれるから。
閔海の道行は、なんだか幸せに満ちていてね。
起こりくる事件は血なまぐさいのに、互いのまなざしに互いしか映っていない幸せそうな2人を観ていると、胸が痛い。
この幸せが長く続いてね。

 

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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