LIVE


LIVE 全18話 (2018年 韓国 tvN)

 

■演出:キム・ギテ
■脚本:ノ・ヒギョン
■キャスト:
ハン・ジョンオ(チョン・ユミ)
ヨム・サンス(イ・グァンス)
ソン・ヘリ(イ・ジュヨン)
オ・ヤンチョン(ペ・ソンウ)
キ・ハンソル(ソン・ドンイル)
アン・ジャンミ(ペ・ジョンオク)
ウン・ギョンモ(チャン・ヒョンソン)
チェ・ミョンホ(シン・ドンウク)

 

女性で地方大学出身というだけで就職できずにいたハン・ジョンオ(チョン・ユミ)と、働いていた会社がマルチ商法で倒産し、被害届を出しに行った先で出会った警官にあこがれたヨム・サンス(イ・グァンス)。2人は熾烈な競争を経て警察学校を卒業したものの、韓国国内で最も忙しいと言われる「ホンイル交番」に配属される。憧れと期待に胸をはずませていた2人だったが、想像よりも過酷な仕事が待ち受けており、彼らは夢と現実の壁にぶつかっていくのだが…。

 

 

何気なく視聴をはじめた「LIVE」で、こんなに泣かされるなんて、だからドラマ視聴はやめられない。
18話をかけて私もホンイル交番の警官たちと同じように、走って、泣いて、心を痛めて、働くってなにかを考え続けた。
大作ではないけれども、珠玉の名作。

 

 


ばらばらだったホンイル交番のメンバー。
様々な事件を通じて、彼らの悩みや、生い立ちや、背負ってきたもの、生活環境の違いを乗り越えて、ワンチームになっていく過程が、なんとも言えずに胸アツ。

 

 


競争率が高い公務員、使命感にあふれて配属されたはずなのに、現実と向き合ううちにいつしか使命感をなくしていく。
点数稼ぎだけでは働き続けることができない警察官の現実。
使命感って何?
使命感がないと働くことはできないの?
国民のために働いているはずなのに、いつしか組織に潰されそうになる彼ら。

 

 


主役はイ・グァンスなのだけれども、ちょっと苦手でね・・・(もごもご)
サンスのよさが、暑苦しいだけが伝わってきて、わかんなかったなぁ。
久しぶりに見るシン・ドンウク! 目の保養でした。
しかしこのドラマ日本では「LIVE 君こそが生きる理由」なんて、こそばゆいサブタイトルつけるのはやめて欲しい。
ほとんど恋愛色は皆無ですからね!
ときめき皆無ですからね!
むしろ真っ向勝負で「生きる」ということはどういうことなのかを描くドラマですからね!
なんたって、脚本があの、ノ・ヒギョンですからね!
私が今まで視聴したノ・ヒギョンのドラマの中で1番の傑作です。
いや、本当に地味だけれども、傑作ですね。

 

 


もうね、ペ・ソンウが最高!
あっさりとした感想(何しろ視聴していたのが今から3か月前ですから・・・)ですが、本当に感動した傑作。

 

 

 

★★★★★

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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