Every day im a star in the city・・・ハートレスシティ 1話

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韓国ドラマ「ハートレスシティ ~無情都市~」1話視聴。

 

 

突然恋に堕ちることもあるけれども、恋に堕ちる予感を抱くこともある。
私、絶対、この人にメロメロになりそう、と。
「無情都市」というドラマの情報を知った瞬間、ティーザーを見た瞬間、恋に堕ちるかも知れない自分を予感した。
その予感を胸の片隅に抱いたまま、1年が過ぎ、そして「無情都市」に出逢う。

日本初放映がDlifeという、なんとも太っ腹な「無情都市」
1話を先日視聴しましたが、なんだか胸がうずうずして、やっぱり恋に堕ちそうなんだよなぁ。
しかしこのDlife版、やはりというか、ところどころカットがあって、せっかく恋に堕ちるのならばノーカット版を視聴したいのよね。
DVDには、「韓国でも放送されなかったもう一つのエンディングをDVD-BOXに特別収録」って書いてある。
アナザーエンディングってどういうことでしょうか!(笑)

 
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もうさ、マニアックな域に入ってくると思うけれども(笑)、チョン・ギョンホのこの瞬間の表情が好き。
マニアックすぎて、うまく説明できないのですが、このシーンはギャングのボスにコップを投げつけられているのにきょとんとした顔が好きなんです。
普通ならば、誰かの暴力を見ると委縮するか、それとも張り合おうと虚勢を張るか、のどちらかなのだけれども。
クーデターを企てている“博士の息子”(チョン・ギョンホ)は、ボスの天秤(キム・ビョンオク)の暴力にも顔色一つ変えずに、淡々としている。

逃げ道を作らずに、いつもギリギリのところに自分を置いて、右か左かしかない道を、自分の本能と信念だけを頼りに決断しながら歩いていく男。
目に見えない、手につかめない自分だけの世界の極限を求めて、さまざまな何かを引きずりながら、静かな孤独の中で生きていく男。
「この街を手に入れよう」と甘く優しく囁きながら、そのことに何の意味も見出していない男。
優しさと残酷さが紙一重のところで重なり合っている、そんな男。

そんな男に出逢ってしまったら、恋に堕ちるしかないのかもしれません。

 
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この乱闘シーンにはしびれます。
“博士の息子“は決して、闘わず、乱闘の中、独りまなざしを前に向け歩いていく姿が印象的。
ストイックな官能があふれ出て、滴っている。
彼が手を汚さずとも、彼を慕う仲間たちが闘っている、その信頼感。

こんなに絶賛しながら、まだ1話ですものね。先は分かりません。
「無情都市」は熱烈なファンもいるけれども、視聴率的にはそこまで話題になりませんでした。
そしてノワールなドラマなので、結構残酷なシーンもあり、拷問とか、血しぶきが飛び交うドラマでもあります。
本能と欲望のままに、血と欲望が渦巻いている崖の底に頭から跳びこもうとするチョン・ギョンホは、果てしなく悲しく、気高く、神々しくさえ見えるんだよなぁ。

チョン・ギョンホは「幻の王女チャミョンゴ」のホドン皇子の時から気になって、気になって仕方がありません。
ホドン皇子の時も、自分が何を手に入れたいのか分からない皇子でした。国なのか愛なのか。
家柄も才能も、武力も頭脳もすべて持ち合わせているのに、結局自分が何をしたいのかが分からない皇子に、それはそれは私胸を痛めました。
そしてこんな難しい役をさらりとこなす、チョン・ギョンホも、切なくって、気になって気になって仕方がない役者さんです。
これもある種の、好き、なんですよね、きっと。

このまま私は「無情都市」に恋に堕ちるのか、否か。願わくば、がっつり恋に堕ちたいのだけれども。

 

 

あ、ちなみにドラマを視聴して「恋に堕ちるかも」という予感が当たる確率は、ここ最近で言うと50%くらい?(笑)
予感せず恋に堕ちる確率の方が高いかも(爆)
最近で言うと予感に満ち溢れた「太陽がいっぱい」で肩透かしをくらい、予感がない「百年の花嫁」「密会」では見事に夢中になりました。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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