世界のどこにもいない優しい男
世界のどこにもいない優しい男 There’s No Such Thing As Nice Guys 全20話
(2012年 韓国KBS)
■監督:キム・ジヌォン
■脚本:イ・ギョンヒ
■キャスト:
ソン・ジュンギ(カン・マル)
ムン・チェウォン(ソ・ウンギ)
パク・シヨン(ハン・ジェヒ)
イ・グァンス(パク・ジェギル)
イ・ユビ(チョコ)
キム・ヨンチョル(ソ・ジョンギュ)
ヤン・イクチュン(ハン・ジェシク)
【あらすじ】
貧しくともお互いを支え合い、夢を叶えるために努力していたカン・マル(ソン・ジュンギ)とハン・ジェヒ(パク・シヨン)。マルは成績優秀、大学主席の医大生で、ジェヒはテレビ局で報道記者として働いていた。
屈指の財閥の娘に生まれ、後継者になるため徹底的に教育されたソ・ウンギ(ムン・チェウォン)、彼女には人間的な温かみが感じられなかった。
それぞれが一歩一歩、自分の夢に近づいていたそんなある日、マルが帰宅すると妹チョコが部屋で倒れていた。慌てて駆け寄るマルの携帯に一通の電話が…
電話の先で泣き叫ぶ相手はジェヒだった。この電話がこの先の彼らの人生を狂わせてゆく…。(作品紹介より引用)
不思議なドラマです。
正直に書くと、視聴した後は、ほんの少し怒っていたりしました。自分の気持ちを整理するために、なかなか感想を書けなかった・・・
本当にこの4日間、ずっと考えていました。(この年末の忙しい時に・笑)
視聴している時は全然物狂おしく感じなかったのに、視聴し終わった後、こんなに心が痛むのはなぜなのだろうか。4日間、寝ても覚めても、「優しい男」についてどう書きだそうか悩んでいるうちに、いつしか私の心を奪っていった・・・そんな不思議なドラマ。
■記憶だけが愛を覚えている訳ではない
なぜ怒っていたかというと、18話ラストで、記憶というものは不確かである・・・とウンギがつぶやいた時、本当に鳥肌が立ったのです。通俗的なメロドラマで、認識論まで言及するのか、と。
しかし、それはあっさりと肩透かしされました。
なんだったんだろう、あのウンギのモノローグは(爆)
まあ、残り2話で、いきなり自分の記憶は確かなのか・・・なんて、まとめられる訳ないので、スルーして作品としては正解なのでしょうけれども。下手をすると、映画「ヒロシマ・モナムール」のように前衛的になっちゃうので、商業ドラマじゃ無理ですものね。
あの瞬間、誰がどう言おうとも、「優しい男」は傑作だわ、と独り興奮していました。
愛とは何なのか。記憶とは何なのか。
ずっと問いかけていたドラマです。
愛とは記憶の積み重ねなのでしょう。その人を恋しく思ったり、ときめいたり、何かをしてあげたいと思ったり、そんな瞬間の積み重ねの優しい記憶が、愛となるのです。
では、その記憶を失ったら、愛はなくなるのか。
10話でウンギはこの問いに答えます。「心臓が覚えているから」
そう、記憶を失っても(あるいは記憶が改竄されても)、心が、愛が、瞳が、体がマルを愛していることを覚えている。体の細胞一つ一つが、マルに恋焦がれた時間を覚えている。そんな、強烈な愛。
この瞬間に、ウンギはマルの心を、愛を手に入れたに違いない、と思っているのです。
「優しい男」は不思議なドラマで、マルの心がなかなかわかりにくい。
序盤は、ジェヒヌナとの失われた愛の記憶に悩む男だった。しかし、中盤以降、彼の心は誰に向かっているのか、ものすごく考えてもわかりにくかったわぁ。
なぜ、そんなにウンギのことを愛しているのか、やっぱりわかりにくい(笑) ウンギのその強烈な押しの一手に押し倒されたのだと思います、私は(笑)
■明日へ
オープニングの時計がいつも過去に向かっていたのは、あのマルとジェヒヌナが間違った選択をした時点から彼らはそこに絡み取られて、未来を生きることができなかったということを暗示しているのでしょう。
あの時点から、間違いを正さないと彼らの時は進まない。
ジェヒヌナが罪を認めた瞬間から、2人の時は明日へと、ようやく初めて動き出したのかもしれない。
人間は、過去から逃れられないのだから。
ウンギが聞いた
あの時なぜトンネルで自分の車を避けなかったのか、と
ウンギには覚えていないと言ったが
僕はその理由をはっきりと覚えている
あの時、僕はこの世界と自分自身にかなり疲れていて
このまま人生が終わっても構わないと
そう思っていたんだろう
そして来世でウンギにまた出逢って
その時は、誰もがしている「普通の恋愛」を
誰もがしているありふれた恋愛を始めたいと
そう、神様に祈っていた
そして来世でウンギにまた出逢って
その時は、誰もがしている「普通の恋愛」を
誰もがしているありふれた恋愛を始めたいと
そう、神様に祈っていた
彼女がどんな人か、周囲の人に聞いてみたり
ある時は彼女の家の前で待ってみたり
ある時は彼女の両親にアピールしたくて
彼女のお父さんが好きな演歌も覚えたり
囲碁も覚えたり
なんでもおいしそうに食べる見せ方も覚えて
時には彼女の好きなアーティストの歌を覚えたり
時には彼女がよく行く場所で、一日中彼女を待ってみたりして
逢いたいときは、逢いたいと言い
恋しいときは、恋しいと言い
ときめいて、感謝をして
そうやって、誰もがしている「普通の恋愛」がしたいと
祈ってたみたいだ
そして僕は
また神様に祈る
ありがとうございます
僕は今、幸せです
ええ、ええ、私も神様にお願いしていたので、もうどんなラストでもマルが「幸福」を感じてくれさえすればいいと。だからこれは、このラストでOKですが。
ただ、ここで「普通の恋愛」というキーワードが出てきたことが衝撃でした。
だってこの終わり方は、韓国ドラマ「普通の恋愛」をインスパイアしちゃいますもの。「優しい男」全20話視聴してきて、着地点が「普通の恋愛」といっしょなのね。と、しばし呆然。
マルがいつ記憶を取り戻したかは、定かではありませんが、あの指輪をウンギに差し出した時は記憶が戻っていたのでしょう。すっかり。
しかしかつてジェヒヌナに約束した通り、彼女が落ち着くまでマルの「抜け殻」はジェヒヌナのモノだったので、指輪をウンギに差し出すことができなかったのね。
そう思うと、マルはきちんとジェヒヌナへの愛を全うしたんだろうな、と感じます。
と共に、ジェヒと過ごした日々、ウンギとの日々が走馬灯のように思い出されて、このラスト胸が痛くなる。
ハッピーエンドのように見えるけれど、「愛」によって傷つけられたマルの心のトラウマが感じられて。愛に振り回され、愛に傷つき、愛で癒されたカン・マルは、長い年月を経て、やっと愛に向き合うことができたのでしょう。
あの、猪突猛進のウンギが、静かに彼のそばに寄りそっていたことに涙。頑張ったよね~(ストーカーとも言うが・・・) 絶対、彼女のことだからテサングループは放り投げているに違いない(笑) 愛に殉じる女だから。
何故にベーカリー(?)屋さんなのかは、謎ですが、マルのモノローグの「なんでもおいしそうに食べる見せ方も覚えて」というところに呼応するのよね。美味しくない(らしい)彼女のサンドイッチを3食食べるのも、「普通の恋愛」なんだなぁ。そうやって愛の記憶を、時間を、ゆっくり、優しく、積み重ねていく2人に涙。
■誰も自分の心が一番わからない・・・
このドラマ、Oh My Gosh!と叫んで★5に。
モノローグが胸を打つのよね。OSTにも主役たちの序盤のダイアローグ、モノローグが入っているのですが絶品。
欲を言えば、12話からのマルのモノローグの数々、ウンギの慟哭モノローグなど、涙なしには聞けないモノローグがOSTに収録されていたら言うことないのになぁ。
しかしわかりやすいドラマではないような気がします。登場人物たちの心理劇を丹念に読みといていくドラマ。
だからその読み解き方は、視聴者それぞれなのだろうな。そこがまた、面白い。
このドラマの毀誉褒貶ぶりはそこら辺が関係しているのでしょう。
謎は謎のまま、伏線はそのまま、愛の記憶については肩透かしを食らわせられますが、それでもsomething specialがこのドラマにあった、私にとって。心臓がきゅうっとしたし、涙をたくさん流したし、年末の忙しい時に頭を使わされたし、これだけ書いても、全然理解できたという実感を与えてくれません。
だからこそ、こんなに夢中になって考えてしまうのかも。
まあ、一番理解できないのは、やっぱり何故マルがウンギを愛したのか、かも(笑)
マゾ気質なのか、押しに弱いのか、ウンギが不器用すぎて不憫になって愛おしくなったのか。
あ、でも、自分の心が一番わかりません。観終わった後は、★4つかなぁ~と思っていたのに、この数日で急に評価があがるんだもの。役者たちの好演に引きずられたのか。
ムン・チェウォンなんて「王女の男」そのままの愛に殉じる女なのに、ウンギに関して愛おしく思えちゃうんだもんなぁ、不思議。
・・・もしかして、「優しい男」視聴の記憶を、自分の中で改ざんしてしまったのかも~、この急激な評価UPのワケは(爆)
本当に不思議なドラマなので、ちゃんと日本語字幕で視聴してみたいですが、この興奮も年が明けたら醒めているのかも。こっそり評価がさがっていたりして・・・本当に、毀誉褒貶が激しいドラマです。
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yucaさま、こんにちは!
先日お話した、友人が話してたこと、なのですが。
最終回の最後で、マルが記憶を取り戻したタイミングが
分からない。どーせなら「イニョン王妃の男」(はい、これも私が
貸してすっかり洗脳いたしました…)みたいに感動的に記憶が戻る
演出があればもっと泣けたのに~、と言ってたんですよね。
私は、マルは元々記憶なんて失ってなかったと思っていたから、
「え~?」ってなっちゃったわけです。最後の場面は7年後でしたっけ?
マルが自分を許すのに7年もかかったんだ~と涙した私でした。
まあ記憶喪失の方が気が楽なのかな~?
yucaさんも書いておられますが、不思議なドラマですよね。
見終わってからいろいろ考えてしまう。友人とも長電話して熱く
語ってしまいましたよ。
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♪fionaさん、コメントありがとうございます♪
>私は、マルは元々記憶なんて失ってなかったと思っていたから
そうですよね。私もマルは記憶を失っていなかったと思います。
しかし彼は、ジェヒヌナが罪を償うまでは、側にいる・・・と言っていたように、例えウンギが側にいても記憶を失ったふりをしていたんでしょうね。
ジェヒヌナが収監されているのに、自分だけ幸せになるつもりはなかったんでしょう。どこまでも優しい男です。
記憶を失ったふり・・・というのは、ムン・チェウォンがラストについて「マルは記憶を失ったふりをしている」とインタビューで語っていました。
>マルが自分を許すのに7年もかかったんだ~
本当に、7年なんて!びっくりですよね。優しい男なんだか、頑固な男なんだか、わからない(笑)
あの猪突猛進なウンギが、よく7年も待った。
彼女も褒めてあげたいです(爆)
わかりやすい面白さではないけれども、この複雑な不思議なドラマ、やっぱり大好きです、私も。
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yucaさま、
えええ~?ウンギがインタビューで言ってたんですか??
記憶を失ったふりだって。いや~、やっぱこのドラマ、
分かりづらいわ…。美味しくもないウンギのカフェに
毎日通っている、って話で、あ、記憶喪失ではないんだな、と
思って、ペアリングが出てきた時に、ああ、やっぱり、だったのですが。
出演者が言ってたんなら、やっぱそうなんでしょうね。
友人に知らせなければ!貴重な情報ありがとうございます!
ああ、それにしても、サンフランシスコバージョンでもう一度
見直したいです。
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♪fionaさん、コメントありがとう~♪
>ウンギがインタビューで言ってたんですか??
はい。
http://isplus.live.joinsmsn.com/news/article/article.asp?total_id=10067965
ですね。
>美味しくもないウンギのカフェ
そうそう(爆) いつまでたってもマルの愛はわかりにくいです。
しかし7年も待たせるって、マルとウンギはいったい何歳になっているのよ?アラフォー?と思わず考えてしまいました。
アラフォーの恋愛にしては初々しい二人。
サンフランシスコバージョン、本当にいいんですよ。
歌詞が意味深くって・・・電話のシーンが本当に泣けるの。
あの時マルが「ウンギだ」って気づく所なんて号泣。
本当に不思議なドラマで前半はそうでもなかったのに、後半はダダハマリでした。
また、こんなドラマに出逢いたいですね。
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yucaさま、
すごい!インタビューのリンクありがとうございます。
なんてすごい情報収集力!私は(翻訳された)韓国エンタメサイトを
いろいろ見て、結局どこも記憶喪失以外書いてなくて、ああ、
一般的にはそうなのね~と思っていたところでした。
インタビュー読めてうれしいです!(が、ハングル読めないので機械で
翻訳したら、「床が記憶喪失のふりをして・・・」とかになってしまって
ちょっと笑えるのですが。脚本家の方はマルを記憶喪失ではなく
記憶喪失のふりをしていた、と明記してたんですね。
でもどう見ても、視聴者にそこはゆだねるような感じにしか思えない
ですよね。まあその分かりにくさがまた魅力なのかな~?
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♪fionaさん、コメントありがとうございます♪
そう言えば、このインタビューの訳は見掛けないかも・・・
「優しい男」視聴後、ものすごく気になって、気になって、必死で検索しまくりました(笑)
>記憶喪失のふりをしていた、と明記してたんですね
ウンギとしはどう接していいのか困ったと、ムン・チェウォンが言っていますものね。
記憶喪失のふりって、本当にマルって優しい男なの?って思いますが(爆)
>視聴者にそこはゆだねるような感じにしか思えないですよね
このわかりにくさが、「優しい男」は面白くなかった・・・とかの評につながるのかしら。
私は、100%わかりやすいドラマよりも、あーでもない、こーでもないとぐるぐる考えるドラマの方が好きなので、「優しい男」面白かったですけれども。
人によって合う、合わないがあるドラマですよね。
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yucaさん、こんばんは
優しい男
ジェヒヌナの熱演もウンギの猛進愛も
マル・・ジュンギ君の表情1つで
全て飛んでしまうよう
ソン・ジュンギには、可愛さと聡明さと
憂いな魅力があるように思います。
そんな彼が創り上げた
『優しい男』
食い入るように見たんだけど
では、廃人になったか?と言えば
そうでもないの
掴みきれてないのでしょうか?
ラスト、記憶喪失ではないと感じたから
ドラマの断片的なものはおぼろげながら
・・・いや〜わかんないかも(爆)
でも、好きなドラマでした
優しい男ーー砂の城(このラストは衝撃でした)
少し前の
応答せよーーあだち充 漫画
思わず『おおーー』
着眼点が素晴らしいです
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♪はるさん、コメントありがとうございます♪
>ソン・ジュンギには、可愛さと聡明さと憂いな魅力があるように思います
「優しい男」は彼の品の良さが出ていますよね。
だからこそ、ドロドロしてなくってさらっとした不思議な魅力を持つドラマになったような気がします。
彼のファンではない私は、序盤はさらっと視聴していたのですが、後半はなんだかハマりました。
廃人というよりは、この訳のわからない魅力はなんだったんだろう・・・みたいな分析不能な感じになって、却って気になるドラマです。
散々語ると、そのドラマに関してすっきりして、決着がついたような気になりますが、「優しい男」に対しては語りきれていない。
テーマを掴みきれていない、そんなもどかしさを未だに感じます。
だいたい、マルが7年間も記憶喪失のふりって(笑)
>応答せよーーあだち充 漫画
うふふ、マンガっ子なので、どうしても自分の知っているマンガと比較しながら視聴しちゃっているみたいです。
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yucaさん こちらも こんばんわ。
遅ればせながら 「優しい男」見終えました。
中盤 つまらなくなり、な~んだ!!と 思ってたら
最後の最後を マルの ナレーションを聞いて
雲が 晴れたような・・・ 不思議な感覚。
「終わりよければすべてよし??」
一気に 好きなドラマになってしまいました・爆
ソン・ジュンギさん、男前かつ聡明で、透明感があり
強い意志の感じられる俳優さんですね。
みとれました・爆
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♪むうさん、どもども~♪
不思議なドラマですよね。
私もどこがこんなに好きなのか未だにわからない。
よく考えると、そりゃないだろうとも思うのですが、欠点も気にならないくらい好きです。
モノローグのセリフ回しも素敵でした。
最後までマルの気持ちがわからなかったドラマでしたが、あの古い家でウンギが戻ってくるのを待っていたマルを見ていると切なかったです。
とにかく、マルの各モノローグで、私はこのドラマの評価が高くなりました(笑)
>ソン・ジュンギさん、男前かつ聡明で、透明感があり
やっぱり、ソン・ジュンギの品の良さなんでしょうね。
声もいいし~
「オオカミ少年」がまた絶品なんですよ!
ぜひ視聴してみてください。もう泣けて泣けて仕方がありません。
yukaさん、こんにちは。
最近yukaさんのブログに出会い、楽しんで読ませていいただいてます。
読みながら去年視聴した「優しい男」を思い出して胸が痛くなり、感動しちゃいました。嬉しくてお礼を言いたくて、だいぶ前のこの記事にコメントさせていただきました。ありがとうございます。
「優しい男」と同じのイ・ギョンヒ脚本家の「ろくでなしの愛」をも思い出し再視聴しています。yukaさんの「ろくでなしの愛」の視聴感想も読んでみたいなぁなんて、おすすめですよ。
ピが苦手ならむりかもしれないけど…。
ほのぺいさん、コメントありがとうございます♪
きゃああ、初めまして。そして私の大好きなドラマ「優しい男」にコメントを下さって、うれしくて小躍りしています。
「優しい男」はなぜか私の心に響いた作品で、今でもマルのモノローグが聞こえてきそうです。
どれだけ何も望まないマルのために心を痛めたことか。
あ、涙が出てきそう。
>イ・ギョンヒ脚本家の「ろくでなしの愛」
そう、これも廃人ドラマですよね。レインは「フルハウス」で大好きだったし、ヒロインのシン・ミナちゃんも好きなので、機会があればチャレンジします!
またお時間のあるときにぜひ、お立ち寄りくださいませ。
お待ちしております♪