When You Hold Me Tight・・・ヒーラー8話まで

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韓国ドラマ「ヒーラー」8話まで視聴。

いやだぁ、私、恥じらいもなくチ・チャンウクにときめいています。
数日前までイ・ジョンソクにときめいていたのに(笑)
きらきらして眩しいのだもの。
まあもともとチ・チャンウクは「奇皇后」のタファンで私の胸を狂おしくしてくれた俳優なので新作を楽しみにしていたのです。
だからかな。へたれなタファンがこんなに立派になってという感動もひとしおで、チ・チャンウクを見守っています。


 

【あらすじ】
韓国でレジェンド級の闇の請負人「ヒーラー」ソ・ジョンフ(チ・チャンウク)は、新しい依頼を実行している途中、ライバルのWSGと激戦を繰り広げることになる。スター記者キム・ムンホ(ユ・ジテ)は生放送中に己の信念を押し通し物議を醸し出す。 B級のインターネット新聞芸能部記者であるヨンシン(パク・ミニョン)は今日もスクープを夢見てスターのスキャンダルを追いかける。ソ・ジョンフが受けた次のミッションのターゲットは、まさにそのチェ・ヨンシン。依頼人はキム・ムンホであった。

 


ってな感じの1話スタートの「ヒーラー」は政治や社会正義のようなものは単にいけ好かない単語だと考えながら生きていた若者たちが、親世代が残した世の中を変えていく痛快なアクションロマンスドラマを目指すそうなのですが。
パク・ミニョンが出演しているせいなのか、「シティハンター」にそっくりな設定のように思えてなりません。

 

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正体を隠して暗躍するヒーラーと正体を隠して復讐していくシティハンター。
似ているんだよね~ しかもヒロインは両方ともパク・ミニョンで、彼女のそばにヒーローはいるのよね。
ドラマ中でも言及していましたが、「ヒーラー」の設定は「スーパーマン」のようでもあります。
冴えないドンくさい生真面目なクラーク・ケントのようなパク・ドンスを演じることでヨンシンのそばで彼女をひそかに守ろうとするジョンフ。共に新聞社で働くの。
ヒロインの危機となると、さっと着替えてヒーラーとなって登場する(笑)
ツッコミどころは満載なのですが、いやあ、もうこのヒロインを守る騎士ぶりがかっこよくってね~
普段ダサいのに危機に陥ると俄然かっこよくなるジョンフにメロメロになりかけています。

例えばチンピラに襲われたヨンシンを守るためにヒーラーとなって表れるのだけれども、あれ3分前にはダサいドンスの格好だったのに(チ・チャンウク君なのでダサくしようにもしきれずに、恰好はいいのですけれどもね・笑)いつの間にかヒーラーの格好になっているとか。
どうして屋根の上を飛んで走るだけで、車に追いつくことができるのとか。
野暮なことは言っちゃあいけません。

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でもね、いいんです!
そうやって荒唐無稽なアラばかり探して突っ込むのもよし!
少女マンガだと思って夢に浸るのもよし!
ヒーラーはね、ヨンシンに自分の顔を見られては困るので、とにかくバッグハグをしたり、きゅっと自分の胸の中に彼女を抱え込んだり、目隠しをしたり(キャッ)、やたらスキンシップが多いの。
ヨンシンはなぜ、自分の近くにいるドンスがヒーラーであることに気づかないのかとも思いますが、そこはほらお約束ですものね(笑)
まだまだ気づきません。
しかも自分を守ってくれるヒーラーに片思いをしているし、自分の後輩のドンス君に対しては「姉妹のようで気楽」と言っています。
その時のジョンフの微妙な顔がいいのよ。
どちらも同じジョンフなのにね。

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ジョンフがなぜヒーラーという闇の請負人をしているかというと、お金をためて孤島を買って一人で暮らしたいから。
人との関わりを避けている青年という設定です。
彼の今までの人生で親や他人に何かを期待しても裏切られるだけだった、置いてきぼりにされるだけの人生だった。
だから自分が傷つくのが怖くて、もう誰とも関わり合いにならない、そう決めた青年。
静かな孤独の中で、さびしいとも辛いとも思わずに、人によって自分の心が揺さぶられないように自分を守ってきた青年。
そんな彼が同じ孤独を持つ、同じ痛みを持つヨンシンに出逢ったのです。
同じ痛みを持ちながらヨンシンは誰かと、世界と関わりあいを持とうとする。たとえ彼女は自分が傷ついても、怯えながらでも世界に向かっていく。
そんなヨンシンにジョンフは強く惹かれるのよね。

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一人ぼっちになってから、今まで人に何かを求めたことはない。それでよかった。
誰が僕のことを理解しようが、誤解しようが全然構わなかった。僕はそうだった。

ヨンシンと出逢うことで彼の閉じられた世界が開こうとしています。
誰かと関わって行こうとする。
誰かを守ろうとする。
人は自分より大切なものができた時に、果てしなく強くなるけれども、果てしなく弱くもなる。
ジョンフがこの後何を選択し、何を捨て、世界とどうかかわっていくのか。彼の変化を見ていきたいなぁ。
「ヒーラー」とはジョンフの心が癒されていく物語でもあるのでしょう。

しかし「ヒーラー」に関して結構熱く書いていますが、5話までは本当にリタイアしようかと毎回思っていました(笑)
チ・チャンウク君を応援している、久々のユ・ジテを堪能していると言っても、かなりお子様チック(あるいは少女ロマン的)設定、荒唐無稽さに失笑しそうになりましたが。
だってあまりにもご都合主義なんだもの!(笑)
そこを乗り越えると、そこに慣れると胸キュンの展開になってきます。

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「シティハンター」では「シルミド」のような国家陰謀がドラマの世界観にはありました。
確かそうだったと思います、うろ覚えですけれども。
「ヒーラー」はもう少し個人的な事件がそもそもの発端なのかな。親の因果が子に巡りという、THE韓ドラチックですね。
23年前に起こった事件で、二人は死亡、一人は半身不随、一人は政治犯として勾留、何があったのでしょうね?
まだまだ多くが謎に包まれています。
しかしそもそもの発端となったこの5人の友情、愛情、嫉妬に興味があります。

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ユ・ジテ! しぶいわ~
「ピノキオ」でもマスコミが舞台ですが「ヒーラー」もマスコミが舞台。
この2作はどこか似通っていますね。親の因果が子に巡るということも、ヒーローとヒロインが幼いころからの運命的な出会いだったということも。
「ピノキオ」では割と「真実とは何か、虚実とは何か、言葉とは何か」という問いかけを視聴者に投げかけていますが、「ヒーラー」はもうちょっと娯楽より。
どちらもお仕事ドラマとしてはお話にならない範疇なので、ロマンスドラマの括りでしょうね。
この2作の登場人物の仕事ぶりをみていると苦笑なのは間違いないです。
ユ・ジテ演じるキム・ムンホはリベラルなスター記者ですが、彼もヨンシンと再会することにより自分の中の職業倫理を問われることになるのでしょうか。

 


 

Commented by kirikoro at 2015-01-01 22:25 x
yucaさん、こちらでも、おめでとうございます。

私はこういう突っ込みどころ満載のアクションドラマって、結構好きなので、最初からかなり面白く見ているんですけど、やはり5話ぐらいから、チャンウクくんにときめきだしました♪
ときめくツボを押さえられちゃっている感じはするんですが、かっこよくって、ドキドキしてしまいます。
で、弱っちい新入り君の時の彼も、可愛くって、ヒロインが助けてあげなくっちゃ、と思っちゃうのも納得できて、2倍楽しめます。
「シティーハンター」はどうしても思い出してしまいますね。
私は話の内容より、アクションの見せ方だとか、アクションとロマンスの兼ね合いが似ているかな、なんて思いながら見ています。

親世代の謎の方も、うまい具合に小出しにされていて、続きが気になりますね。
韓国ドラマの場合、最後で信じられない滑り方をするのもありますが、これはそんなことがありませんように!
祈るような気持ちで見ていますが、どうなるでしょうね?

Commented by pareana-ane at 2015-01-02 11:18 x
yucaさん、あけましておめでとうございます♪
昨年もyucaさんのお部屋で、いろんなドラマの愛の形を見せていただきました。
いつもワクワクで拝見してます~ありがとうございます。

韓、華ともに見れるドラマが増えてきました。
全部、見ることは不可能な中で、どれを見るか…と視聴の基準をyucaさんの記事に頼っております。
今年もよろしくお願いします(二拍手)

そして、さっそくの記事、嬉しく楽しく拝見しました~~♪
チャンウク君の新ドラマ、まるでお年玉だわ~。
これもチェックチェックです!
もうすぐ「星から~」も見れそうなので、今から楽しみです。

ほんとにいつもありがとうございます☆

Commented by moonlight-yuca at 2015-01-02 22:41 x
♪ kirikoroさん、あけましておめでとうございます♪

わ~い、コメントいただけるなんて光栄です!
「ヒーラー」はやっぱり話が動き出してからが面白いですよね。チ・チャンウク君に激萌えです(笑)
>ときめくツボを押さえられちゃっている感じはするんですが
そうそう、ツボを押さえられてしまいました。
もうこうなったら心地よく酔わせてもらっています。

>弱っちい新入り君の時の彼も、可愛くって、
本当に一人で二人分の魅力を味わわせてもらっています。
もしかして韓国ドラマの一番手役と二番手役を両方兼ね備えた今までにないヒーロー像かも。
いいなぁ。
ここからが物語が大きく展開していくところなので、楽しみです。
親世代の愛憎劇も気になるのですよね。

私も祈るような気持ちで視聴します!

Commented by moonlight-yuca at 2015-01-02 22:53 x
♪パレアナ姉さん、あけましておめでとうございます♪

わ~い、コメントがいただけてうれしい!

>韓、華ともに見れるドラマが増えてきました。
本当に華ドラの歴史ものの勢いが凄いですよね。
全然情報収集も視聴も追いつかない状況です。
韓ドラも青息吐息でしがみついている感じ。

どうしても広く浅くなので、姉さんのように深く濃くを目指していきたいのですが、なかなか。

「奇皇后」のへたれなタファン推しだった私なので、チ・チャンウク君の新作でも激萌えしています。
面白いよ~
ぜひぜひ。

今年もよろしくお願いします。

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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