Kiss Me・・・ピノキオ15話まで

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韓国ドラマ「ピノキオ」12話から15話まで視聴。

12話 魔笛 The Magic Flute
13話 クリスマスの贈り物 The Gift of the Magi
14話 ヘンゼルとグレーテル Hansel and Gretel
15話 ドン・キホーテ Don Quixote

韓国ドラマでは様々なアイテムが間接広告としてドラマで紹介されていますが、「ピノキオ」でもそう。
ダルポは自分のシャツの第2ボタンをイナにわたし、イナはそれにチェーンを通して自分のお守りとして持っています。
このボタンが劇中ではかなりなキーアイテムになっています。
ダルポの心をイナにわたしたということに。イナはダルポの気持ちを受け取ったということに。
ボタンは2人の恋心の象徴になっています。
しかし、単なるボタンに見せかけて、やっぱりただのボタンじゃないのよね~(笑)

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Agatha Paris のButton Pendant Necklaceです。まだオンラインショップで入手可能かな。
「星から来たあなた」に比べると、ファッションブランドはローカルブランドがほとんどなのでファッションチェックをする楽しみは少ないドラマです。
まあ社会人1年生たちのドラマなので「ピョルクデ」みたいに高級ファッションに身をつつまれても困りますが。
AGATHAをはじめ割と高くないブランドばかりかな。
しかしその中でも、ブルーノ・マリがスポンサーになっていることもあってダルポといい、イナといい、いい靴を履いています。
記者クラブに所属する記者は歩き回って靴をすり減らして、記事の書き方を覚えていくのだから、ブルーノ・マリを履くなんてそうとう贅沢で羨ましい。
あ、カバンもブルーノ・マリだったりするよね。
お金がないと言っている割に、結構衣装持ちなダルポとイナです(笑)
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8話のUgg Sheepskin Wired Earmuff。イヤーマフはカワユイなぁ。日本では13000円くらい?
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15話でのダルポが来ているコートは格好よかったです。
BYUNGMUN SEOという韓国人デザイナーの2014秋冬コレクションの一品。どことなくジバンシィの香りがしますが、レザーの切り替えが非常に特徴的なコートだなぁ。
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ダルポが持っていたリュックはCote&Ciel のNile Rucksack Obsidian。
「ナイル川の海岸にある、丈夫で耐久性のある天然の火山ガラスからインスパイア―」されたリュック(笑)で、これも近未来的なリュック。36000円ですね、日本では。
どのくらい近未来的かというとこのリュックからフードが出てきて被ることができるのよね。
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そしてこの時イナが着ているコートは2econd floor というブランドの Harem dubble coatです。
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2econd floorはコン・ヒョジンがイメージモデルですね。同じコートなのですが、イナ(パク・シネ)はカジュアルに着こなしているわぁ。

あ、いけない!
ファッションのことを語り出すときりがない(爆)
全然本題のドラマの感想にたどりついていないじゃないの!!
ファッションレビュウを書くつもりはなかったのに、どうしてこうなったの?(苦笑)
続きは本筋について、ネタバレですので。

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イ・ジョンソク君には引き続きときめいていますが、どうしてこう物語の展開がもたもたしているのだ?
そもそもテレビ局の記者1年生として警察記者クラブに所属しているダルポやイナがね、共同で事件の真相を追っかけているというのがどうにも腑に落ちません。
マスコミってライバルと特ダネの抜いたり抜かれたりの仕事でしょう。
ライバル局の1年生たちが仲良しこよしで共同で事件を調査している事態が私には理解できないなぁ。あり得ないと思う。

13話で酔っぱらったあげくにダルポはイナに言うわけです。
「俺はお前とつきあうわけにはいかない。でも・・・他の人のところには行かないでくれ」
思わず鼻息が荒くなっちゃいました。
その直前のアボジとのやり取りがハートウォーミングだったがために、ここで一気に私の胸キュン度合いが急降下。
ここは萌えどころなのでしょうか? おそらく萌えどころなのでしょうね・・・
暗い闇に取り残された兄に対して、幸せな自分が許せずに、自分だけが幸せになることが耐えれずに、幸せを手放す(イナを手放す)代わりに兄に自首してくれと頼んだダルポです。
それなのにイナを諦められない、それどころか束縛さえもしようとしています。酔っぱらって言うところがなんともなぁ・・・
えっと、兄ちゃんの暗い闇に対しての罪悪感はダルポからなくなったのかなぁ?
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私、このシーンで涙ぐんだのに~
兄ちゃんの闇を共に背負おうと決意したダルポは、もっと苦しまなくっちゃいけないのに、15話であっさりイナに「お前とは離れられない」と告白します。
いいんですよ、離れられないのは。
でもさ、そこは兄ちゃんに謝ってからじゃないの?
なんだか12話からの展開は切ないのだか、もどかしいのか、じれったいのか訳がわからないもやもやした展開だなぁ。
彼らの仕事ぶりの迷走とともロマンス路線も迷走中な12話からの展開です。

テーマが「真実とは何か、報道とはどういうものか」と投げかけている割には、ダルポのご都合主義で物語が展開するのがちょっと引っかかるのよね。
イナ母も13年前と同じ過ちを再び繰り返そうとしているし。彼女には報道人としての職業倫理がないのかしら。
夫を捨て、子供を捨てて、手に入れたかったのは、世論を誘導する力だったのかしら?
真実を報道するというプライドではなくて?
だんだん「ピノキオ」の物語の黒幕が見えてきて、ちょっとそのことに私は戦慄を感じています。
この物語では母は悪役なのかと。
イナは母のことで罪の意識を持ち、そしてボムジョも?

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でも、兄ちゃんにはチャ・グァンウ弁護士がついてくれているのでほっとしています。
きっと胸が熱くなるような、真摯な弁護をしてくれるはずだから。それだけが兄ちゃんの救いですね。

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展開がもたもたしていましたが、やっとロマンス路線に戻ってきたかな?
ここでAgatha Parisのネックレスはいい仕事をしてくれました。
ダルポの心は常にイナのそばにあることを、イナはダルポから決して離れないことをダルポに気づかせてくれます。
離れられない2人は、周囲をどう説得していくのか。
嘘で固めた人生でも真実はそこにあるように、嘘でいくら愛していないと言っていても愛はそこにあるのです。
離れられないとういう事実に向き合う二人は、愛から目をそむけないと決めた二人は、これからきっと知っていくであろう真相に対してもきっとまっすぐとそのまなざしを向けて受け入れていくに違いない。

BGM:Zion.T (자이언티) – Kiss Me (ピノキオOST)

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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