さてそのほかはみな、狂気の沙汰・・・奇皇后

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韓国ドラマ「奇皇后」の私的極論。

 

Auf die Hande kust die Achtung, 手の甲なら 尊敬のキス
Freundschaft auf die offne Stirn, 額の上なら 友情のキス
Auf die Wange Wohlgefallen, 頬の上なら 厚情のキス
Sel’ge Liebe auf den Mund; 唇の上なら 愛情のキス
Aufs geschlosne Aug’ die Sehnsucht, 閉じた瞼の上なら 憧憬のキス
In die hohle Hand Verlangen, 掌の上なら 懇願のキス
Arm und Nacken die Begierde, 腕と首なら 欲望のキス
Ubrall sonst die Raserei. さてそのほかはみな 狂気の沙汰

Franz Grillparzer “Kus”(1819)

 

 

コメントでご質問をいただきました。「なぜ日本ではワン・ユの方が人気があるのでしょうか?」
う~む、これは深遠な問いかけです。個人的な趣向と言えばそれまでのこと(笑)

 

①既に出来上がった、陰ながら守ってくれる男が好き
②一緒に育っていけるor育てられる、傍でいつも好きと言ってくれる男が好き

 

とお答えくださった方がいらっしゃいます。日本では①の方が人気があるとのこと。なるほどと大きくうなずきますよね。
実は私は、これっぽっちも、まったくと言っていいほどワン・ユの方には第1話から心がぶれなかったのです。
思い返してみてください。1話のファーストシーン、タファンと結婚するスンニャンを切なく見るワン・ユの表情でこのドラマは幕開けするのに。切なさオーラ全開だったのに。
中盤以降、ほとんどワン・ユだけのシーンは早送りしていた(笑)
どうしてワン・ユに惹かれないのだろうとずっと考えていました。

 

 

 

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私がチェ・ジンモを知ったのは映画「カンナさん大成功です!」
その時はなんてきれいな男性なのだろうかと思ったのですよね。だから長年のチェ・ジンモのファンは彼を応援しているだろうし。
ワン・ユは非常に分りやすい男なんです。古き良き騎士道の男。
「トラブルが君を襲ったら、いつでも僕を呼んでくれ。世界のどこにいても、君を救いに行くよ。古ぼけた物語の、騎士のようにね」
そんな円卓の騎士ランスロットなのです。自分だけの騎士がいるということは、少女マンガで育った私たちの理想なのかもしれない。
「キャンディ・キャンディ」の丘の上の王子さまのように。
しかし騎士道に酔う男というのは、スンニャンのためにここまでできる俺ってかっこいいだろう。そんな自己満足がのぞいているのでワン・ユの愛にはほだされないのです、私にとって。
スンニャンを愛している自分が好き、そんな愛に見えてしまうのです。
わかりやすい愛のカタチなのだと思いますよ。ワン・ユの愛は。
視聴していて安心できる。彼が家来を、国を、スンニャンのために犠牲にしても、どれだけスンニャンを思っているかという愛の大きさに換算できるので、非常にわかりやすい。
私ってこんなに愛されているのねと、女もまたうっとりできるそんな愛のカタチ。
ナルシストなので決して無様に愛のために己を見失うことのない、そんな愛のカタチ。

 

 

 

無題
それに比べると、タファンの愛は底なし沼なの。無様なの。
スンニャンを手に入れた瞬間に、彼の心には今度はそれを失うのではないかという疑いがきざす。
幼いころに愛されないで育った人間ほど、成長してからの愛を切実に求めている。
しかし愛され方を知らないタファンは愛し方を知らない。
「僕に幸福になる資格があるのだろうか。もっとも愛されるべき親にさえ愛されないで育ったこの僕に」そんな問いに直面するのだ。
スンニャンと抱き合えば抱き合うほど、2人の距離がわかる。
触れ合う喜びは一瞬。抱き合えば抱き合うほど、彼女との距離を感じていくのだだから。
手に入れても手に入れても充ち足りない、これで幸せという地点にたどり着けない底なし沼の愛だから。
ワン・ユが国や家来をスンニャンのために捧げるのは愛の大きさを示すためだけれども、タファンが皇帝になるのはスンニャンを手に入れるための手段でしかなかったのよね。彼女が喜ぶためならばなんだってする。
しかしどこまで行っても愛されているという実感を得ることができない。
スンニャンが自分のものだという実感を得ることができない。
自由なスンニャンが好きなのに、スンニャンを独占したい。自分だけを見ていて欲しい、自分だけを愛してほしい。
真摯に「愛」を突き詰めていった男なのです。タファンって。
でももともと別々の人間なのだから愛によって一つになるなんてことは、相手を殺すか食べちゃうかしかない訳で、それができないからタファンは壊れていくのです。
そんな狂気の沙汰の愛のカタチをタファンから感じるので、君子危うきに近寄らずでタファンの愛のカタチよりもワン・ユの愛のカタチの方が人気があるのでしょうか?

 

 

ワン・ユの愛が「愛は惜しみなく与うもの」であれば、タファンの愛は「愛は惜しみなく奪うもの」なのかもしれません。タファンは奪えなくて壊れちゃったけれども。

 

 

 

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「奇皇后」の感想でも書いたような気がしますが、650年後にタファンとスンニャンが出逢っても二人は同じことを繰り返す気がするんだけれどもね。
愛にのめり込む男と愛を信じない女の恋愛は、どれだけ時を重ねても愛はすれ違うしかないと思います。
相性が悪いのに惹かれてあってしまう、ってところが愛の不思議さなんですけれども。
タファンに出逢った瞬間にスンニャンは逃げるべきなのです(笑)
だってタファンの接吻はまさしくUbrall sonst die Raserei ですからね。
どこまでもどこまでも堕ちていく人間の、気が遠くなるような悦楽的な愛をタファンから感じます。

 

追記:

なんて書いていたのすが、衝撃的なことをご指摘いただきまして(笑)
タファンは母性本能をくすぐると。
そうか、母性本能は考えなかったなぁ。
もしかして若い子はワン・ユ好きで、ヌナはタファン好きってそういうオチになるわけですか~(爆)
衝撃です。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 38 )

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  1. yuca

    鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    保守的な日本女性はワン・ユ派多しですね。

    そうそうおっしゃるようにタファンのことを考えていくと、私もピダムと比較していました。
    タファンはどうやらある種の女性の母性本能もくすぐるみたいですね。タファンのこと好きですけれども、でもピダムの方が心が痛くなるくらい好き。
    もしかしたらタファンは育ち方によってはピダムのようになったのかもしれないなぁ(へたれだけれども)とも思いました。

    そっか、現代だったらスンニャンとタファンは上手くいくかもね。
    もしかしてタファンが皇帝だったということがそもそもの間違いだったのかもね~
    やっぱり姉さん女房的だと上手くいくのかもしれませんね。

    しかしタファンやピダムのような男に愛されたら、女も全身全霊で向き合わないと太刀打ちできない気がします(笑)
    トンマンが最新式の兵器、花将軍たち、そしてユシンまで投入してピダムを殺そうと最善をつくすように。
    相打ち覚悟で最前線から一歩も動いちゃいけないのよ。

  2. ミルキー

    yuca様
    ミルキーです。

    きゃ~~!!ありがとうございます~~♪
    わたしの疑問であった「なぜワンユの方が日本で人気(某N●Kアンケート)なのか」に奇皇后の記事をアップして答えて頂いて、嬉しくてしかたありません。
    嬉しくて言いたいことがいっぱいあり過ぎるので、少しだけにしますね(笑)

    まずは一言!
    タファンは母性本能をくすぐりますよ~(爆)
    私の無くなりかけた(笑)母性本能を、思いっきり刺激してくれましたもの。
    私の場合はワンユを好きにならなかったのは、中の人^^;にも少し理由があるかもしれませんが・・・。
    でも守ってくれる騎士は大好きで、ときめいていたはずなんですよ、今迄は。
    恐るべし、チャン君の魅力(←ファンなので、すみませんm(__)m)

    yuca様、650年後はあの最終回の後に見たので、絶対に今度は幸せになってほしいなーと思って観てました。 私にとっては、本当に心が救われた650年後の動画でした。

    yuca様、抱き合えば抱き合うほど、距離を感じ、餓えていくタファンを思うと辛いですね(>_<)

    「僕に幸福になる資格があるのだろうか。もっとも愛されるべき親にさえ愛されないで育ったこの僕に」という言葉ですが、これ『蒼のピアニスト』のイナも同じようなことを言っていましたよ。
    愛され方・愛し方を知らない、イナやタファンの後に、ヒーラーのジョンフで、ちゃんと人を愛し、愛されていたのを見れてホッとします(笑)

    少しだけ・・と言いながら、沢山コメントしちゃいましたm(__)m

  3. にゃんころりん

    yuca様

    早速の記事UP、ありがとうございます。
    タファンの愛はまさに底なし沼なのですね。
    そういう愛し方をする男は、たいていのお話では悪役で、男主人公ではないんですよね。
    要するにヒーローの姿じゃないから、勧善懲悪好きの日本では少数派なのかも。

    >若い子はワンユ好き
    いえいえ! ワンユ派の私の友人もNHKのスタジオにいらっしゃる奇皇后ファンの皆様も、立派なヌナでございます!

    そしてyuca様
    冒頭の接吻の詩、感激しました!
    昔、あるマンガで出だしの何節かを読んだことがあるのですが、ここで全編読ませていただけるとは。
    こちらにも感謝です。

  4. にゃんころりん

    yuca様 追伸です。

    私も冒頭から一度もワンユにブレたことありませんでした。
    最近ではジンモ氏の様々なインタビュー記事の内容も相まって(彼はワンユという役にあまり愛情を持ってない気がして…)、さらに受け入れ難くなりました。

  5. yuca

    鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    お返事音速でしたか(笑) なるべく早いお返事を心がけようと思ってはいるのですが、なかなか・・・
    なるほど、時代劇だからこそ見ることができる愛のカタチですね。うん。
    鍵コメさまほどは全然時代劇を見てはいないのですが、ヒーローはストイックだなぁと思いますもの。
    いろいろな規制があり、自分の自由に生きられない時代だからこそ、その規制をはみだすようにあふれ出す愛のカタチにたまらなく惹かれます。

    ピダムね、1時間でも語れそうですよね。ピダムの育てられ方が彼をゆがめたことは多くの人が触れていますが。
    彼は世界でたった一つしかない言葉でトンマンを愛そうとしたのよね。
    どんな愛の言葉より甘く、深く、切なきその言葉を彼女に囁こうとしたのよね。
    「愛している」「ごめんなさい」よりもはるかに深い、忘れられない言葉。
    その言葉を叫ぶには反逆するしかない言葉。ピダムだけがその名を叫ぶ権利を、自分の死を賭けて得た。
    「この世のすべてのものには名前があるけれど、王にだけはない」そのことが、今でも私の心をしびれさせています。

    そして、「FSS」!
    あれ、私どこかでこの物語のこと書いたかしら?(笑)
    大好きで、大好きで、年表、解説本も持っています。あれこそ物語の醍醐味だよね。終わらない物語。
    ファティマという歪な存在を愛していますし、何しろ用語にしびれている。設定フェチなのです。
    irst Easter Mirage Corpsと聞いただけでよだれが・・・

  6. yuca

    ミルキーさま、コメントありがとうございます♪

    この疑問は、とても私ごときなどでは歯が立ちません(笑)
    ワン・ユのことを書こうと思ったのに、やっぱりタファンのことで終わってしまいましたよ。

    >本当に心が救われた650年後の動画でした。
    うん、そうだよね。「奇皇后」のタファンの最後は、私も彼にとって幸せだったと思っていたのです。たとえああいう別れ方でも。
    だから650年後など無理して転生する必要はないよとも思っていたのですが。
    同じ過ちを繰り返さないために2人は出逢うのですよね。
    イキなCMですよね。タファンとスンニャンの心だけではなく、私たちの心も癒すのですもの。

    >『蒼のピアニスト』のイナも同じようなことを言っていましたよ。
    えええ~、そうなのですか!
    やっぱり、視聴すべきか。
    聞けば聞くほど私好みのドラマのように思えてきます。しかしチャンウク君に肩入れしすぎて、切なすぎてかなりのストレスがありそうで・・・(苦笑)

    >ヒーラーのジョンフで、ちゃんと人を愛し、愛されていたのを見れてホッとします(笑)
    本当にそれは思いました。
    だからこそ「ヒーラー」が好きなのよね。
    世界との関わり方を知らなかったジョンフが、愛を知ることにより、世界を知るという設定。
    王道ですけれども、「ヒーラー」というタイトルに沿った素敵な物語ですよね。

  7. yuca

    鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    ほんとだ~、タイプミスしている。これじゃあ訳分からないじゃない(笑)
    修正しました。ありがとうございます!
    ついつい自分が2だからね、そう書いてしまいました(爆)

    でも、やっぱりタファン派は少数なの?
    信じがたい・・・(爆)
    タファンを見ずして、「奇皇后」で見るところはありのか? あ、タルタル師匠も好きですけれども。

    トイレタイム(爆)
    私だけじゃなかったのね! なんだかすごくウレシイ!!

  8. yuca

    にゃんころりんさま、コメントありがとうございます♪

    極論です。いまだにタファン派が少数なんて納得できない・・・
    ワン・ユを好きでいるという選択肢が端からないので。
    確かにタファンの愛は少し毒毛があって、そこが嫌な人はいやなのかなぁ。

    ワン・ユ人気というのはね、どこかヨン様人気に似ているような気がしています。
    日本ではある種の世代の方々にいまだに強いヨン様人気があって(ドラマにも出ない、映画にも出ないのに)、盲目の信仰みたいな感じ?
    同じようにワン・ユ人気も変革を好まない、前例と同じことを選ぶ保守的な感じが出ていますね。
    ワン・ユとの恋は、決して破滅には(ワン・ユは破滅したけれども)つながらない。
    愛された女にとってはいい思い出だけが残る・・・といった受け身な愛のカタチが好きなのかもね、日本人は。

    >冒頭の接吻の詩、感激しました!
    おおお、喜んでもらえて何よりです。
    でも、愛ってね、狂気のさたなんだと私は思っているので、やっぱりタファン推しなのです。

  9. yuca

    にゃんころりんさま、どもども~♪

    >あまり愛情を持ってない気
    なんとなくそんな感じが、画面から透けて出ていますよね。
    だからワン・ユの愛は、私にはうさんくさく感じるのかもしれない。ものすごく納得できるインタビューです。

    いいこと教えていただきました!

  10. にゃんころりん

    yucaさん
    またまたおじゃまします。

    >これで幸せという地点にたどり着けない

    タファンが1度はたどり着いたと思えた幸せを手放してしまったのは、仕方ないことなのかもしれません。
    あの時代、皇帝という地位にあり、育った環境や性格を考えると抗えないことだったのでしょう。
    友達とよく話すのですが、たったひとつタファンに過ちがあるとすれば、バヤンを皇后に迎えた夜にお酒を飲んでバヤンの寝所に行き、朝まで帰らなかったことだと思います。(あ、BS的にはネタばれですかね⁇)
    スンニャンが焼きもちを焼くという、非常に貴重な(!)スンニャンからの愛を見ることが出来る大好きなエピソードですが(スンニャンってタファンのこと愛してるの⁉︎って憤っていたので、こんなにタファンのこと好きだったんだね〜と嬉しくなりました)、このことによってスンニャンは自分とアユのことを自分で守るために地位を手に入れなければいけないと決意したし、タファンはスンニャンがそばにいれば補ってくれた自分の弱さから逃れることが出来なくなったから。
    この夜、タファンがお酒を飲まず、毅然とバヤンの所に行って戻っていれば、2人のその後は違っていたでしょうね。

    650年後の2人は、タファンを縛るものがないので、きっと上手くいくと私は思えますよ。

  11. FANです・

    あらま、王様って人気有るんですね。
    そういえば、NHKの番宣でそんなアンケートを取ってたような・・。
    もし、その結果であれば。
    やはり、きちんと受信料をお支払いになって居られる、正しい方たちには、
    集団ホームレスの王様へ同情が高まるのでしょう、きっと。(おいおい)
    ※受信料払ってなくても、投票って出来るのかな?集計に弾かれるのかな?ま、いいや。

    私の周りでは、一茂(王様)とタファンを比較する時点で、無理が有ると言っております。
    ま、概ね、顔だけで言ってますが。

    確か、ピアニストのドラマでも、兄とどっちが好み?と盛り上がっていましたが。
    鉄仮面(兄役の演技)と比べても、勝負にならない、と一刀両断でした。
    あちらの俳優さんにしては、ちょっと西欧風な華が有る造作なので、仕方ないワ。
    一茂(王様)、兄役の人、ごめんね・・。

  12. yuca

    にゃんころりんさん、コメントありがとうございます♪

    >たったひとつタファンに過ち
    時代劇の面白いところですよね。皇帝の役目の一つとして後継者をたくさん作らなければならないという縛りがあって。
    あの時代としては当然であることなのですが、現代の女性が見たら憤慨してしまう。
    面白いことに時代劇のヒロインって、現代の感覚を持ったヒロインが多いので彼女もまた深く傷つくのですよね。
    そういう縛りからいかに逃れて、自分の迸る愛をつらぬくかがタファンの見せどころでもありました。

    本当におっしゃる通り、あの場面からスンニャンは愛なんて目の見えないものだけにすがるのではなく、地位や権力だけが自分を守ってくれると思うようになりましたものね。
    むしろ自分が権力を持って、タファンを守ってやらねばとも思ったのかも(笑)
    普通のドラマではヒーローが己の無力さをかみしめて世界に戦いを挑んでいく話なのに、「奇皇后」ではヒロインが世界に挑んでいきました。
    「奇皇后」って実は男女逆転ドラマではないかとも思っています。
    いかにタファンを守っていくか、みたいなね。
    そこら辺が面白いのですよね。

  13. yuca

    FANさん、どもども~♪

    >あらま、王様って人気有るんですね
    もう、びっくりしました!まあ、あれだけワン・ユをこきおろしていたら(笑)、ワン・ユファンはこのブログにはコメントを書かれることがありませんよね。
    そのことを失念しておりまして、すっかり日本国民はどちらかと言えばタファン派だと思っていたよ私(爆)
    むしろ王様派から嫌がらせを受けなかったことを僥倖に思わなくちゃいけませんね。

    あまりにも狭い世界しか見ていなかったことを思い知らされ、かつマイナー派だったのねという衝撃でもっと謙虚に生活しようと決意しました(爆)
    常にネットの最果ての地で、愛を叫んでいることを思い出さなくてはいけないわよね(笑)

    しかし「奇皇后」より「スベクヒャン」の方がはるかに面白いのに・・・

  14. yuca

    鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    きゃあああ、どのマンガも私の萌えツボですよ(爆)
    語れる、語れる、何時間でも!

    高河ゆんの「アーシアン」ですよね。ちはやと影艶。「源氏」も好きでした。高河ゆんの登場は、少女マンガ界においてエポックメイキングな出来事だったと思います。
    中山★香もね、「妖精国」大好きです。アーサーも好きですけれども、グラーンの第一王子LOVEでした。
    あ、このころから悪役好きの傾向が・・・

    「ロリィの青春」!今、復刻本でみたらなんてことはない物語なのですが、なんだか面白くて好きでしたね幼少のころ。
    上原きみ子って、古臭いのですが、読者の胸の熱いところをきゅっとつかむのがウマい。
    いてもたってもいられなくなる恋心とか、生きていくことの切なさとか、少女マンガ特有の胸きゅんきゅんを味あわせてくれたのよ。
    「炎のロマンス」「天使のセレナーデ」とかね。
    まだ恋をしたことのない少女たちに、恋ってこんなに熱いのよね、こんなに苦しいの、こんなに甘美なのってことを教えてくれました。

    「FSS」アマテラスとラキシスは双璧ですが。
    カイエンLOVEです。モーターヘッドの造形美、ファティマの設定にうっとり。

    ・・・ってやっぱり私、ものすごいオタクですね(爆)

  15. にゃんころりん

    yuca様

    ワンユよりタファン推し、というブログは数あれど、ここまでワンユをこき下ろしてるブログはなかなかないかも⁉︎ 拍手‼︎

    50話でワンユがタファンに殺される時、ワンユはタファンに「お前はスンニャンの為に何をした?」と問いますが、これこそがまさに『僕ってスゴイだろー』的な自己満足愛の表れじゃないですか⁉︎
    自ら暴露しちゃってますよね。
    ずっとそばで見ていた訳でもないのに、この自信満々なセリフは何様⁇
    タファンだって何度もスンニャンを助けてるけど、アンタが知らないだけだよ!とみんな思いましたよね。
    ワンユファンは思わないのかしら?
    それは厳然たる事実なのに。

    そんなヤツだけどワンユが好きって人はまあご勝手に、って感じですけどね。

  16. FANです。

    ワ・・わ・ユカ様ったら、またこんなところで、この方は全く。。大爆笑ですわ。
    @王様派から嫌がらせ・・・僥倖に思わなくちゃ・・・。

    ええ、・・・・はい、確かに。個人的見解に派閥をけしかけて煽る、不明の波及。
    情熱のベクトルの行き先は、ドローンより謎です。

    違いの分かるゴールドブレンドで在りたい。そして、あなた様の僥倖をいつも願って居るFANでした。
    (決して、天皇の料理番に心魅かれて、チンム公の姉を見限ろうとしている、罪滅ぼしではありません) 

  17. yuca

    にゃんころりんさま、コメントありがとうございます♪

    笑った、笑った!
    だんだん私たち、ワン・ユに対して率直にけなしているし(爆)

    >こまでワンユをこき下ろしてるブログ
    あれ?ちょっと真綿にくるんだようにこきおろしましたが、そんなにわかりやすかった?(爆)
    にじみ出るものなのね。

    まあ、ワン・ユだってスンニャンのためにすべてを投げ打ったのにどうしてここまで嫌いなんだろうね、私たち(爆)
    でも、もしかするとですね、ワン・ユみたいな男で手を打っておく方が、女としてはそこそこの幸せなのかも。
    まあ、なんというか、キープ君ですか、やっぱり。

    ・・・ワン・ユ派に石を投げられるかもしれません、このブログ(爆)

  18. yuca

    FANさん、どもども~♪

    >情熱のベクトルの行き先は、ドローンより謎です。
    はい。こんなにネットの最果ての地ではございますが、そういうベクトルは向けられたくないので、自主規制で真綿にくるんだようにワン・ユのことを書いておりましたが。
    とうとう素が出てきたと申しますか、コメント欄では率直にワン・ユをこきおろしています(爆)

    まあ、コメント欄でしか書けない小心者でございますが。

    >天皇の料理番に心魅かれて、チンム公の姉を見限ろうとしている
    笑った~
    チンムが泣くよ。ただでさえ、ハートブレイカーなんだから。

  19. にゃんころりん

    yuca様

    私たちが、yuca様が用心深く包んでらした真綿を剥がしてしまったのでしょうか?
    反省いたします…!

  20. メロメロ沼の同志

    yuca様 皆様

    皆様の正直過ぎるコメントに 私、紅茶を吹きました!
    (でもそういうところが大好き❤)

    にゃんころりん様が指摘されているのは、例のガイド本のインタビューでしょうか?

    ワン・ユ役の俳優さんは演じたいと直訴され、タンギセ役の俳優さんも…….。
    主演女優さんも自分以外の役で演じたいのは、タファンだと言っておられたようですし、
    役者目線でみると、タファンのように変化する立体的なキャラは演じる面白さがありますものね。

    あの枠の視聴者は、最初から最後まであまりブレない役(賢そうで分別があるように見える)が好きなのかなと思っています。
    そして「君主なんだから、男なんだから、こうあるべき」とか思うんでしょうね。やはりちょっと保守的。
    最近ツイ民の若いお嬢様方にタファンファンが増えているのが、ちょっと嬉しいかな♪

    『たったひとつタファンに過ちがあるとすれば・・・・』 
    その後の2人のすれ違いはここから始まっているのですね。

    あっ!yuca様、チェ・ジニョクが好みなんですね。軽く~ショックだわ(笑) 兵役フラグが発動!
    私は、お顔がちょっと苦手なんですよ。でもスタイルはいいですよね?
    「高慢と偏見」Colin Firth好きだから手厳しいのかも(爆)
    歌は、JCWやハヌル君の方が上手いですよ。MBC演技大賞、白タキシードもJCWの勝ちだったかな。(嫌な奴だわ 私って)

  21. メロメロ沼の同志

    補足
    本当は軽ーくではなく、かなりショックなのですが…….。
    yuca様は、誰かの女になってはいけません!きらきらJCWにも堕ちなかったのだから!!
    孤高の女として、チェ・ジニョクにも堕ちてはいけません。(爆)

  22. yuca

    にゃんころりんさま、おはようございます♪

    笑った~!!
    大丈夫、ものすごくすがすがしい気分です。

    そうです。わたしは
    ワン・ユが苦手なのよ!

    すっきり!やっぱり奥歯に物が挟まるように、真綿にくるんだように言っていてはだめですね(笑)

  23. yuca

    同志さま、おはようございます♪

    まず、謝罪します。
    >兵役フラグが発動!

    そうです。わたしの魔性ぶりにお気づきになられましたか?
    今まで、いいなぁと思った俳優さんは皆さま入隊されるというジンクスをひそかに持っております(笑)
    なぜかドラマで気になった俳優さんは、すぐ入隊。2年を待ち切れずに、他の俳優さんに心が奪われる。
    その繰り返しでございます。
    私が特定の俳優さんに堕ちないのは、追っかけようにも新しい情報が入ってこないので(入隊により)自然消滅・・・なのよ。

    まあ、入隊前のドラマ選びって俳優さんたちも除隊後の仕事の有無にかかわってくるので、かなり真剣だと思うし、そしてその演技も素晴らしいものですよね。
    私が毎回入隊前の俳優さんに堕ちそうになるのもうなずけます。
    だって皆さま渾身の演技ですもの。

    >チェ・ジニョク
    好きなのかな? 雰囲気が好きですね。彼のちょっとあきれたような顔をする時が、ピンポイントで好きです(マニアックすぎ・笑)

    >歌は、JCWやハヌル君の方が上手いですよ。MBC演技大賞、白タキシードもJCWの勝ちだったかな。
    そりゃそうです。チャンウク君は360度OKな男ですから。脱がなくたって眼差しだけでファンを虜にしますもの(笑)

    そして、ワン・ユ。(付け足しのように・笑)
    彼が苦手だとカミングアウトしたので、すがすがしい朝を迎えられそうです。

  24. yuca

    同志さま、どもども~♪

    >孤高の女
    笑った~~!!

    俳優には堕ちませんが、キャラにはすぐ堕ちる女です(笑)

    >きらきらJCW
    えっと、インスタを注意深くチェックするのが私の日常になっていますので。
    インスタでフォローしている俳優さんってチャンウク君だけです。
    魔性のチャンウク君(笑)

  25. ミルキー

    yuca様❤
    ミルキーです~♪
    久しぶりにこちらに来たら、すごく盛り上がってますね(笑)
    yuca様ったら、カミングアウトしたんですね。
    私はワンユも中の人も苦手です(あっ!言っちゃた(爆))

    私は基本、上から目線、自分が前に前に出てくる人が苦手みたいです(これは限定の人ではないですよ^^;)
    チャン君はその真逆の人ですから、私が好きになるのは必然だったんです (笑)

  26. FANです。

    ユカ様の真綿って、蜘蛛の糸で出来てると思います。カンダタだけでなく、王様もチョッキンされたのでした。次は誰だろう。(私か?)

  27. yuca

    ミルキーさま、おはようございます♪

    >私はワンユも中の人も苦手です(あっ!言っちゃた(爆))
    笑った~! 
    なんだかカミングアウトしたらすっきりしますよね。

    >チャン君はその真逆の人ですから、私が好きになるのは必然だったんです (笑)
    謙虚な印象を受けますよね。あんなに美しいのに。
    上から目線だとナルシスト臭を感じますが、チャンウク君は決してそんな印象を与えない。
    稀有な存在だと思いますよ。

  28. yuca

    FANさん、コメントありがとうございます♪

    >王様もチョッキンされたのでした
    だ~か~ら、なるべく品行方正に嫌いなキャラクターの悪口は書いていない・・・

    ・・・・・・

    今読み返してみると書いていました(笑)

    申し訳ないくらいにこの方に興味がもてません(爆)

    結構ひどい、私。

  29. FANです。

    いいえ、ユカさんはちゃんと、@もうしわけないくらい・・
    と、努力しようとした、と結果を残しておられます。
    そんなユカさんの冷めて行く気持ちが、分かるワとコメントした私なんぞは。

    一茂にしか見えない、だ、鼻声、ああ無理だ。と、王様の人物像に触れようともして居なかったのでした。
    ひどいを通り越して、呆れた視聴者のわたしです。

  30. yuca

    FANさん、おはようございます♪

    >努力しようとした、と結果を残しておられます。
    あははは、笑った~
    「しようとした」と過去形ですし(爆)

    >王様の人物像に触れようともして居なかったのでした
    生理的に苦手なタイプっていますよね。(さりげなく暴言)

    「奇皇后」はですね、王様のキャラがもっと陰影に富んでいたらもっと面白かったと思うのに。
    タファンとスンニャン以外は薄っぺらいのですよね。描き方が。
    脚本の問題で、王様の問題ではないのかもしれないよね。

  31. ミルキー

    yuca様
    お久しぶりのミルキーです。
    yuca様がペクドンスに挑戦ということで、どちらにコメントしようか悩みましたが、やはりこちらにしました。

    yuca様、チェ・ミンス氏堕ちされているということで、多分ペクドンスでも同じ症状(?)が起こるのではないかと推測します(笑)
    実は私、ペクドンスでチャン君に堕ちました。
    多分キャラクター的には、ウン役のユ・スンホ君に堕ちる人が多いかもしれませんが、私はチャン君だったんです!!
    奇皇后やヒーラーのチャン君を見た後だと物足りなさを感じるとは思いますが、可愛いし、何よりアクションのキレが良くてとてもカッコイイですよ~❤

  32. yuca

    ミルキーさま、コメントありがとうございます♪

    >多分ペクドンスでも同じ症状(?)が起こるのではないかと推測します(笑)
    「ペク・ドンス」すすめてくれてありがとうございます。
    今までも過去に何度もこの番組勧めていただいていたのですが、毎回「いつか」と言いながらいまだ視聴せず。
    もはやミルミル詐欺と化していた私です。

    しかし、チャンウク君、ユ・スンホ君、ミンス氏と私の大好きな方ばかりが出演と知り俄然興味がわいてきました。
    遅すぎるけれども(爆)

    >物足りなさを感じるとは思いますが、
    そうなのよね。「ヒーラー」を見た後では物足りないだろうなぁと思うのが二の足を踏んでいた理由です。
    しかし、予告編を視聴してみたらヤッパリカワユイ。

    またしてチャンウク君に堕ちるのか、スンホ君なのか、はたまたミンス氏なのか。
    私の狂乱ぶりを楽しんでいただけたらと思います。
    今視聴しているドラマをばばっと片付けて、来週には着手します!(笑)

  33. 花音

    突然済みませぬ

    GWに東京へ行った時ホテルで友達がBS「奇皇后」が観たいと言うので、私も一緒に初めて視聴してみました^^;
    で、チ・チャンウク君(顏は好み)と言えば、「ペク・ドンス」は視聴したことあったなと。
    スンホ君が多部ちゃん、羽生君にも似てるなとか思いながら観て・・・
    まあ、結構ツッコミ処があるドラマだなとは勝手なる感想ですが^^;

    「奇皇后」、友達はチャンウク君贔屓で、娘さんはワン・ユ役の人がイイらしく、意味が解らんて言ってましたわ(>_<)

  34. yuca

    花音さん、おはようございます!

    >突然済みませぬ
    お気になさらずに(笑)

    >意味が解らんて言ってましたわ(>_<) 私もワン・ユがいいとおっしゃられる方がいらっしゃるのがびっくりです(笑) 人の心はいろいろなので違いは面白いとは思いますが、ワン・ユ単独のシーンはほとんど早送りでした。 それでも意味がわかるという「奇皇后」のストーリーはやっぱりタファンが主役なのだと思いますよ。 「ペク・ドンス」視聴始めています! やっと5話。チャンウク君とスンホ君登場しました。

  35. にゃんころりん

    yucaさん

    突然またこんなところに出没してすみません。
    リトルプレスを読んだあと、またまたタファンのことを考えてしまいました。
    「もっとも愛されるべき親にすら愛されないで育ったこの私」という言葉に対する私の見解。
    タファンは「親にすら愛されなかった」のではなく、「愛された記憶がない」だけだと思うのです。
    タファンの母親がいつ亡くなったのかはわからないけど、物心ついた時にはそばにいなかったのでしょう。
    でも先々帝である父は、確かにタファンを愛していた筈。
    だってタファンに皇位を継がせることを条件に、ヨンチョルの差し出した毒を飲んだくらいだもの。
    ただ力がなかった為に、タファンを愛していても、タファンに愛を注ぐことは出来なかったのだと思うのですね。
    タファン本人にとってはどちらでも同じかもしれないけど、でも本当の親に疎まれたりするよりは、ずっとマシじゃないかと思えるのです。
    その点ではマハの方がずーっと不幸だよね。
    なーんて考えちゃいました。

  36. yuca

    にゃんころりんさん、コメントありがとうございます♪

    >「愛された記憶がない」だけだと思うのです。
    なるほどです。確かにそうだよね。
    あるいはタファンの親の愛は伝わりにくい愛のカタチだったのかもしれませんね。
    文字を教えなかったのもタファンが生き延びるためだったし、すべてがタファンを生かそうとした親の愛でしたよね。

    タファンだけではなく、人と人との心のつながりは難しいです。
    そういう父の愛をタファンは理解できなかった。だからスンニャンの愛も理解できなかったのでしょうね。
    愛にはいろいろなカタチがあるのに、自分が持っている愛しか知らないタファンは他人の愛のカタチを理解できないのかもしれませんね。

    >その点ではマハの方がずーっと不幸だよね。
    うん。あれは、切ない。

  37. 名無し

    共感できない

  38. yuca

    ┐(´~`;)┌