愛してるという言葉では君を側に置くことはできないのかい?・・・奇皇后 44話まで
韓国ドラマ「奇皇后」44話まで視聴。
40話あたりから、この怒涛の展開はどうしたことでしょうか。
胸が痛くて、痛くてたまりません。
かつてタルタル師匠が、「裏切るのは人でない、時世だ」と言っていましたが、まさに時の流れがかつて志を同じくして戦った者同士の立ち位置を、此岸と彼岸に分けていく。
同じ夢を抱いた同士だからこそ、相反した時の衝撃は大きく、虚しい。
タファンの心の蝕まれ方が尋常ではなく。
「奇皇后」のプロットを見ていると、タファンが壊れていくさまは想像していたのですが、ついに来たかという感じです。
タファンのヤンイに対しての寵愛に、タンギセ達の呪いが吹きこまれ5年の歳月を経て壊れてきています。
ここまで急速に心が壊れていくのは、コルタが酒に一幅盛っているのではないかと疑っている私です。
もともと皇帝としての自信がないうえに、ワン・ユと比較されているという劣等感が常にタファンの胸の内にあり、スンニャンをつなぎとめておく自信がなく、壊れてきたのでしょう。
タファンはスンニャンの彼に対する愛を信じていないのです。
スンニャンはワン・ユに向けての愛とは違うカタチでしょうけれども、タファンを愛しているのですが。
しかし、それはタファンが望む愛のカタチではないのね。
タファンが名実ともに皇帝になりました・・・物語はここでハッピーエンドで全て終わるわけではない。
タファンにとって夢見ていた全てのもの、スンニャンと皇帝の座を手に入れた瞬間、それを失うのではないかという疑いが兆すから。
ことに幸福になれていない人間にとっては。
愛を知らずに育ったタファンは、愛を切実に求めて、手に入れても手に入れても充ち足りない、これでいいという地点にたどり着けなくて煩悶するのだ。
他者というものは手に入れることなんかできるわけないのに、だって別個の存在だから。
手に入れたいと思うのなら、殺しちゃうか食べちゃうかしかする以外に自分のモノにすることはできない。
タファンが求める愛のカタチは、もうその時点で袋小路で、この先を突き詰めていくと破局と崩壊しかないのは目に見えているのですけれどもね。
それでも、一途に、真摯に、ひたむきにヤンイを恋い希うタファンを見ていると息苦しくって、切ない。
タンギセとビョンスがそんなタファンの心に呪いを吹き込んでいきます。ワン・ユからヤンイへの偽密書という形で。
しか~し、ビョンスもしぶとい(笑)
「奇皇后」はスンニャンの出世すごろく物語でもあるのだけれども、ビョンスも出世すごろくだよな。
場面場面によって、地位が変わっていくという。
ワン・ユの毀誉褒貶ぶりも激しくって。王さま→廃位→王さまに40話で復帰したと思ったら、44話でまた廃位、流罪だなんて・・・涙が出てきます。
ワン・ユの見返りを求めない愛のカタチの行きつく先は、どこなんでしょうね。
運命に流されているスンニャンの息子たち。
マハに関しては、タナシルリの呪いが吹きこまれ、いびつに育っていくさまが不憫です。
周囲の大人たちにいいように育てられているマハ。
スンニャンがマハがワン・ユと自分の間の子だと知るのはいつなんでしょうか。
忠臣ペガンの野望とタファンの狂気が呼応して元はますます狂乱の国になりつつあります。
そこに皇太后の野望、皇后バヤンの策略と、タンギセの復讐、皇子マハの妄執。
元の国に明るい未来は望めないし、ワン・ユとスンニャンの同盟だって一枚岩ではない。
時の流れの中で変わっていく人々、裏切りを繰り返す人々が主題の物語が「奇皇后」
様々な裏切りが残り7話で展開していくのだろうな。
「高麗でも元でもない私は一体どこの国の人間なのか」とのスンニャンの悲痛な叫びが耳について離れない。
スンニャンはこれからもきっと何度も傷つく。
大切なものを幾つも失って、後悔で立ち上がれなくなるかもしれない。
それを知っても、なお、立ち止まらずに走り続けていくことができるのか。
失って、傷ついて、血を流して泣くだろうけれども、自分が何のために生きていくのかを見出そうとする彼女の姿を見届けたい。
そして、やっぱり私の心の癒しはタルタル師匠。
師匠ほど、深く響く声で、どんな時でもあわてずに全てを見抜き、己の力の無さを自覚しながらも最善を尽くそうとする男を知らない。
スンニャンのことを誰よりもよく理解し、彼女の行動の理由も推察でき、そっと手助けをする師匠。
スンニャンとタルタル師匠のアイコンタクトも、「奇皇后」を視聴するうえでポイントです。
どんなに時が流れようとも、同志でいる二人を見ると、心がホッとします。
愛よりも恋よりも、深い関係。そんな関係。
どうか、タルタル師匠、これから起こるであろう狂乱の時代を生き延びてね。
yuca様
豆本、楽しみにしています♪
他ドラマは視聴していませんが(爆)
で、おまけとして奇皇后42話こちらtop画像・血まみれタファンとかリクエストできますでしょうか?最終話のあの場面もいいなぁ!!(6月だとネタバレかしら?)
top画の場面は、舞台みたいに長回しで撮影したそうですね。私が役者JCWに再度堕ちた瞬間です!(照)
そして最終話はJCWが全てを持っていったと思っています。(←痛いファンの思い込み 笑)
字幕なしで見ていたので、内容は現在視聴で確認中。
一緒に生きていくのならば、ジョンフを選びますが、一緒に堕ちて死ぬのならば、タファンを選びますよね。
あっ!一緒に死んでもいいと思える位愛してるのなら、ジョンフよりも上??(混乱中)
ジョンフ=タファン テヤンは別枠(爆)
こういう役のチョイス、JCWはファンの心を弄ぶのが上手いなと思います❤
yuca様 こちらにまで、出没し申し訳ございません。
同志さま~、コメントありがとうございます♪
>豆本、楽しみにしています♪
はい!かなり真剣に作ろうと計画しています(爆)
6月末には出来上がるように。
>血まみれタファン
もちろん!タファンははずせません!(キッパリ)
このあたりのチャンウク君はいいですよね。
>あっ!一緒に死んでもいいと思える位愛してるのなら、ジョンフよりも上??(混乱中)
わかる~!混乱するよね。
しかしタファンにしろ、ジョンフにしろ、懐かない猫のようで、自分の眼中にない女性には思いっきりクールだからね。
こちらが勝手に恋焦がれているだけですから。
>こういう役のチョイス、JCWはファンの心を弄ぶのが上手いなと思います❤
うんうん。
同じ役はやらずに、いろいろな役に挑戦してくれますよね。
どの役も魅力的に演じてくれる。
タファンなんか、最初キャスティングを予定されていた俳優さんのキャンセルでチャンウク君に廻ってきたんだよね。
準備期間が身近ったはずなのに、へたれから一転、一緒に堕ちていってあげたいと思わせるぐらいの、鬼気迫るヒーローでした。
彼の不幸はスンニャンを選んでしまったこと、インプリンティングされちゃったことでしょうね。
タファンとスンニャンは生まれ変わって現代で出逢ったとしても、うまくいく気配がないのだけれどもね(笑)
yuca様
もうもう、息が止まるかと思いましたよ。お出迎えがl’officiel hommesのJCWなんですもの❤❤❤
表紙を飾るのは4冊目ですけれど、既にポチってます。(溺愛バカです。爆)表紙以外でも…….。(大汗)
『某俳優さんのキャンセル』
これは運命だと思っています。某俳優さん、別作品を選んでくれてありがとう!JCWを私に会わせてくれた恩人です。(笑)
『彼の不幸はスンニャンを選んでしまったこと、インプリンティングされちゃったことでしょうね』
愛し方は人それぞれ、夫婦でも違いますものね。想いが強い方の永遠の片思い。だから彼は自分の命を懸けて、その想いを示した。
愛する女の膝だなんて彼的には最高じゃないですか?
故に私はsad ending とは思っていないのですよ!(笑)
『こちらが勝手に恋焦がれているだけですから』
きゃーーーー!!本当にね、彼たちにしたら迷惑な話かも。(爆)
yuca様、いつも素敵考察ありがとうございます❤
同志さま、コメントありがとうございます♪
>既にポチってます。
さすが!(爆)
そうそう同志さまのためにtopを変えたのですから。
>だから彼は自分の命を懸けて、その想いを示した。
うん。付け加えると、タファンの不幸はスンニャンが自分を愛していると信じられなかったこと。
幼少期に愛されなかった子は、愛され方を知らないのかもしれません。
愛されているという実感がどこまでいってもえることができない。それが不幸。
どんなにスンニャンが彼を彼女なりの愛で包み込もうとしても、愛を信じられない。
だってタファンの周りには彼を愛してくれた人が、今まで一人もいなかったから。愛なんて知らないから。
やっぱりタファンかわいそう・・・
ジョンフは多くの人に愛されているけれども、タファンは私しかいないかも(爆)
yuca様
すみません!コメント途中で送信されてしまいました。(大汗)
前のコメント削除できますか?
『彼を彼女なりの愛で包み込もうとしても、愛を信じられない。
だってタファンの周りには彼を愛してくれた人が、今まで一人もいなかったから。』
そうですよね。彼の不幸はそこにありますよね…….。(溜息)
『タファンは私しかいないかも(爆)』←私もそう思ってます。(爆)
yuca様、私たちて不幸な子を見捨てられない体質なんですよ。きっと!
『同志さまのためにtop変えたのですから』
yuca様、涙が出そうです。
暑苦しいJCW愛を振り撒いて申し訳ないのに、ありがとうございます❤
同志さま、おはようございます!
>コメント途中で送信されてしまいました。(大汗)
いえいえ、このブログコメント機能が使いにくくてごめんなさい。
いまだに私も分っていない(笑)
>yuca様、私たちて不幸な子を見捨てられない体質なんですよ。きっと!
ドラマの中で幸せになった子は、なんだか安心できるのですけれどもね(笑)
ジョンフには恋焦がれるけれども、タファンは私しかいないのね(そんなこと全くないけれども・笑)思わせるチャンウク君。
やっぱり恐るべし(笑)
「蒼のピアニスト」で案じたユ・イナはどんな役なのでしょうか。
さっさとチャンウク君のドラマをどれか見れって感じですよね~
でも私の中では二大巨頭、ジョンフとタファンが居座っていてね(笑)
いえいえ、こちらこそいろいろな情報を教えてくださっていつもありがとうございます♪
yuca様
私もTOP画面にドキドキです(≧∇≦*)
ありがとうございます~~~
私も不幸な子は見捨てられない(でもチャン君限定(笑))体質です^^;
ワンユに対するご意見ありがとうございました。友人たちも大納得で、スッキリしました(笑)
「蒼のピアニスト」のユ・イナは、ある意味愛されずに育った子なんです。悪役(?)の部類に入るとは思いますが、どうしても嫌いになれず、逆に善人の人たちが好きになれないドラマでした。
主役の方が何故か良い人に見れなかったんです。これは、私がチャン君のファンだからかもしれませんが・・^^;
イナがよく涙を流すのですが、そのたびにギュッと抱きしめてあげたくなります(笑)
もし、yuca様が「蒼のピアニスト」視聴されたら、またご意見を伺いたいです。
それにしても「ヒーラー」に日本放送が決定してホッとしました。なぜこんなに時間がかかったんでしょうね。
やっぱり、ジョンフとタファンは二大巨頭ですよね。
ミルキーさん、コメントありがとうございます!
よかった、よかった、喜んでいただけて!
私もブログのトップページを見るたびにドキドキします(笑)
>私も不幸な子は見捨てられない(でもチャン君限定(笑))体質です^^;
やっぱり同志だ~!(爆) だよね!
ワンユについてすっきりしましたか?
ついでに言うのならば、ワンユを演じる俳優さんが「霜花店」で男しか愛せない王を演じているのが衝撃で
それ以降彼がいくら女性に愛を囁こうとも、どうせ男の人が好きなんでしょと思ってしまう私です(爆)
>逆に善人の人たちが好きになれないドラマでした。
なんと、なんと!これはかなりのストレスですね(笑)
きっと私もミルキーさんと同じ感想になりそう。
>「ヒーラー」に日本放送が決定してホッとしました。
本当に長かった。
7月ですよね・・・
「ピノキオ」なんかものすごい早かったのに。
ちゃんとした日本語字幕でジョンフを楽しめます!
ノーカットであることを祈るばかりです。
yuca様
『リトルプレスP28 オールカラー』
yuca様、リトルじゃなくて超大作ですよ
同志さま、コメントありがとうございます♪
リトルプレスっていう名の同人誌(爆)ですから。
なんとかオフ会までには間に合わせたいと、早めに企画始めましたよ。
500円相当の手土産でね(爆)
皆様からいただくコメントでチャンウク君人気がすごいのに、大きくうなずいています。
さすがチャンウク君!
ジョンフ&タファン特集になりそうな勢いです(爆)
yuca様
すみません!上のコメント、その後の文章無かったでしょうか?
↓
イケメンの野菜屋さん、最終話まで配達済になりました。
テヤン(太陽)という名前通りの笑顔と切ない顔の相互効果に堕ちるしかなかった私です。(爆)
JCWの役は相変わらず両親なしの重い設定ですが、前向きなテヤンに元気を貰いました❤
ヒロインの母の歪んだ愛は痛い!と思った作品でもあります。
蒼ピは、Dlifeで放送時に録画してあったのですが、天候によって電波状況が悪く、いまいちなんで……..。
どうしようかと思案中です。
イナは私たちが愛してあげないといけない役なんですね(笑)
ストレスが溜まるのは辛いな……..。
うふふふっ!ジョンフとタファンは殿堂入りですよ❤
↑
リトルプレス、スンホ君は大々的にあるでしょうけれど、ハヌル君は血まみれがありませんものね。
同志さま、コメントありがとうございます♪
>その後の文章無かったでしょうか?
どこかに飛んでいったのでしょうか? ごめんなさいこのブログ、設定がいまひとつ分からなくてご迷惑をおかけします・・・
>ヒロインの母の歪んだ愛は痛い!と思った作品でもあります。
韓国ドラマってそこらへんが視聴していくとしんどいときがあるんですよね。
しかし、確か以前に同志さまに教えてもらった記憶がありますが、チャンウク君は家族の愛に縁遠い役が多いですよね。
「トンヘ」は違うのかしら?
あの瞳のせいかな、どの役も憂いを含んだように見えます。
「蒼のピアニスト」も母親がひどい感じなのよね、きっと。(決めつけている・・・)
タファンもジョンフも、母の愛に縁遠いキャラクターですよね。
偶然なのか、チャンウク君を見ていると脚本家がそういう風にイマジネーションが沸いてくるのか。
新作はどんな顔を見せてくれるか楽しみです。
>ハヌル君は血まみれがありませんものね。
それがね、新作「失踪ノワールM」では血みどろです(笑)
殺人鬼の役ですからね。
しかし歌わないハヌル君はやっぱり、なんだかもったいないなぁと思います。
yuca様
手土産で外れましたら、私にもリトルプレス(タファン&ジョンフ特集あり)くださいませ!!お願いします(ノД`)・゜・。
野菜屋さんですが、所々に『Healer』と同じような景色が出てくるんですよ。キム・タックの制作会社だから、清洲で撮影したのかしら?
監督さんは『神のクイズ』脚本は『美しき日々』の方です。清州にHealerのJCW銅像立つらしいです。(笑)
『家族の愛に縁遠い』
韓ドラ全般が、そういう設定が多いのかもしれませんけれど。
ソルは家族ドラマでした。トンヘは母子家庭だけれど、後に父も含め家族も見つかるので、ホームドラマですね。
憂いを帯びた瞳や切ない表情(痛みを知っている人のみが持っている)が絶品なのでイマジネーションが沸いてくるのかもしれません…….。
あの瞳でファンの心も鷲掴みにしていますから❤
あの後『失踪ノワールM』私も1話を見ました。『アンフェア』系好きなので、血みどろハヌルいいなぁ(笑)
でもやはり歌うハヌル君が最高ですよね❤『モンスター』どこかで探さないと!
yuca様、いつも返コメありがとうございます。
同志さま、コメントありがとうございます♪
同志さまのリトルプレスは持参いたしますので、ご安心を。ってそんなに大層なものではございませんよ(汗;;)
>清州にHealerのJCW銅像立つらしいです。
見に行かなくっちゃ(笑)
>憂いを帯びた瞳や切ない表情(痛みを知っている人のみが持っている)が絶品
そこなのよね~
しかし思いっきり悪役に徹しても絶品のような気がします。
あ、やっぱり「蒼のピアニスト」観るべきかも。
>でもやはり歌うハヌル君が最高ですよね
うん。チャンウク君との「スリルミー」が見てみたかったなぁ。
私の最大の後悔です。