誰が俺をどんな名前で呼ぶのか・・・赤と黒 5話まで
捕まえては逃がしてもて遊び
飽きてきたころにとどめを刺す
そして死体をさらして立ち去ります(5話)
韓国ドラマ「赤と黒」5話まで再視聴。
ゴヌクとジェインの関係が、未だによくわからなかったりする。
恋愛感情よりも、同志愛で結ばれた2人のような気もするし、
でもゴヌクのジェインを見つめる瞳は、3話くらいからうるうるしていたりする。
もう、ゴヌクったら、「家族」というキーワードに弱いからジェインが思いがけずに彼女の「家族」の
打ち明け話をしただけで、心を許しちゃうんだから!!
それ以降、ジェインに対して特別な感情を抱いちゃうのよね。
でもそれだけじゃない。
「名前」というものはその人の本質をあらわしており、「名前」を呼ぶということは
その人を呪縛する力を持つ・・・というのは古来ファンタジーのお約束事であり、
例えば「ゲド戦記」「指輪物語」「勾玉三部作」、新しい作品で「ハリポタ」でも描かれる。
「シンデレラのお姉さん」のギフンも「ウンジョヤ」と呼ぶことで
孤独な少女の心を解きほぐす魔法をかけた。
人になつかない、誰よりももろくやさしい心を持っているがゆえに
自分が傷つかないようにキバをむきだしにしている少女、その誰よりも孤高な魂の持主、
絶えず血がどくどくと流れているような少女に「名前」を呼んで魔法をかけた。
だからこそ、あの「ウンジョヤ~」と呼びかけるシーンが私たちの心をとらえて離さないのだ。
初めて他人から、自分の名前を呼ばれた、自分の存在を認めてもらったという喜びがそこにあるから。
ゴヌクが失っていたアイデンティティを「ホン・テソン」と呼びかけることで、ジェインは蘇らせた。
ヘシンは彼を「ホン・テソン」と認めず、何もかも奪い・・・名前さえも奪われた、ゴヌクを
彼女は「ホン・テソン」と呼んだ。その瞬間、ゴヌクは彼女を畏怖しただろうなぁ。
だから自分の本質を言い当てたジェインは、特別な存在になるんだ。
そんな戯言を考えちゃったりする。
今日のツボ♪ チュッパチャプス?
この記事へのコメントはありません。