傷つけられた相手は忘れがたい・・・赤と黒　３話まで

俺には３つ名前がある
両親が呼んでくれたチェ・テソン
ヘシンが強要したホン・テソン
そして仕方なく選んだシム・ゴヌク
ときどき自分がどれか分からなくなる
韓国ドラマ「赤と黒」３話まで、再視聴。
結末を知って、観直すと結構細かく伏線が張られたり、隠喩があったりするのがわかるなぁ。
第一の仮面。「沈黙」意味深です。

 

 

 

何かをつかもうとするジェイン。
フランダースの犬の話、モネがロープ（金ヅル）という携帯の登録名、
１話でのスカイダイビングの「空間識失調」の話は、単に空と海とがわからなくなるのね、
と思っていたけれどもこうやって再視聴すると、ゴヌクの今の状態に思える。
自分が誰だかわからない、向かっているのが天国か地獄かわからない。
NHKの番宣があまりにありきたりな２時間サスペンスのようなフレーズで紹介しているので
なんだかなぁ～と思っていたけれど、３話のタイトルは好きです。
「恋病み」って「恋闇」にもとれるダブルミーニングで、初恋のみっともなさ、愚かしさ、切なさ、
熱病のようにうなされる様を上手に表現してると思います。

モネちゃん嫌いじゃないです。ゴヌクとは役者が違いすぎて、猫がネズミをいたぶる様に
手玉に取られて振り回されているけれど、初恋のわけのわからなさがリアルです。
決して相手には届かないトランシーバーを後生大事に持っていて
「オッパ、聞こえる？」と愛を叫ぶさまはなんだか胸に迫る。
初恋の持つパワーを決して侮ってはいけないのよね。闇にもつながっているから。

ヘシンの人々の家がいろいろ登場してくるけれども、
私はゴヌクの家のインテリアが一番すきだなぁ。
初見でも疑問だったのだけれども、結構いい場所の広い部屋に住んでいる彼は
どうやってお金を稼いでるのでしょうか？やっぱり株？

 

 
今日のツボ♪