Can’t Have You・・・愛の不時着 12話まで


韓国ドラマ「愛の不時着」12話まで。

 

あ~。リ・ジョンヒョクが尊い。
舞台が北朝鮮から韓国に移り、異文化との出会いというコミカルなシチュエーションで笑わせながら、突然シリアスな展開で私たちの胸をきりきりにさせる。
どうして、こんなに、リ・ジョンヒョクにときめくのかと考えていた。
彼は、そう、私たちが夢見る騎士なのだね。
ユン・セリがトラブルに襲われたら、世界のどこにいても救いに行く。
古ぼけた物語の騎士のように。
大好きな映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の中で「俺はお前のギターを運んでやったりするような男にはなれない。でももし俺が必要な時があれば、いつでも行く」とヒロインに語ったヒーローのように。
But if you ever need me for something, I’ll be there.
それがリ・ジョンヒョク。
何の見返りも求めずに、愛する女を守り抜こうとするジョンヒョクがsweet。

 

来年も、その次の年も、その翌年も幸せな年になる。
僕が思っているから。
「生まれてきてくれてありがとう。愛する人がこの世にいてくれて嬉しい」と。
だからずっと幸せな誕生日になるはず。

母親に捨てられたことで、自分はこの世界に必要とされない存在だというトラウマを抱えて生きているユン・セリにとって、ジョンヒョクのこの愛の言葉はなによりも生きていく支えになるだろう。
この世に生きていく証となる。

 

 


ユン・セリを見て、ほっと溜息をつくジョンヒョク。
彼女が心配で、心配で、たまらなくって、不安で、死にそうなくらい、気が狂いそうなくらい心配で。
息ができないくらい。
愛情表現はいつも控えめな彼だからこそ、この吐息ひとつで却ってどれだけユン・セリを愛しているかが伝わってくる。
胸が苦しくなる。
こんなに愛し合っているのに、こんなに近くにいるのに、彼らの祖国は果てしなく遠い。
その遠さに、これからの二人にめまいがする。
どうか、どうか、リ・ジョンヒョクが幸せになりますように。
自分の望むものを捨てて祖国に仕えていた彼が、幸せになりますように。

 

 

どれだけユン・セリを救うためにジョンヒョクが走っていっても、その行き着く先は別離という悲しい予感しかない。
それでも、彼女が生きて、この世界で笑ってくれていたら。
愛が成就せずとも、彼は幸せなのかもしれない。
そんな幸せしか望めないなんて、リ・ジョンヒョク、切なすぎるよ。
愛しているという気持ちだけでは、一緒にいられない人がいる。この世界には。

 

 

 


お酒に酔った時しか本音がいえないなんて涙。
ずっと一緒にいたい。
子供が欲しい。
ユン・セリの美しく年老いていく姿が見たい。
こんな簡単な願いが叶わない二人。
このドラマどこに着地するのでしょうかね。
安易なハッピーエンドで最期を締めくくられると、ちょっと興ざめしちゃうけれども。
リ・ジョンヒョクの幸せは、見たいという矛盾した気持ちに苛まされる私。

 

 

 

 

■今日のツボ■

再開を喜ぶ中連隊とセリ。それをほほえましく見守っていたジョンヒョクが、急に不愉快になりセリと彼らを引き離すシーンがチェゴ。
こういうささやかなエピソードで、ジョンヒョクのやきもちを見せてくれるのがチェゴ。
クールなジョンヒョクの、子供っぽい一面を見せてくれる。

 

 


笑った~
「アルハンブラ宮殿の思い出」じゃん!
あのドラマはヒョンビンの壮大な無駄遣いドラマでした。

 

 


カメオ出演が豪華で。
韓国に潜入した中連隊メンバーはこのあと、そのまんま「シークレット・ミッション」のような展開に。
精鋭部隊にはどうしても見えないなぁ~(爆)
キム・スヒョンの、スイートなドラマがそろそろ観たいです!
「サイコだけど大丈夫」、6月くらいに視聴できるかな?

 

 


豪華なカメオ、チョン・ギョンホ。
ユン・セリの元カレ役で。
ずっとチョン・ギョンホは私の好みの俳優ではないと思っていたのですが。
ふいにドラマに登場した彼を見て、ドキドキしてしまったのは。
やっぱり好き、なのでしょうか。
切なくって、気になって気になって仕方がない役者さんです。
これもある種の、好き、なんですよね、きっと。

 

BGM:가질 수 없는 너

 

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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