what shall I wear today?・・・お昼12時のシンデレラ

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大陸ドラマ「お昼12時のシンデレラ」のプロダクト・プレイスメント(Product Placement)考察その2。
大老板のファッションチェック編。

 

 

制作費約20万元プラス、張翰(チャン・ハン)が50万元(950万円)を自腹で捻出し購入した衣装の数々。
台湾ドラマのように妙にチープなわけでもなく、韓国ドラマのように同じ衣装を2度とドラマ中では使用しないというわけでもないフォン・トンのファッション。
注意深く見ていると、大老板はお洋服を着まわしていることが分かってきます。
勝負服にはディオールねとか、会社でのファッションよりもジョン・チーと遊ぶオフ時の洋服の方が似合うのにとかのツッコミ満載のフォン・トンのファッションはすべて張翰のコーディネートらしいです。
私がハマってきたドラマ中盤からの大老板のファッションチェック~!

 

 

 

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ちなみにシャンシャンのファッションはプチプラです。
taobaoで彼女の来た洋服をいくつか見つけることができまる。
節約家のシャンシャンですが物語終盤、起業家になるとシャネルのコートを2着ほど愛用していました。
シャンシャンが着用したハイブランドはシャネルぐらいかな。
ちなみにtaobaoでもこの2着のイミテーションがあったのには笑いました。さすが大陸。

 

 

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フォン・トンはリングやブレスレットがお好き。この時のリングはブルガリ。(ep12)

 

 

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しかしブルガリよりはクロムハーツのリングがお気に入りです。人さし指と小指にはクロムハーツ率高し。
しかし堅気の財閥グループのCEOがクロムハーツっていいのでしょうか?

 

 

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胸元にはクロムハーツのペンダント。この時のマリアさまのお洋服(笑)はDolce & Gabbana。

 

 

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Franck Mullerの時計がちら見えしています。時計もいろいろお持ちのようで、Breguet、Hublotなども愛用。

 

 

 

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無造作に100万円以上するVertuのスマホをシャンシャンに貸すフォン・トンの右手にはティファニーのブレスレット。
ティファニーはかなりのお気に入りで、毎回付けていましたよね。

 

 

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TOM FORDのサングラスにディオールのコート。
個人的な好みとしてはフォン・トンは髪の色が茶髪でなくてもよかったのじゃないかとも思います。
むしろ黒髪のほうがいいのになぁ。
男子のファッションはクラシックな方が好きなので。フォン・トンのファッションはクラシックというよりは、頑張りすぎてちょっと外した感が否めない。
張翰自身のちょっとちゃらい(←失礼な私)ファッションセンスが反映されているのかもしれませんね。

 

 

 

 

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Dior Homme の2012年秋冬コレクションから。カッコいいのか? イケているのか?
なんだかマタギのチャンチャンコのように見えてしまいました。ごめんね。

 

 

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これも劇中よく見かけたGivenchyのセーター。他にもGivenchyは何着かありましたよね。

 

 

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ルイ・ヴィトン2013春夏コレクションのパーカー。

 

 

 

<追記>
フォン・トンのファッションチェックはここまで書きあげていたのですが、視聴から時間もたって記憶が薄れちゃいました。
せっかく調べたので、書きあげていたところまでアップでお許しくださいませ。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. YUMIKO

    yucaさまの突っ込み、同感です。
    「マタギ」・・・今時のお嬢ちゃまには通じないけど、ツボでした(笑)。

    わたくしの独断と偏見ですが、『星から来たあなた』のト・ミンジュンを物凄く研究分析して作り上げられたのがフォン・トンというキャラクターだったのではないかと感じております。

    外見、ヘアーメイク、老成して無口で一見、取り付く島もない無いように見せていて、実は情熱的に「唯一君だけを愛す」路線。

    B.G.M的音楽もかなり意識した使い方を受けました。
    あれだけ中国で大ヒットしたドラマ。意識してこそ中国・上海ドラマの向上に影響があれば、それはそれで良いのではないかと思います。

    携帯や車は最高の機能とスタイリッシュさを求める割にクロムハーツやマリア様は・・・(笑)
    やはり芸能人っぽいチョイスで彼本人がお好きなのでしょうかねぇ。

    yucaさまの突っ込みと楽しい分析をよろしくお願い致します。

  2. yuca

    YUMIKOさま、コメントありがとうございます♪

    >「マタギ」・・・今時のお嬢ちゃまには通じないけど、ツボでした(笑)。
    わ~い、突っ込んでくださってありがとうございます♪ 年齢が感じられるフレーズでしたわね(笑)

    >ト・ミンジュンを物凄く研究分析して作り上げられたのがフォン・トンというキャラクターだったのではないかと感じております。
    ヘアスタイルも同じですよね。
    しかしト・ミンジュンはセンスがノーブルだった。品格がございました。
    ファッションもクラッシックでしたよね。
    一方フォン・トンは、中の人の中国的成金趣味が醸し出されて、なんとも言えないファッションでございますよね。
    そこが魅力的でもあるのですが。
    アバンギャルド、反体制的なクロムハーツという小物をあえて使っているのかとも思ってみたりはしてみましたが。

    フォン・トンって大好きなのですが、考えれば考えるほど不思議な人でもあります。
    ファッションからそんなことを考えるのも楽しいですよね。