クールじゃなくてごめん / ありがとう・・・恋愛じゃなくて結婚 14話

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韓国ドラマ「恋愛じゃなくて結婚」14話視聴。

 

いやあ、視聴している私が照れくさい。
テヘヘッ(*゚ー゚)>
相変わらずこのドラマ、恋愛に対する着眼点がいいなぁ、と思います。

恋愛における「cool」って何?ということを問いかけていたりもします。
14話を見ながら、私の大好きな小説や、ドラマを思い出していました。
多分ね、ジャンミみたいな全力疾走の生き方って傷ついたり、悲しんだり、喜んだりと感情の起伏が激しくって、疲れてしまう生き方だと思います。
このドラマの1話のとっつきの悪さというのは、ジャンミのそうしたテンションの上下に視聴者がついていけなかったりするからかもしれない。
でもそういう感情の動きこそが、実は生きているんだなぁ、と実感することであり、まぶしい生き方だたりするのよね。

 

思ったことの半分しか言わないことがcoolだと思い、そうしているうちに思ったことの半分しか言えない人になっていた。
(「風の歌を聴け」 村上春樹)

さっきの話だが・・・
100の気持ちを散らす癖をつけると、言葉にならない気持ちが増えると、相手に対して何かを思う勢いを欠いていく。
受け入れられないのが怖くて、傷を恐れて相手に語りかけるのを我慢しているうちに、やがて、語りかけるべき言葉を失くし、相手に向いていた心も閉じてしまうんじゃないかと思う。
やがて人に話したいという欲求がなくなっていく。
人に期待しなくなっていく。
人を必要としなくなっていく。
それが俺の今までだった。
(「Love Story」北川悦吏子)
注)豊川悦司が演じた永瀬 康のセリフです。脳内でトヨエツの声で読んでください♪

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14話 クールじゃなくてごめん / ありがとう
ついに本当の恋愛を始めたジャンミとギテ!
しかし、結婚願望の強いジャンミが結婚せずに、クールに恋愛だけをしようと提案する。クールにクールにとの態度がいつしか二人の間の距離を作ってしまう。
一方、ジャンミはヨルムやヒョニと創作居酒屋を開店するが、ギテの病院を襲った危機はなかなか去らずに・・・

 

ヨルムのようにcoolでいたいとジャンミは言いますが、彼がcoolなのはジャンミへの思いを封印しようとしているから。
無理してcoolでいようとすると、言いたいことを我慢していくと、いつしか言葉が失われていく。
これが恋愛にとって一番恐ろしいことなのよ。
事故や事件や記憶喪失や、親の反対、出生の秘密なんてドラマティックな要素を持ちださなくっても、ただcoolでいようとしたことが、ジャンミとギテの距離を作っていく。
やっぱり恋愛においての一番の障害は、自分の心の中にあるという描写を丁寧に14話で描いていくのよね。
思いが通じあって、しかしその奥では恋愛の危機が始まっていた、なんてやっぱりしびれるようにうまい脚本です。

 

 

 

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14話に関しては、ジャンミのいろいろな表情を楽しむべし!
そういう恋愛のもどかしさや不安を描きながら、coolでいようとするジャンミからこぼれおちる愛のカタチがいいなぁ。
無理して「好き」を抑える必要はないと思います。
ギテも欲求不満を抑える必要はないと思う(笑)
なんだかんだ言いながら、いちゃついてる二人が本当にお似合いでほほえましくっていいなぁ。
13話で立場が逆転した彼らが、互いの立場を知って思いやる。
より深く互いを知り、互いを思いやることができるようになる姿ってなんてステキなんでしょうか。
互いのプライドを尊重しながら、横にいるということだけでどれだけ素敵なことなのかを分かっていく過程を描いてくれた14話。
やっぱり視聴している私も、やきもきしながら、照れながらくすくす笑っちゃいました。

 

 

 

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・・・で、ギテや、まだドアの暗証番号を変えていないのかいっ!(笑)
ギテ父が言った恋愛と結婚は別物なにか。あるいは恋愛と結婚は両立するのか。
ギテ両親とジャンミ両親の仲は修復するのか。はたまた・・・
何よりもジャンミとギテはど~なる!?
様々な謎をはらんで(笑)15話に続く。

 
■ ひそかにツボにはいったガールズ ■
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一瞬、5つごちゃんのように見えて驚いたシーン(爆)

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 5 )

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  1. waya

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    今回はヨルム大活躍でしたね~。
    クールに恋愛する方法をジャンミに聞かれ、じゃあ(恋愛を)終わりにしろって答え、ギテにはアドバイスまで。クールに見える彼が、当事者じゃないからか一番恋愛の本質がわかってらっしゃる(笑)

    本当にドラマチックな要素を持ち出さないでも納得いく展開で、偽者の時より会話が短くなりはじめたとジャンミがつぶやいた時にやっぱり深いなと思いました。
    そして、今晩、寝ないで一緒にいてという照れ照れのギテにノックアウト。見てる私のほうが恥ずかしい~(笑)

    五つ子ガールズ、笑えました。
    で、ギテのピンクのスーツがカッコ良く見えなったのは私だけでしょうか…(爆)

  2. ももんが

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    こちらのブログいつもたのしく拝見しています。このブログのおかげでこのドラマに出会い、リアルタイムで視聴できてとても楽しませていただきました。ありがとうございました~。

  3. moonlight-yuca

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    ♪ wayaさん、コメントありがとうございます♪

    終わっちゃいましたね~。「恋愛じゃなくて結婚」
    いろいろ書きたいことがありますが、それはまたゆっくりと記事にします。

    >クールに見える彼が、当事者じゃないからか一番恋愛の本質がわかってらっしゃる
    ヨルムって、損な役回りですよね。
    彼の本気がもうちょっと見ていたかったのですけれども。

    >本当にドラマチックな要素を持ち出さないでも納得いく展開
    人の心の中が一番ドラマティックということを教えてくれました。
    wayaさんが言われていた通り、さりげなくつかわれている音楽や、小道具や名前にも深い意味があって、ただ単純なラブコメではないところも好きだなぁ。
    こういうドラマこそ考察本が欲しいのにね。

    >偽者の時より会話が短くなりはじめた
    深いですよね。恋をする以前の方が会話が弾んだなんて、深すぎて思い当たることがあって、ものすごくうなずいていました。

    ギテは確かに最初はクールでかっこよかったのに、話が進むにつれて崩れてきて、(ファッションも)でも愛すべき主人公ですよね。

  4. moonlight-yuca

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    ♪鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    14話のラストは、本当に顔がにやけっぱなしで、照れまくりです(笑)

    tvNのドラマってどれも面白いですよね。ハズレがない。
    いろいろチャレンジができるからでしょうね。
    ありきたりの設定ではなくひねってくるところが新鮮で面白いです。

    「恋愛じゃなくて結婚」も最初は、そんなに話題になっていなかった気がするのですが、回を重ねるごとに面白くなってきて、すっかり夢中に。
    ギテって、最初は世の中に倦んだような、独善的な主人公だったのに、目的のためにはジャンミの母に甘えるしぐさが上手ですよね(笑)
    自分の母には甘えられないけれども、ジャンミ母には甘えるという(爆)

    「恋愛の発見」も気になっています!
    なんたって主役2人が演じた「ケセラセラ」というドラマ、私の中でも殿堂入りするくらいハマったドラマです。
    「恋愛じゃなくて結婚」の感想を書いて、落ち着いたら絶対視聴してみようと思っているんですよ。

    今年は、面白いロマコメ・ラブコメが多くて、ウレシイですよね。

  5. moonlight-yuca

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    ♪ももんがさん、コメントありがとうございます♪

    わ~い、「恋愛じゃなくて結婚」というドラマを好きな仲間が増えてウレシイです。

    本当にリアタイで観たい!と思わせてくれるドラマでした。

    韓国ドラマ特有の障害を出さなくても、ものすごく恋愛はドラマティックなんだということを教えてくれるドラマです。
    出演者、音楽、脚本、すべて素敵で、何よりもあの効果音に毎回爆笑しましたよね。

    15・16話の感想は後日書くので、また遊びに来てくださいませ。