僕が君にできる最も利己的なこと・・・星から来たあなた 15話
韓国ドラマ「星から来たあなた」15話。
シリアスな展開の後は、ベタ甘な展開でホッと一息の15話です。
ト・ミンジュンは胸がむかむかしてそれどころじゃなかったでしょうけれどもね(笑)
1・ミンジュンのタイムリミットが残り2カ月である=宇宙人である
2・サイコパスの存在
3・ソンイの父親がどう今後関わってくるのか
15話であっさりと父親と和解。
もちろんここにはソンイの成長も関係するのでしょうけれども。
ト・ミンジュンを愛することによって、それまで自分中心だった世界が広がっていったのです。
その人がそういう行動をとるにいたったきっかけに思いを馳せ、そして理解しようとする。
愛とは理解をしようとすることですから。
だから、アッパのことも理解できるし、受け入れることができる。
ミンジュンへの愛から、「私が好きな人が私のことを好きになるって簡単じゃないのね。それこそが奇跡なのよ」という愛の奇跡(軌跡)の真理についてソンイは気付いたのだから。
父親が病室に駆けつけてくれたという、奇跡を受け入れ、感謝する人間に成長したのね。
ト・ミンジュンを愛する理由も述べていましたね。
「いつか消えてしまいそうな不安を抱かせる男」って。
ジェギョンはサイコパスというよりは、選民思想に凝り固まった男なのね。
そんな彼がミンジュンを手に入れたいと思うことは必須ですが。
このドラマのクライマックスは残り2つ、ジェギョンとの闘いと、ミンジュンの去就ですね。
チャン弁護士、いい仕事する~(爆)
ソンイオンマに向かってのウリアドゥル自慢爆裂~~
あげくにソンイがフィギョンと婚約すると言い放ち、「助けてもらったから結婚するでしょう」と何度もソンイを助けるのに、報われていないミンジュンの逆鱗に触れる(笑)
このやり取りは抱腹絶倒!!
ポーカーフェイスのミンジュンの仮面をあっさりはぐのは、やはり40年付き合ってきたチャン弁護士だからできることなのでしょうか。
黙ったまま決して言葉にしないソンイへの思いを、チャン弁護士はミンジュンから引きだしていくのよね。
ミンジュンはぷりぷりと怒りながら、ネットサーフィンに。書きこみまでしてるし。
「会いたい」とメッセージをソンイに送ってしまい、慌てる。
そうそう、誰もが経験ある、恥ずかしさのあまり地面の穴に埋めたいメッセージや、闇に葬りたいメッセージを送ったことがあるよね。
いやあ、本当に恐ろしい、恋愛って(笑)
カワユイな~、もう。
400年も生きているので世知辛いところもあるくせに、妙にウブなところもありその絶妙なバランスが、ミンジュンの魅力の一つでしょう。
ソンイへの恋情は、様々な「はじめて」をミンジュンに経験させます。
はじめて漫画喫茶でマンガを借り、はじめて他人と一緒に食事をし、はじめてスーパーで買い物し、はじめてスマホを持ち、はじめてカフェに書き込みをし、はじめて嫉妬で胸がむかむかする。
その人の不在がたまらなく自分を不安にさせ、たまらなく会いたくなる。
400年生きていようと、30年生きていようと、恋に墜ちると人は(宇宙人も)、こんなにも初々しく瑞々しく、愛おしいのね。
爆笑~~~
素直でない2人のやり取りを楽しむべし!
しかしソンイに関わると、ト・ミンジュンがヘンタイにされているし。
「しあわせな夢」「悲しい夢」ときて、同じシチュエーションで「悪夢」がト・ミンジュンを襲う(爆)
私、ずっとミンジュンがソンイに告白するきっかけってなんだろうか、と考えていたんです。
ソンイのことをずっと愛しながら、彼の中ではソンイとの未来を模索する、という選択肢はいつもなかった。
星に還る、ソンイのために犠牲になる、ソンイの幸せを陰から守る・・・彼の中では共に歩く未来はないの。
だからこそ一緒にいたいという自分の恋情と、星に還るという理性がここ最近ミンジュンの中ではせめぎ合っているのですが。
いつ、ソンイへの恋情が理性に打ち勝ち、彼女に向かって告白するのか。
ソンイに対して、恋に墜ちているんだ自分は、とっくの昔に。と告白するのか。
私もドキドキしながら待っていたんです。
恋情が理性を超える瞬間というのは、恋心がコントロール聞かなくなる瞬間というのは、人生のターニングポイントだから。
・・・で、待っていたんですが。
「悪夢」でですか? 「悪夢」でですか? ト・ミンジュンよ(笑)
いやあ、確かに嫉妬は恋情の原動力ですけれどもね(爆)
まさか序盤であんなに冷静に嫉妬について分析していたあなたが、嫉妬によって、ようやく告白へと行動に移すとは・・・
そんなミンジュンが好きです♪
ま、なんか俺様~な感じの告白です。
「僕が君にできる最も利己的なこと」って、告白だけれども「好き」って言っていないし(笑)
この後の16話のソンイのリアクションが楽しみです。
っていうか、キスしても大丈夫なの? また発熱しないの?
ジェギョンとの全面対決を前に、キスで発熱、戦闘不能なんて情けないことにならないよう
に・・・
もしくは、前回のキスで免疫が(抗体が)ついて大丈夫になったとか?
ここらへんのミンジュンの体の仕組みは、よくわかりません(笑)
一緒にいればいいじゃん。
いれる時に。
2カ月でも、1週間でも、1日でもいい。
共に過ごせるならば、それが幸せなのに。
なぜすすんで手放すのか。
欲しければ引きよせればいい。
と、14話で感想を書きましたが、文字通りミンジュンがソンイを「引きよせた」(笑)のでとりあえずホッとしました。
恋というものは本当に奥が深くって、引きよせて一緒にいれたらハッピーエンドということにはならない。
ここから今度は、失う恐怖と闘っていかなくてはいけないの。
そこまで「ピョルクデ」では描くのだろうか。
■ エピローグ ■
イヤ、本当に、いつ、ト・ミンジュンがソンイに「好きだ」と告白するのかと思っているのですが。
チャン弁護士やソンイアッパに「好きだ」と宣言しなくてもいいから、ソンイに直接言ってあげて下さい(笑)
やっぱり見た目は若いけれども、中身は古風な宇宙人なんでしょうか。
なかなか、はっきりとは言わないなぁ~、とやきもきしています。
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