どうしてあんたが嘘を言っているようにみえるんだろう・・・星から来たあなた11話
韓国ドラマ「星から来たあなた」11話視聴。
もう胸が痛くって痛くって、たまりません。
このドラマを観ていると狂おしくなります。
皮膚の下に流れる血がふつふつとわき立っているような、ぞくぞくとしたような、それでいてたまらなく狂おしくなるような。
そんな痛さと切なさと、そして愛おしさ。
氷の上に亀裂が入っていくのと同じように、徐々にこのドラマもいずれやってくるカタストロフィに向かって、しんしんと進んでいっているような気がしてなりません。
やがてやってくるクライマックスに向けて、もうすでに胸を痛めいてる私。
9話までは普通に観ていたのになぁ、10話以降突然、私の中の何かのスイッチを押したみたいです。
12話を前に、ざっくり振り返り。何を語ってもネタバレです。
・・・しかしこのドラマ、泣きのツボと笑いのツボの波状攻撃で、視聴している方もメロメロになりませんか?
ジェギョンとの対決で麻酔弾を撃たれたミンジュン。今にも活動限界がきているのに、ソンイからの電話で彼女の危機を知ると一瞬にテレポート。ソンイの元へ。
ただ彼女の無事を知りたいがために。いずれくる別離のためにソンイとは距離を置き、陰ながら彼女を見守ろうとして矢先。
緊急事態ではそんな頭で考えていることなんか吹っ飛んで、ただただ行動が先走る。
いてもたってもいられなくなる。
ソンイの元へ。
ただ彼女の姿を見たいために。
実は「愛している」なんて言うのは簡単だけれども、言わずに身を引こうとしているミンジュンを観ていると胸が痛い。
こんなにも彼の愛は伝わってくるのに。こんなにも守ってあげたいと思っているのに。
ソンイのために満身創痍なト・ミンジュンの愛の形。
挙動不審な姉に向かって「片想いだろ」と的確にアドバイスする弟ユンジェ。
でもね、実は両想いの片想いっていう複雑なパターンなんですよ。
一生一緒に生きていけないから、ソンイと距離を置こうと考えるミンジュンはまだまだ甘い。
自分のその気持ちに、愛に、目をそむけて生きていけるのか。
自分に嘘をつきとおすことはできるのか。
彼女なしで生きていけるという嘘を。
こんなにもソンイのことを想っているのに、400年も。
と、胸をこちらがキリキリと痛めていると、突然の相談コーナーに大爆笑!!
ソンイったらマンガ喫茶の常連しか相談相手がいないのか?(笑)
おかしくって、おかしくってお腹を抱えて笑っちゃいます。
さっきまで泣きそうな顔して視聴していたのに。
マン喫常連たちのアドバイス(?)通りに、今一度ミンジュンに告白するも、ソンイ玉砕。
プライドをズタズタにされ、「俺の目の前からいなくなって欲しい」とまで言われちゃう。
「一緒にいたいだけなのに」と言うソンイの気持ちも痛いほどわかる。
そしてミンジュンの気持ちも・・・
「一生一緒にいる」ということがどういうことかを夢想しながらも、ミンジュンはソンイを拒絶するのだ。
ソンイのあのきらきらした瞳を見ながら、彼女に一番残酷な言葉を言うしかなかったミンジュンの気持ち。
ソンイを傷つけながら、しかし誰よりも一番ミンジュンの心が切り刻まれた瞬間。
おまけに、星に還るかそれとも、地球に残るとミンジュンが死んでしまうか、という設定が付け加えられましたね。
ここ最近能力が落ちてきたのは、長年環境の合わない地球に住み続けていたために、体に負荷がかかってきていたかららしい。
ソンイが彼のことを「不治の病とか・・・?」なんて心配していたのも、あながち間違いではなかった訳で。
ミンジュンが地球に残ってハッピーエンドなんて、安易な結末は許されないということなの?
オットケ~[#IMAGE|S8#]
ドラマの1話で、「恋とは、その人に触れて見たい、と思うエロスであるとしたならば、彼が恋した時は、まさにタナトスとエロスのせめぎ合いになるんでしょうね。死を覚悟しないと、その人に触れれないなんて」なんて書きましたが。
まさにここで「一緒にいれば死んでしまう」という究極の設定を持ってくるなんて!
ますますソンイとミンジュンの行く末のハードルを上げていきます。
・・・と、真剣に思い悩んでいたら、またまた笑いの波状攻撃。
大失恋の衝撃から立ち直れないソンイを迎えにくるフィギョン。いい男だよな~
そしていちいち、フィギョンの失恋した夜の過ごし方が、アルアルで笑えるんです。
ソンイを観ながら、「失恋した時は、絶対お酒呑むのはやめよう・・・」と思いましたモン(笑)
このくらいで済んでいたらまだカワユイ方で、電話攻撃、LINE攻撃。挙句の果てに突撃だよ~
恋のステップとはいえ、ソンイの壊れ方を観ていると、末恐ろしくなります。
(かつての自分を思い出しませんか?・笑)
ミンジュン、本当にこんな美人だけれども落ち着きのない女の子でいいの、って。
もう、これは翌朝思いだしたら、立ち直れない!
「私たちの思い出の靴」と言って、深夜に酔っぱらって押しかけて、ジミー・チュウを無理やり押し付けている(笑)
セミはフィギョンに続き、ソンイにも切り札を繰り出すのか?
「12年前のあの人は、ト・ミンジュンだ」と。
12話につづく・・・
エエエエエーッ!!!
■ エピローグ ■
11話驚愕のラストから一転、泣けて泣けて仕方がないエピローグ。
「二度と会いたくない」ときっぱりとソンイを拒絶したミンジュン。
泣きながら彼に背を向けて歩きだすソンイ。
そして、ミンジュンは時間を止める。
ソンイの手をとるために。
自分の手袋を脱ぎすてて、彼の手で直接ソンイに触れるように。
彼女の熱い思いを直に感じるために。
自分の熱い思いを彼女の手を通して、彼女の唇を通して伝えるために。
時間が止まった世界で。
ソンイの手をとる。
時間を止めないと自分の本当の気持ちを表せないミンジュンのことを思うと、狂おしくなる。
時間を止めた世界だけが、彼の真実を知っているなんて。
時間を止めないと大好きな人の手も握れないなんて。
時間を止めないと本当の事を言えないなんて。
泣けます。
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おはようございます。
夕べ ここまで見ました。
えええ~~~の ラスト、と思いきや
おまけの映像が・・・。
ミンジュンや~~~~
こっそり 時間 止めてたんだね
(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
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♪むうさん、コメントありがとうございます♪
そうそう、このエンディングがね~、何回も視聴しましたもの。
時間がとまった世界でしか、自分の本当の気持ちを表せないなんて、そんなミンジュンに心が揺さぶられました。
素敵なシーンだと思います。
他には、車をミンジュンが止めるシーンが好きかな。
むうさんの感想も、楽しみにしています~