奈落にいたころが一番面白かったよ・・・あまちゃん77回

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種市センパイ~だーっ!
前回のあんべちゃんといい、懐かしい面々が東京編でも登場するとほっとします。
種市センパイが日中にこんなところにいるの?とか、常連ってなぜに?とか、そもそもハーフ&ハーフとは何よ?とか。
色々疑問はございますが、相変わらず「ずぶん」と言っていたので、まだ都会の絵の具には染まっていないのかとも思います。
「あまちゃん」にセンパイの登場で、爽やかな風が吹きましたね。
そしてやっぱりあんべちゃんのまめぶ一筋のカッケー人生観にも胸が痺れます。

 
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「あまちゃん」77回。
あんべちゃんの格好よさ、種市先輩のイケメンぶり、ミズタクの決め台詞、アキちゃんの天真爛漫な上昇志向と見せどころが一番あった77回。
(あ、アキちゃんパパのこと忘れていたよ・笑)
しかしながら、私の心に響いたのは、
「奈落にいた頃が一番面白かったよ」
という太巻氏のヒトコト。
アメ女という成功事例を持ちながらも、実は太巻氏は成功なんか全然頓着しないで、次の奈落を求めているの。
それがGMTであり、例えセンター候補のユイちゃんが欠けたとしても、彼には全然問題ないのです。
だって奈落が面白いんですもの。
そして彼のその思考の向こうには、もしかしてかつて若春子とともに体験した「奈落の時代」があり、その強烈で至高な成功体験をいまでもわすれられないのでしょうか。
奈落にいて上を目指すときほど、生きているという実感があるのかも。
そんなことを考えます。
そしてそれを聞いた時のミズタクの微笑みは何を意味するのか。
「女子特有のうっとおしいノリ」が苦手と言いながらも、「最後の一人までもGMTだからな」と言い放ち、「絶対見捨てない」と断言したミズタク。
格好良かったのですが、「絶対」なんて言葉を体温の低い彼が言うと不安になります。
かつてユイちゃんが行っていた「必ず行くから」という約束とかぶって。
この世の中には「必ず」「絶対」なんてありえないのです。
果たされない約束ではないことを、祈ります。

 
■ 身もだえポイント ■
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「盛り上がりに欠けるよ~」
あああ、吉田君大好きっ!
彼のこのセリフは、ヒロインが欠けてサブストーリーになった北三陸の出演者の心を代弁していますね。

 
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ヒロシが来た瞬間の栗原さんの足の佇まい。
恋する乙女だね~(笑)

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. どんぐりσ

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    yucaさん こんばんは^^
    あんべちゃんと種市センパイの登場に、私もほっとしました~。
    北三陸チームもまた登場させて欲しいです(笑)。

    ミズタクの言葉は、自分の中にあるモヤモヤ(結局、社長の太巻さん次第だったりすることとか)をふり払って、自分を奮い立たせた感じなのでしょうかね? 熱いものを見せましたね。自分でも驚いてたりして^^。

    その一方で、琥珀の仕事との相性の良さもうっすら感じてもいる気もしているんですが・・・、どうかなぁ。気づいてないかしら^^。

    ともかく、どんどん展開していってますね!

  2. moonlight-yuca

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    ♪ どんぐりσさん、コメントありがとうございます~♪

    ホッとしましたよね、あんべちゃん!
    相変わらずまめぶ一筋のかっけ~生き方をしていました。
    私的にはこのドラマの最後でまめぶが爆発的に売れて、あんべちゃんに脚光を浴びて欲しいのですが・・・無理でしょうね(笑)

    > 熱いものを見せましたね。自分でも驚いてたりして^^。
    ミズタク、よくわからない人だから気になります~
    野心もあるんでしょうが、とにかく表情が淡々としている。
    おすしやさんでも、焦っている割に淡々としているし(笑)
    気になって目が離せません・・・

    >琥珀の仕事との相性の良さもうっすら感じてもいる気もしているんですが
    おっしゃる通り、ものすごく本質が似ていますよね。
    そこを見越して「琥珀」というものを出してきたクドカンに脱帽。

    あまりに展開が早くて、目が回りそう~