君を必要とする人間はここにはいない・・・あまちゃん86~90回
「あまちゃん」86~90回を駆け足で。裏テーマは「アイドル論」だと思う第15週。
「あまちゃん」86回
「ヒビキ一郎の俺は認めねぇ」を全文書き起こされた方がいらしゃって、その熱意に脱帽。
「大衆にコミット&時代にマッチした、新しいアイドル・エポックの到来を認めようぜってことだしっ。」とのヒビキ氏の一文は、アキにも一縷の望みがあるのかもね。
さっしーのように、どぶ板戦術が、実はセンターに一番近いのかもしれません。
「あまちゃん」87回
「眠れません」「君はいくつだ?」というミズタクのクールな切り返しから始まったダイアローグ。
実はアイドル論でもあります。
「世の中を動かすのは2番目かもしれない」という。
そしてミズタクは述懐します。「ふたりを引き裂いた原因は俺だ」と。
「あまちゃん」88回
アキは「空き」だから女優かも・・・なんて前回考察しましたが、集中力がなさ過ぎましたね~
しかし40通りのNGを出せる女、なんてある意味、北島マヤの向こうを張りそうでもあります(爆)
鈴鹿ひろ美は、アキにはなんだかんだ言っても優しんだよな、と思います。
この優しさは何なのだろうか。気になります。
恋愛ご法度は君たちを縛りつけるためのルールではない。
若くて可能性を秘めた君たちに、考えるきっかけを与えてるんだ。
アイドルとしてストイックに生きるか、彼氏とズブズブの恋愛に溺れるか。
健康な女子ほど恋がしたい。
そんな分かりやすい感情を抑圧してステージに立つ。
それがアイドルだ。
選ばれた一握りの人間の業だ。
太巻氏のアイドル論を聞きながら、思い出したのは「エースをねらえ」の宗方コーチ。
コーチも「女の成長を妨げるような愛し方をするな」と藤堂さんを諫めていたものね。
「君を必要とする人間はここにはいない」とアキを切り捨てる太巻氏。彼は彼の思惑があって、アキを貶めているのでしょうね。
しかし、アキはまだアイドルではないですものね。
誰かに必要とされるためにステージに立っている訳ではなく、ただユイちゃんを待っているだけ、ユイちゃんとステージに立ちたいだけに見えます。
だから、まだ覚悟がない。
そんな中途半端なアキの立ち位置を否定するのが15週ですね。
「あまちゃん」90回
戻ってっきた故郷も実は、以前の北三陸ではない。
確実に時間が過ぎているのです。
「ケバブ汁~」って、どんなんですか、安部ちゃん(爆)
あ~、もう安部ちゃん大好き!この顔の険しさで自分の信念を貫きとおしながら、そんでもって「ケバブ汁」なんだもん~~
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