Trust in me when I say・・・THE K2 5話
韓国ドラマ「THE K2」5話視聴。
【あらすじ】
JSSの一員になったかのようなジェハ。誰にも心を許さない、狼のようなジェハに警戒を抱くJSSメンバーたち。しかしジェハの予想だにできない活躍でJSSに欠かせないメンバーになっていく。夜はアンナの監視を務めるジェハ。アンナが世界と関わらないように、世界がアンナに関わらないように。夜ごとの監視カメラ越しにアンナの日常を知ることでジェハは・・・
割とメロメロになりやすい性格をしていると思いますが、こっそり告白。キム・ジェハにメロメロだと。
「太陽の末裔」のユ・シジン大尉(ソン・ジュンギ)を「If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive」と評しましたら、キム・ジェハの方がその言葉にふさわしいとご指摘をいただきました(笑)
まさしくそうで。
私たちがドラマの中で無性に惹かれる男たちは全員「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」男たちなのですから。
キム・ジェハと他のドラマの登場人物を比較するのはあまり意味がないのですが。
キム・ジェハはみずみずしいのです。
ふてぶてしいかと思えば繊細で、世事に長けているかと思えば、みずみずしい少年らしさをのぞかせる。
クールな面持ちの中に、意外なほどの熱情を秘めていて。
誰よりも熱い思いを抱いているのに、それを他人にさとられまいと努めている。
孤高を保ち、他人との関わりを拒絶するのはポーズに過ぎないのかもしれない。
ぐいぐいとジェハのテリトリーに踏み込むタイプの人間(師範やJ4とか)に意外に弱いのも彼の魅力のひとつ。
暖かい情愛に飢えているジェハのまなざしが好きなのです。
キム・ジェハのみずみずしさは、演じるチ・チャンウク君のみずみずしさなのかとも思います。
どんな役を演じても、どこかしら寂しい影があるし、純粋無垢なるロマンティシズムを感じるのよね。
私は助けを求めなかった。けれどもこの子は分かっていた、私の心を。
今まで私の命令なしに動いた人はいなかった。この子には私の命令も許可も必要なかったのね。
・・・そうよ狩猟犬ではなかった。
狼だったのよ。
危険だわ、手なづけられないんだから。
チェ・ユジンを救い出すシーンは5話の山場でしょう。あの傘をさすシーン、しびれました!
ジェハに惚れるしかないでしょう。
アクション、クレバー、そしてリリシズムが漂う。ユジンの腰に手を当てて「毅然としてください」と言うジェハ。
きゃあああ!!!
キム・ジェハという人間がわかるエピソードが細かく積み上げられていきます。
タフで乱暴で、優しくてナイーブで、ひたむきで感傷的で、傲慢で率直で、クールで独断的、自己中心的で情愛深い。
ある人から見れば憎々しくって、頼りがいがあって、信じられる男。
いくら言葉を重ねても表現できないジェハというキャラクターがわかってきます。
ジェハとアンナが同じ孤独を抱く人間であるということが猫のエピソードで視聴者に伝わってきます。
アンナの孤独に遠くからそっと寄り添うジェハ。
この2人、5話にいたるまでほとんど会話を交わしません。その設定が斬新で、しびれるくらいにいいです。
画面越しにしか互いを知らない二人。
ラーメンを作るアンナを見るジェハのまなざしがたまならく優しくて、たまらなく愛おしそうで。こんな恋の始まりもいい。
流れるBGMは ♪ Can’t Take My Eyes off You ♪
♪ I love you baby
And if it’s quite all right
I need you baby
To warm the lonely night
I love you baby
Trust in me when I say
Oh, pretty baby
Don’t bring me down, I pray
Oh, pretty baby
Now that I found you, stay
Oh, pretty baby
Trust in me when I say…♪
チェ・ユジンとの息詰まるシーンとは対照的に心が温まるアンナとのシーン。
ここでは「Trust in me when I say」と、「僕の本気を信じてくれ」と歌われていることに注目。
孤独な狼が、世界でたったひとりの守る人を見つけた瞬間ですから。
孤独な魂が、同じ孤独を抱く魂に否応なく惹かれる瞬間ですから。
画面の向こうで一喜一憂するジェハにたまらなくメロメロになる私。
たった一人に言う「信じろ」とは「愛してくれ」ということ。
たった一人を「信じる」ということは「愛している」ということ。
J4との全然かみ合わない会話のシーンも大好き。「THE K2」は不条理なこの世界が舞台だけれども、悲惨なことばかりではなくユーモアやペーソスも描いてくれています。
タイトルの「THE K2」ってどういう意味だろうかとドラマが始まる前は思っていましたが、キム・ジェハのコードネーム。
K2として彼がこの世界で得るものは何なのでしょうか。
物語はクラウド・ナインへ。
yuca様
いつも私のわがままに付き合ってくださって、ありがとうございます。m(__)m
>「If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive」
なんとなくこの言葉は、心に闇を抱え孤独に生きながらも、誰かと関わっていきたいと願う男に使う方がしっくりくるような気がして…..
yuca様が「孤高を保ち、他人との関わりを拒絶するのはポーズ」と言われているようにね……
だから、ジェハに惚れてる私の身贔屓かなと思いながらも言っちゃいました。
>あの傘をさすシーン、しびれました。ユジンの腰に手を当てて「毅然としてください」
あのシーンの美しさに息をするのを忘れそうになりました…….
傘を使っての印象的な″動″のアクションから
扉を開けるとジェハが立っていて、そこから流れるように続く″静″のシーン…….
彼は本当にカメラに愛されている俳優さんだと思います。
yuca様、『Healer』の右手に続き、『The K2』の左手に堕ちたでしょう?
>ジェハとアンナが同じ孤独を抱く人間であるということが猫のエピソードで視聴者に伝わってきます。
ジェハはスルメを自分が咬んで柔らかくなったところを子猫にあげていましたし、アンナもラーメンを固いからと咬んであげていましたよね。
2人はとても似てるんですよ。だからジェハがアンナに惹かれるのは必然でしょうね。
で、で、で、
>流れるBGMは ♪ Can’t Take My Eyes off You ♪
(゚д゚)!
(゚д゚)!
(゚д゚)!
私ね、あの場面でこの曲が流れた時、パソ前で叫んじゃいました!!
実は9月始め『The K2』のTeaserを彼がインスタにupした時、「I can’t take my eyes off of you」とコメントしたから、
またまた、すごい偶然にびっくりびっくり…….
こういう偶然があると、運命かなと『The K2』に更にのめり込む私……
yuca様が「そして僕は途方に暮れる」をあげてくださったようにね……
ジェハはユジンとのシーンではすごくクールでカッコいい、アンナとのシーンでは温かくてかわいい
JCW君、ファンを転がすのが本当に上手です!!
うん、K2として彼が得るものは何でしょうね
なんとなくですが、ぼんやりとそうかなと思っているものはありますけれど…..、
それが合っているのかどうか、最後まで見守っていきたいと思います。
同志さま、コメントありがとうございます♪
>この言葉は、心に闇を抱え孤独に生きながらも、誰かと関わっていきたいと願う男に使う方がしっくりくるような気がして…..
ですよね。この言葉はマーロウ@チャンドラーのセリフですが、彼は誰かと関わっていきたいと願いながら、でも最後は自分のway of lifeを優先するんですよね。
古き良き騎士道がハードボイルドの原型。
愛の絶頂期でも自分の生き方と違うのならば女性と別れることも辞さない。
「君が僕の助けを必要としたときは世界のどこにいようとも駆けつけるよ」という気障なセリフとともに。
ユ・シジンがそんなタイプだと思うのです。彼は実はカン・モヨンがいなくても、それなりに生きていけそうな気配がある(笑)
だからこのセリフを連想したのかもしれませんね。
ジェハももちろんハードボイルドな男ですが、もっと繊細な気がしませんか?
ジョンフ君はヨンシンと別れて生きている姿は想像できないしね。
>yuca様、『Healer』の右手に続き、『The K2』の左手に堕ちたでしょう?
いや、本当に、すごい!
この2作って補完関係にあるような気がしてきましたよ。
そしてまたジェハの左手が私をメロメロ沼に突き落とす(笑)
ようやく2年かけて「ヒーラー」ロスから回復してきたのに・・・
美しいシーンでした。まさか傘があんなに美しいなんてね。
>実は9月始め『The K2』のTeaserを彼がインスタにupした時、「I can’t take my eyes off of you」とコメントしたから、
きゃああ!神ってますね!
同志さまはきっとチャンウク君とご縁が深いのです。愛も深いけれども。
こういう話を聞かせていただくとうれしいですね。ファンってすごいなぁと敬服。
私も性根を入れて誰かのファンになりたい~
yuca様
>彼は誰かと関わっていきたいと願いながら、でも最後は自分のway of lifeを優先するんですよね。
『プレイバック』は映画化されていないし、小説も読んでいないので、実際はそうなんですね!!
私が初めて「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」とフレーズを聞いたのは
『野生の証明』のキャッチコピーだったので、あの主人公のような行き様だと思っていました。
うん、ずっと間違って思いこんでいましたよ。
実は「If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive」は
もっと愛に対してはドライな感じなのですね。だからハードボイルドなのかも。
うん、私は夢物語でいいからドラマや映画の中では、愛する人のために命をかけて欲しいな。そういう男に恋い焦がれるのです。
同志さま、どもども~♪
いえいえこれは私のひねたとらえ方なのでね。
ハードボイルドに女はいらないという(笑)
ジェハはもうアンナにメロメロですからね。
でもボディーガードものって、守ってあげたらあとは君の幸せを祈っているよ。でも危機が訪れたら世界のどこにいようと駆けつける・・・
みたいな終わり方じゃないですか?
「ボディーガード」の観すぎ?(爆)
「THE K2」の着地はどこなのでしょうか。もう折り返し地点であと1か月しか楽しめないのね・・・
政治が絡んでいてコムズカシイとの感想も聞きますが、甘いだけではない、コムズカシイこの物語に夢中です。