アトランティスの少女・・・モンスター 6話まで

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韓国ドラマ「Monstar」6話まで視聴。

 

アイドルドラマだと思って、たかをくくっておりましたが、あららなんだか夢中になって一気に6話まで進みました。
期待度ゼロ(←失礼;;)だったのがよかったのか、なんだか王道の青春ドラマにハマっています。

ストーリーは定番中の定番で目新しい感じは何一つないのに、なぜでしょうね。こんなに面白く視聴している理由は。
自分でも分からないけれども。

定番だからこその安定した展開で、ハラハラしなくていいから?
(何しろ「秘密」はハラハラし通しで、視聴し終わってぐったりしていましたもの)
どこか懐かしいそのストーリーは、既存のドラマや小説や少女マンガを彷彿とさせるから?
「Monstar」を視聴しながら、かつて自分が愛してきた少女マンガなどを重ねて視聴しているかもしれません。

 

 

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主人公のミン・セイ(ハ・ヨンス)のそのふさふさした長い髪と、つぶらな瞳がなぜかはぐちゃん@「ハチミツとクローバー」を思い出させるからかも。
「ハチクロ」は青春少女マンガでありながら、ビターな結末に震えました。
初恋は実らないものだ、だからこそ青春がこんなにも懐かしく、愛おしく、そして切ないものだ、ということをビビッドに教えてくれましたもの。
「ハチクロ」では芸術というモンスターにとりつかれたはぐちゃんと、孤高の天才森田との決して共に並んで歩めない片恋に心を痛めましたもの。

そんなかつて自分が味わった幸せな少女マンガ体験を下敷きに、この「Monstar」を視聴しているんだと自覚しています。
「Monstar」を視聴しながら、王道の少女マンガ展開を楽しんでいる。
だから、例え、先が読める展開でもなんだか、暖かい気持ちで視聴できるのよね。

まあ、ハ・ヨンスちゃんがカワユイ。
ミュージカルドラマ(・・・とでも言うのかな?)なので、まるでMVのようなシーンが盛りだくさんですが、彼女の歌い方も好きです~♪
決して美少女ではないけれども、味わいのあるカワユさです。

 

 

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もしかして、ほとんどの方が「Monstar」はユン・ソルチャン(ヨン・ジュニョン)主演だと思われているでしょうが、アイドルに疎い私には何が何だか、誰が誰だか(爆)
かつて私の好きだった「イケメンラーメン店」のチスを彷彿とさせるような、キャラクター造形でそれはそれで懐かしいのですが、私の心を掴んで離さないのは、ソルチャンではないのです!

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チョン・ソヌ(カン・ハヌル)!!!
彼がいるから「Monstar」を視聴していると言っても過言ではないのだ~
王道の少女マンガ的展開なので、彼の役は「世の中をシニカルに見つめている学校の王子サマ」であり報われない(おそらく)二番手クンです。
王道の設定ですよね。

韓国ドラマってどうしてヒロインの初恋成就にしゃかりきになるくせに、二番手ヒーローの初恋に対してはあんなにつれないのでしょうか。
この手の青春恋愛ドラマではほとんどと言っていいほど、二番手クンの初恋の破れるさまに心を痛めてきた私にとっては、また辛い展開になりそうです。
ある意味、韓国ドラマの初恋神話に辟易してきているので、ここら辺で大逆転、なんと二番手クンがヒロインと両想いに!!なんていうスカッとしたドラマを視聴してみたいのですが。

ソヌがいいのですよ~
「イタkiss」の入江くんのようでありながら、初恋の少女セイが再び目の前に現れてからは、だんだんそのシニカルでクールな仮面が剥がれていくさまが。
周囲の期待に応えるために大人びてしまった彼が、でもその内には熱く、ひたむきな思いが隠されていただなんて。
その純情、その一途さに、私はすっかり夢中♪♪♪

 

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財閥の御曹司、文武両道、チェロも弾ける(←ここ重要!)、しかしどこかシニカルな面持ちで世間と距離を置いていた彼が、セイのことではなり振り構わない。
ソルチャンより魅力的だけどな~
ダメ? ダメですか?
彼の恋は叶うのか。

しかし、カン・ハヌルいいなぁ。歌う声も好き。
あまり特定の俳優さんには夢中にならない私ですが、彼は要チェックします。
「相続者たち」にも出演しているらしいので、視聴してみようかしら。

物語は学校の落ちこぼれ集団が音楽グループ「カラーバー」を結成して、学内エリートサークル「All For One」とプライドをかけて音楽バトル対決をする・・・というところまで進みました。
「カラーバー」のメンバーはそれぞれが心に傷を持っており、親との関係であったり、失われてしまった友情だったり、そしてグループ内での恋のさやあて。
ストーリー展開はゆったりしていますが、少女マンガの十八番的なストーリー展開に身をゆだねて視聴しています。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. momo

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    ソヌですよね。
    で、セイちゃんの視界に入っていない可能性大です。

    学校なんて浅くて狭いと高を括ったソルチャンが、一番右往左往しているのが微笑ましいですが、ソヌを応援中です。

    韓ドラの二番手への仕打ちって、ある意味ぶれませんよね。

  2. moonlight-yuca

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    ♪momoさん、コメントありがとうございます♪

    やっぱりソヌですよね~!

    彼を見守る私の心の切なさ具合は、思い返せば「秋の童話」のテソク@ウォンビンに始まる、二番手クンを応援することから始まりました。
    「モンスター」でもあの辛い切なさ、理不尽さを味わうなんて・・・

    たまには二番手クンの初恋を成就させてほしい。
    と、真剣に願います。

    そうそう、ピーター・ホーの「樂俊凱」、無性に視聴してみたいです。