諦めない男・・・刑務所のルールブック6話まで


韓国ドラマ「刑務所のルールブック(賢い監房生活)」(Netflix版)6話まで視聴。

 

 

どうしよう。まだ1月なのに。
今年最大の胸熱ドラマに出会ってしまったのかもしれない。
やばい。やばいとつぶやきながらあっという間に6話まで視聴。

 

 

キム・ジェヒョク(パク・ヘス)は韓国シリーズで2年連続MVP、ゴールデングローブ3連敗、セーブ王、最優秀防御率を獲得したネクセン・ヒーローズの特級抑え投手だ。メジャーリーグの契約まで控えていた彼が、妹を襲った強姦魔を過剰防衛で殺し、1年の懲役刑の宣告を受けてしまう。綺麗なユニホームの代わりにカビ臭い囚人服を着て、世界の終わりである刑務所に入った。
キム・ジェヒョク選手を心配するファンたち。不安がるジェヒョクにエリート刑務官イ・ジュノ(チョン・ギョンホ)は「心配するな。ここも人が暮らしている空間だよ」と安心させる。ジュノにとってキム・ジェヒョクは、特別な服役者だ。刑務官の同僚たちとも適当に距離を維持する個人主義者として有名な彼が、野球選手キム・ジェヒョクに対しては知らないことがなく、キム・ジェヒョクについて話す時には興奮するという。単純なファンだと表現するには説明が足りない、ファンそれ以上の感じであるジュノは、ジェヒョクが刑務所に到着したという話に、走り出した・・・

 

 

あらすじを読んだだけでも倒れそうなくらい、ものすごくヘビーな物語の始まり。
栄光の頂点から一転、受刑者に転落なんて。それも妹を守ろうとして。
ジェヒョクの華麗な選手生活が、未来が、すべてふいになる瞬間。
とにかく1話から胸が苦しくて、苦しくて。
どうしてこんなことになったのだろうか。何を間違ってしまったのだろうかと自問自答を観ている私たちもしてしまう。
運命の神様は気まぐれで、傷つきただただ呆然としているジェヒョクに、さらにこれでもかと次々と追い打ちをかける。
何を恨んでいいのか、誰を恨んでいいのか。

 

 

 


「刑務所のルールブック」というドラマの根底に流れているのは、こんなやりきれなさや不条理。
善良な男が、ふとした魔の瞬間にあい、あれよあれよという間に夢や希望をも失っていくやりきれなさ。
しかしただただ悲劇を描くだけではないのが、このドラマを胸熱ドラマに変えているんだよね。
収監されたキム・ジェヒョクの周囲にはもちろん悪意を持った人間もいるけれども、ひとかけらの善意が彼を救っていく。
やりきれない境遇に陥りながらもジェヒョクは誰を恨むでもなく、ただ自分ができることをまっすぐと顔をあげて淡々と行っていく。
スーパースターは野球を離れればただのでくの坊で、でも誰よりも周囲をじっと見つめ刑務所の仲間たちにそっと手を差し伸べていく。
その彼の優しさに、私たちは救われる。
彼の不器用さにくすりと笑い、そして泣けてくる。
一見鈍いように思えるキム・ジェヒョクは、誰よりも優しく強い。果てしなく優しい。

 

 

ジュノがそばにいてくれるからジェヒョクは、ジェヒョクでいられるのかもしれない。
彼らの友情も、また胸が熱くなる。
ちなみに私の中の定義「雨の中、傘を差しだすというのは強烈な愛情表現であり、かつ傘を差しだした方が相手をより深く愛している」がここでも当てはまっているのよね。
ジェノの友情に涙。
しかし周囲には熱烈なジェヒョクのストーカーと思われていて、小学校からの友人とカミングアウトしても誰からも信じてもらえない不憫さ(笑)
もともとこのドラマはチョン・ギョンホが見たくって、視聴始めたのよね。
毎回言ってますが、チャン・ギョンホが俳優として好きなのです。
彼のドラマを見るたびに「顔も体格も好みではないのにどうしてこう気になるのだろうか」などと言いわけをぐたぐた書くのがお約束だったのですけれどども(笑)
「刑務所のルールブック」を観ながら、そうか、好きなのか。
またもやすとんと腑に落ちました。
好きとは案外自分でわからないものなのですね、やっぱり。そのくらい格好いいです、ジュノ。
あれやこれやと気を配り、ソツがなく何でもこなし、頭もいい。
しかし女性に対しては意外に、ツメが甘いのかは彼がその女性に本気でないからでしょうね。

 

 


見事なばかりに、もちろん刑務所の話ですからそうなのですが、男ばかりのこのドラマ。
唯一の癒しは、ジェヒョクの元カノのキム・ジホ(クリスタル)の存在。
ジェヒョクとのやり取りもくすりと笑い、そして泣けてきてね。

 

いぶし銀なドラマだし、視聴すればするほど好きになるドラマ。
「応答せよ」シリーズの演出シン・ウォンホなので、どこか似通ったテイストを感じる。
悲劇と、喜劇と、ユーモアとペーソスが入っていて、生きているなぁ、人生だなぁと感じさせるテイスト。
笑いながら泣くドラマ。

 

ジェヒョクがもう一度マウンドに立つ姿が見たい。
彼が投げる姿が見たい。
そう祈っている私がいます。
きっと視聴している人たちは全員そう願うはず。
どんなに不幸な運命でも、しかめっ面や悲痛な顔をだけで生きていく訳ではない。
どんなにやりきれない人生でも、優しさはあるし、笑いもある。
誰かと心を通わせることができる。生きていくことを、願うことを諦めない。
そんなことを感じさせてくれる稀有なドラマ。

 

 


受刑者仲間のミンチョルもカイストもコ課長も好きだけれども、ユ大尉とハニャン!が好きだわ。
とにかく一人一人のキャラクターが立っていて、どうして彼らがそういう選択をするのか、どうして刑務所に来てしまったのかが切ないほど伝わってくるの。
捨てキャラがいない。
ずるい人間を描いていても、いいこともすれば悪いこともするのが人間だという温かい制作者たちの想いが伝わってくるのです。

 

DEVILMAN crybaby

君に向けての愛の言葉は・・・ロボットじゃない24話まで

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コメント

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  • コメント (2)

    • かわせみ
    • 2018年 1月 14日

    わぁーっ✨チョン・ギョンホ❤️yucaさんついに彼への愛を認めたんですね‼️わかってましたよこのドラマ良さそうですねいつか見られたら嬉しいのですが✨よ

  1. かわせみさま

    ごぶさたしすぎで申訳ありません。今年もよろしくです。
    そして、そう。
    愛を認めましたw~

    これだけ彼のドラマを見ているということは、愛だよね・・・
    チョン・ギョンホ君のドラマ選びはうまくて、彼の出演するドラマは外れが少ないように思います。
    「刑務所のルールブック」機会があればぜひ。

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