私がハズバンドやったら・・・あさが来た50話まで
かつて「あまちゃん」という朝ドラをそれはそれは私は偏愛しておりまして、このブログの中でも断トツの記事数を誇ります。
感想を気が狂ったように書いて書いて書きつくした日々でした。
「あさが来た」に関しては「あまちゃん」ほどハマっているとは思いませんが、いやハマりつつあるのか?
このドラマの序盤から繰り返し出てくる「男らしさ」「女らしさ」というジェンダー論にも興味があったりします。
49話で五代さんが言った「大きな目で見れば男も女もそう違いはないのに・・・」というセリフが、妙に胸に響いて。
平成の時代になり、女性の社会進出を「輝く女性」なんて綺麗なキャッチコピーで飾って、少子高齢化社会の迫りくる労働力不足の解消を目指し働けよと政府がシュプレヒコールをあげる。
一方産めよ育てよと叫び、働くのか子供を産むのかどっちなのよと今の女の子たちは思っているのかなぁ。政府としては両方で。働け、産め、育てろと。
あさの置かれている状況にいまだに私たちは置かれているのよね。
そんなことを思っちゃうわけです。
新次郎を愛していても子供がいないことでひけめを感じている(おそらくですが)あさの問題にどのように決着をつけるのかしら。
そしてそんなあさに「私がハズバンドだったら・・・」なんて告白するも、意味が伝わらず玉砕自滅する五代さんも不憫でね(笑)
「男も女もない」といいながらあさに求めるのは実はワイフなのかい、五代さん?
しかし新次郎はあさに読ませる本ですら自分が吟味して渡しているのですよね。
光源氏が紫の君を育てたように、ゆっくりと注意深く愛をそそぐ新次郎。
五代さんのようにものすごく分かりやすい愛ではないのかもしれませんが、彼がいるからあさはあさらしく生きられるのでしょう。
そしてこの時の本が後の大学創設につながるのか。
本当にバイタリティあふれる女性です。新次郎の言葉ひとつひとつがあさという人間をカタチ作っていっているのでしょうね。
パチパチはんに始まり、石炭も、お金の善悪から考察された銀行も、そして大学も、すべてが新次郎が起点となっていますもの。
こういう愛のカタチもあるのです。
史実でいえば広岡は浅子の女中を妾にしたらしいので、このままいけばふゆちゃんとそうなるかも。とやきもきしています。
なんだかきな臭い方向に話が向かっていますよね。
ふゆちゃんは決して悪い子ではないのですが、「はつの方がいい」とはつびいきな女の子ですよね。
これが惣兵衛だったらきっと「はつより私の方が理解できている」なんて思うことはないような気がします。
(白蛇はんがタイプかどうかは別としてですよ)
はつリスペクトな女の子なので、はつを差し置いてという発想はしないと思う。
どこかであさのことを、主人なのだけれども軽んじているような、そんな気配がふゆちゃんから漂う。
だからちょっと苦手なんですよね。
あさと新次郎、五代さんのトライアングルにふゆちゃんが参戦するのか。
気になって仕方がありません。
「ただいま戻りました」と炭鉱で言うあさ。
あさの凄いところはどんな場所でも自然体でいられるしなやかさと、自分の気持ちを偽ることができない素直さなのだろうね。
■ 身もだえポイント ■
ちゃんとトレンドを押さえている新次郎さん♪ お姫様だっこだよ~
思わず「私がハズバンドやったら・・・」と口走り「何を言っているんだ・・・」と羞恥に包まれる五代さんもよいけれども、やっぱりお姫様だっこに軍配が上がります。
yucaさん こんばんは~♪
「あさが来た」私も楽しく観てます♪
新次郎さんのお妾問題
朝ドラなので心配ない
このドキドキは 脚本家さんの作戦にまんまとハマっているのだけと思いつつも
ふゆの様子を見るにつけ 不安で
よのさんもいるので 増々不安
ふゆが参戦するのは嫌と思いつつ
ふゆ が参戦する展開をどこかで望んだりもしています。
「カーネーション」では ヒロインの不倫を描いていましたから
案外チャレンジするのが最近の朝ドラという認識もあるのでね
納得できる形を見せてくれたら アリ と思うのですよ。
学校が無い日と、仕事を休んだ日しか、見たことが無い朝ドラ。が、最終回には視聴できる、不思議な朝ドラ。
どのヒロインも、孫に囲まれて幸せな人生だったと振り返る。なるほど!これが朝ドラの公式だと、気付いた大学時代。
家事に従事しても、職場に外出しても、結局はその方程式かと学びました。
あれから、録画貯金をしてまで全篇完走したのは、カーネーションと、アマちゃんだけ。
(計画停電で録画が途切れたことは、振り返らないでおこう)
で、今回の朝ドラ。ま、そりゃ、そう来るだろうね、の少子化問題。
ロリコン疑惑の視聴者の反応で学んだのでしょう、アナウンサーのナレーションで、
ナ;お妾さんは・・・この時代には、よく有ることなのでした。
僅か3秒で、当事者(ヒロイン夫妻)には不条理な展開を。理不尽がまかり通った時代でした、と片づけるとは。
アナのナレーションで封じ込めるとは、さすが公共放送、鮮やかだ。
でも、ゴダイ様に、カーネーションの周防さんを期待するのは、気の毒よNHKさん。あれは、才能と才能と努力の、奇跡のご縁だったのよ。
新次郎はんが、洋装になっても色褪せない旦那様で居られますように御活躍を祈っております。(お父様亡き後も、見るからね!玉木君)
冷めた視聴者で、すんまへん。お金は支払いますえ、はい、引き落としやさかい。
しまった、ドラマの感想が、一言も無いコメントを送信しました。(いっつも、いつもの事よね、FANさん) ごめんなさい。
えっと、思い出せ、有っただろう?わたし。
富田靖子の、相撲シーンで駆け寄った感涙は、本物の涙に見えました。
ハツさんの滲みでる人格も、素晴らしい。二人とも、大河女優ですよね?奥行きに、魅せられています。近藤正臣は、言わずもがな。
あとは、友近と大番頭はんが、くっついてくれるのかが、気になっています。以上でした。
ジヨンさん、コメントありがとうございます♪
も~、遅レスしすぎてごらんになっていらっしゃるかどうかもわからない失礼をお許しください。
でもね、「あさが来た」ものすごく楽しく視聴していますよ!
いいよね!!
脚本家の大森美香って「二千年の恋」や「不機嫌なジーン」が好きだったの。
結構ビターな作風の脚本家さんだという認識があるのです。
朝ドラだからハッピーエンドというわけではなく、やっぱり人生の悲哀なんかも盛り込むのか?とドキドキしながら視聴しています。
あさがどこまでもどこまでも走っていく姿に、どこまでもどこまでも幸せだと感じられないのかなとも思ってみたりして。
あんなに愛され必要とされているのに、あさはもっともっとと思うのよね。
結構ビターな気配を感じているのだけれども。
どうなるのかしら?
FANさん、コメントありがとうございます♪
毎度毎度のブログ放置のテイタラク、すみません。
ドラマを見ていないのでブログを書けないのですが、そのうちにブログの書き方を忘れていくというループな感じです。
私も朝ドラを完走したのは「あまちゃん」と「ふたりっ子」(古ッ!)ですが「あさが来た」も完走できそうな勢いですね。
>どのヒロインも、孫に囲まれて幸せな人生だったと振り返る。
「あさが来た」・・・楽しいのですけれども、ひたひたとなんだか、じわっと怖くなるのです。
夫に愛され、家族に必要とされ、自分のアイデンティティを仕事に見出し、でもあさはまだ満たされないのよね。
子供が生まれ(この週は今から視聴するのですが)、それでもまだ自分にどこか自信がないあさ。
愛されていても愛されている実感がないあさ。
彼女の中にある空洞は、ものすごく大きいのかもと思います。
そんな彼女が、おばあちゃんになって幸せだったというのか、それでもまだまだ何かが足りないというのか。
そこらへんを見守りたいなぁ。
FANさん、どもども~♪
勢いがあるドラマは、やっぱり脇役も光りますよね。
>友近と大番頭はん
うん、くっついてほしい。この二人がくっつくと、なんか人生っていいなぁと思えるかもしれない。
あさがもてもてなのはね、お家もよくって、かわゆくて、才能もあって、なんだかなぁと思います。
でも彼女の中にある欠落が、あさを嫌味な女にしないのかもね。
その欠落がいじましいなぁと思わせるのかも。
・・・うわ、なんだかやさぐれているコメントだわ(苦笑)
鍵コメさま、コメントありがとうございます♪
>韓国ドラマそっちのけで?今は「あさが来た」に夢中になっています。
わかります!私も同じですよ。
>新次郎@玉木宏があんまりにもかっこよくて素敵
いいよね~、男の色香がぷんぷんと。
自分が何が足りないかを知り、何かを熱望すると雨が降るという男の諦観が愛おしいのですよ。
陰があるヒーローですよね。御曹司なのに。
先週分を今から視聴します!とうとうあさちゃんに子供が!の週です。