Autumn has come・・・愛なんていらねえよ1
韓国ドラマ「その冬、風が吹く」の放送開始前になんとかぎりぎり間にあって、「愛なんていらねえよ、夏」を復習できたわ~
風に揺らぐ一本の木を見て弟子が師匠に『あの木が揺らいでいるのか、風が揺らいでいるのか』を聞いたといいます。師匠は『お前の心が揺らいでいるのだ』と答えました。作品の中の風もそんなものだと思います。物語が進むにつれ、4人のキャラクターの価値観と感情が変わり、それによって新たな対立が生まれます。タイトルの中の風は心を揺らすものではないかと思います(キム・ボム)
「その冬、風が吹く」についてのインタビューでキム・ボムが以上のように答えている。このタイトルは、わかりやすいかも。愛という風に揺れた心がどこに向かうかを、見極めるドラマになるであろうと予測はつくのだけれども。
「愛なんていらねえよ、夏」は、なぜ「夏」がつくんだろうか(笑)
もちろん夏の物語だったというのもあるのだろうけれども、秋になれば愛が必要になるのか、冬ならばどうなのよ?といつも考えちゃいます。
「夏」を舞台にしながらも、暑苦しいべたべたしたウエットな作品ではなく、どこかさらっとした乾いた温度の作品でもありました。
目の見えない少女と、嘘を生業としたホストが、目に見えない「愛」という存在を、どこまで信じられるかというテーマ。
「神様は残酷」「神様は残酷じゃない。いないだけだ」と言っていた登場人物が、神様に希う・・・それが愛なのだ。
このドラマが視聴率が悪かった理由は、広末の演技、渡部篤郎の滑舌の悪さ、ベタな展開なのにクールな演出・・・といったことが当時挙げられていたけれども、全てをひっくるめて私は大好きだわ~
とくに渡部が演じるレイジのうんさんくさい話し方には理由があるし、広末ちゃんも時々甘いなぁ~と思う演技もあるけれども熱演だったわ。
この亜子とレイジの役を、ソン・ヘギョとチョ・インソンがどう演じるか、非常に興味があります。
何よりも「パダムパダム」「グッバイ・ソロ」の脚本家ノ・ヒギョンが、どうしてこの作品をリメイクしようとしたのか。リメイクして、さらに何をこの作品で訴えようとしているのか、興味がある。
私の大好きな奈留(藤原竜也)はキム・ボムが演じるのね。
「パダムパダム」でも好演した彼が、どう演じるのかも楽しみ。
奈留はキーパーソンですから、このドラマの。亜子とレイジの愛とは違う形の愛を見せてくれる。
続きは喧々諤々のラストについて。
愛してるんだよ! 行かせてくれよー。逃げたりなんかしねえからさ。
…ただ、生きて、生きてるあいつに会いたいんだよ。
ねえ、最後に会わせてくれよ。あいつは、あいつは、俺の光なんだよ。
暗闇の中に生きてきたレイジが光を見出した途端、その光を見失ってしまう・・・というのは物語のお約束ではありますが。
レイジに恋焦がれ、レイジになりたいと思い、レイジになれなかった奈留に、「伝説のホスト」としてのレイジの最後の幕引きを手伝ってもらうのですけれども。
その後の空港のシーン。違和感がずっとあった。ハッピーエンドだ、よかったね、じゃなくて。
スタッフがこのラストシーンについて語っていました「ファンタジーですから」と。
視聴者にこのラストはゆだねるということなのよ。ハッピーエンドだと思う人はそう思えばいいし、違和感を抱く人はこのシーンを夢だと思えばいい。
ムン・グニョンちゃんの映画「愛なんていらない」のラストシーンはまさに夢の中のようでありました。
レイジと亜子が出逢えたのは、あれは神様が見せてくれた一瞬の夢なのかもしれない。
そう思うと、空港のシーンが泣けて泣けて仕方がなくなるの。
レイジと楽しそうに笑う奈留に号泣。レイジを見つける亜子に号泣。
「嘘をつく声でその嘘がばれる」とレイジが優しく語り、the endですが、その語り口がまさにレイジの喋り方で。渡部さんは、あの独特なレイジの喋り方は演技だと、コメンタリーで語っていました。
だってホストだから、全て嘘なの。そんなレイジが思わず真実を話す時にだけ、語り口調が変わるの。
だからホストのレイジの喋り方をしているということは、あのラストシーン嘘なのかもしれない。
そう考えていくと、やっぱりあのラストシーンはやさしい「ファンタジー」なのだ。
そんなことを考えながら、深い余韻を味わい、再視聴終了。
何回視聴しても、好きなドラマだなぁ~
<追記>
ラストシーンが夢かも、嘘かもという考察は私だけではありません。
ドラマ「SPEC」の公式解説本にも以下のように考察されていました。参考までに。
愛を信じないホスト・白鳥レイジと、心を閉ざした盲目の令嬢・鷹園亜子が愛を見つけていく「愛なんていらねえよ、夏」(02年)。そのラスト、レイジは弟分に刺され、一方で亜子は目が見えるようになる。
アンハッピーを積み重ねてハッピーエンドを迎える、植田作品のラブストーリーの様式だ。ただ、ひどく意味深でもある。姿を消したレイジの居所を尋ねる亜子に、知人女性が指すのは空の上。それは飛行機に繋がり、海外を暗示するものだが、空=天国だとも取れる。視聴者にはレイジは死んだと思わせる台本上のフェイクで、演出上のテクニックだとも取れる。
ただ、その後描写されたのは、初見ながらレイジをレイジと認める亜子の姿で、それまでのタッチとは打って変わった、いかにもラブストーリー的な明るく華やかな演出だ。そこで思わされるのは、すべては幻想ではないのかということだ。つまりレイジはすでに死んでいて、亜子もまた目が見えていないのではないのか。そこは現実ならざる場所なのではないのか。まさに高みの違うステージで、永遠の場所。果たして……。
(SPEC magazineより引用)
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もうね、この写真を見ただけで泣けてきます。
レイジに焦がれた奈留の叫び。藤原くん、この後も活躍してますが、私の中のベストはやっぱり奈留です(>_<)
そしてラスト。
いつもだったら「ここで生きたらダメでしょ!」と突っ込むんですが、このドラマだけは「良かったぁ~」と思わず泣きました。
陳腐でもいいの、レイジに生きて幸せになって欲しかったの!
でも、yucaさんのご文章で「あ、夢なのか」と納得しました。
そうだね、夢かもね。ストンと胸に落ちました。
リアルな夢なら、レイジが幸せならそれもいい・・と書きながら、私、どんだけレイジが好きなんだろうと笑ってしまいました。こりゃ~貢いで破産、間違いなしね(笑)
となると、この後の奈留さんが気になって、気になって(爆)
どんだけ好きなんでしょう、このドラマ(笑)
インソン君はどんなレイジを見せてくれるんでしょうか~楽しみです^^
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♪パレアナ姉さん、コメントありがとうございます♪
こんなマニアックな記事にお付き合い頂いてありがとうございます。感謝だわ~
>陳腐でもいいの、レイジに生きて幸せになって欲しかったの!
うん、ハッピーエンドでいいんですよ~
今回DVDのコメンタリーを聞きながら視聴したのですが、亜子がレイジとわかる瞬間はファンタジーなのですとコメントされているのを聞いて、空港のシーンもファンタジーとして取れるな…と思った次第です。
結構ベタなストーリーだけれども、この乾いた感じでリメイクしてほしいなぁ。韓ドラお得意のドロドロした感じでリメイクしてほしくないな、と思います。
>私の中のベストはやっぱり奈留です(>_<)
私も~ 彼の愛の形もよくわかるのよね。誰かに憧れるって。ラストシーンが夢だった場合は、奈留は心に空洞を抱えて「レイジ」として新宿に君臨しているんだろうなぁ、と思います。
>こりゃ~貢いで破産、間違いなしね(笑)
貢ぐお金があまりありませんが、レイジのようなホストなら逢いたいなぁ。
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あのラストってファンタジーだったんですかあ!
当時リアルタイムで見てたけど、あのラストにはすごーく違和感があって…。だって咲子さんはちゃっかり家にもどってきてるし、ナイルでカレーライス食べてるおばちゃん達軍団とか、奈留も空港のシーンではフツーにレイジと話してるし…。とにかく、それまでの重~いっていうのかなあ、流れとは違ったタッチで…。当時の私は「上手くまとめすぎだよお!今までの話はなんだったんだ!」とかかなりムカついたものでした。
…でも…今回、ファンタジーだった、夢だったってのを聞いて私も納得ってゆうか、しました。と当時にレイジって本当は死んでたの?亜子は目が見えてないの?ってわかって?ショックっていうかやはり悲しいです…。10年以上もファンタジーとは思ってなかったですから。主題歌通りの結末だったのですね…?矛盾してるけどレイジには生きててほしかったな…。
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夏になると見返したくなるドラマなので昨年から『いら夏』をレンタルにて視聴してますが、リアルタイムで見てた時はレイジから見る亜子って家族目線がほとんどだな~って印象だったのですが、今は家族目線から始まったけど徐々に女性として見るようになったのかなって思ってます。
レイジはしおりさんとの悲しい出来事があったけど亜子との出会いがあって、もしラストが夢でなければちゃんと亜子とは付き合えたのでしょうか?生まれた時から天涯孤独だったけど家族のいる感情も擬似体験したから亜子に「堕ろせ」とかいいませんよね~…?
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♪みゆきさん、コメントありがとうございます ♪
夏になりましたね~ 夏になると「いら夏」視聴したくなりますよね。
>ナイルでカレーライス食べてるおばちゃん達軍団
そうそう、おかわりしたりしてますもの(笑)
ラストシーンは、視聴者の判断にゆだねるってことでしょうね。
ハッピーエンドだと思う人はそう思えばいいし、ビターエンドだと思う人はそう思えばいいという、終わり方だと思います。
しかし、ハッピーエンドだとみゆきさんが指摘してくださった事柄が、ひっかかりますよね。
皆、あんな事件があった後、あまりにもフツーすぎるじゃんって(笑)
だから、私の中ではあのラストはファンタジー。
ほろ苦さも含めて、「いら夏」は私の中で最高傑作の一つに入るドラマなのに、どうしてこんなに日本での評価が低いのでしょうか。
不思議~
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♪みゆきさん、コメントありがとう♪
>『いら夏』をレンタルにて視聴してますが
お、レンタル屋さんに置いていますか?
私の近所には全然置いていなくて、仕方なく購入しましたもの~
>レイジから見る亜子って家族目線がほとんどだな~
渡部篤郎と広末の歳の差で、ドラマ放映時から言われていましたよね。
この二人の恋愛ドラマがしっくりこない、って。
「どこか俺に似ているような気がした」と出逢いからレイジが言っているように、孤独な魂と魂が惹かれあったのでしょうね。
男女とか、家族とか越えたもっと何か大きな孤独で2人は結びついたのだと思います。
>亜子に「堕ろせ」とかいいませんよね~
言わないと思います。
家族ですものね。自分の孤独を埋めてくれる相手ですから、亜子は。
視聴すればするほど、新しい発見があります。
何気ないシーンにも深い意味が込められたりして、思わずうなってしまうし、カメラワークも秀逸。
ネットの片隅の辺鄙なブログで「いら夏」への愛をそっと叫んでいる私ですが、こうやって同じ感動を共有した人と「いら夏」を語りあえるのは楽しいです。
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♪ 鍵コメさま、コメントありがとうございます ♪
実はこのドラマリアルでは見のがしちゃんですよね。
一気視聴がしたくって、レンタルになったら一気見しようと思っていたのに、何年たってもレンタルにならない(爆)
あまりの視聴率の低さにレンタル屋でも取り扱わないと知って、憤慨して購入したんです。
あの頃、宅配レンタルとか知らなかったから(笑)
結構な出費で下が、出演者のコメンタリーも聞けて(レンタルも聞けるのかな?)、ドラマの理解度が深まりました。
いや、しかし、なぜ、こんなに人気がないんでしょうか?
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わざわざ、お返事をありがとうございます。今日、yucaさんのお返事に気づきました(汗っ)
「いら夏」が放送されてた当時、VHSでのレンタルが主流でDVDまで置いてあるドラマは一部でしたから「いら夏」なんてモチロンVHSしかレンタル店には置いてなくて、だから私は今だにコメンタリーは聞けていないのです~。宅配レンタルはDVDが届くのでしょーから聞けるのでしょーけど?動画配信の方が何回も見れるから、そっちで見てる…。ホント本気でDVD購入を考えてますが、もう中古しか扱ってないみたいね。しかし10年以上もたった今、コメンタリーを聞くのもちょっと勇気が要る感覚です。パンドラの箱を開けてしまうような気がしてます…。
う~ん、人気はないけど…10年以上たった今でも店頭には置いてないけど宅配レンタルはあるし、動画配信もあるから一応評価はされてるんだとは思います~。
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♪みゆきさん、コメントありがとうございます ♪
コメンタリー良かったですよ。
「いら夏」の評価されていない理由の一つに、渡部篤郎の喋り方が聞き取りにくい・・・っていうのが当時あったのですが、その理由もコメンタリーで語られていました。
あの独特なレイジの喋り方は演技だと、コメンタリーで語っていました。
ホストだから、全て嘘の声色なのです。
そんなレイジが思わず真実を話す時にだけ、声色が変わる。
そんなことを考えて演技していると知って、再度見直すときに、レイジの真実がどの瞬間なのか。
そしてその喋り方が、一番最後の「嘘をつく声でその嘘がバレる」の為の伏線と知って驚きました。
ものすごく深く考えて、視聴することができました。
未だに根強いファンがいるドラマですよね。
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初めまして。
只今このドラマをレンタル鑑賞中の者です。
リアルタイムで観ていたのですが、原作をもう一度観たくなってTSUTAYAさんで取り寄せて貰いました。
当時も夢中になって観ていたのですが、やっぱり不思議な磁力のある作品ですよね。
虚実が折り重なって奥行きがあって、繊細な感情の揺らぎと変化に引き込まれ、私にとって胸が痛くなる程に愛しい作品です。
役者さんの演技も脚本も素晴らしいですけど、例えばタイトルバックの蛍の光が集まって点字を成すところですとか、オルゴールの選曲…「Fly Me To The Moon」は亜子ちゃんの心境にぴったりという風に…細部に至るまでとても丁寧に作られているんですよね。
観る度に新しい発見もあって、返却したくないほどなんですけど(笑)でも、もっと多くの方に観て頂きたいなって思います。
ラストの解釈について私が引っかかったのは、最後の海辺で二人が並んで座っているシーン、あの亜子ちゃんは目が見えていないように私には映ったんですよね…目の焦点が合っていないというか…ということは、やっぱりあのシーンはレイジが見た夢なのかなと。ハッピーエンドとして受け取りたい気持ちもありますけどね。
長文失礼致しました。
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♪おーたむさん、コメントありがとうございます♪
初めまして!!
こんな僻地のブログに遊びに来ていただけて光栄です。しかも私の大好きな「愛なんていらねえよ、夏」にコメントくださるなんて、感激。
>虚実が折り重なって奥行きがあって、繊細な感情の揺らぎと変化に引き込まれ
おっしゃる通りです。
嘘を生業としたホストが、目に見えない「愛」という存在を、どこまで信じられるかというテーマが深い。
誰よりも胡散臭いレイジが真実の愛を語るなんて。
>例えばタイトルバック
亜子ちゃんの心の開き具合によって、レイジノ顔が見えたり見えなかったりという毎回のタイトルバックも、話に連動して胸が痛くなりますよね。
レイジが暗闇に取り込まれた回なんて、特に。
>やっぱりあのシーンはレイジが見た夢なのかなと
はい、私もそう思います。刺された瞬間に希望を見ているんでしょうね。
泣ける~
本当にもっと多くの方にこのドラマを知ってほしいな。
毎年夏になると見直しています。どうして人気がないのか、私にはさっぱりわかりません・・・
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こんばんは。。リアルタイムでこのドラマを見てとてもとてもすきになり、迷わずDVDを購入し、何回も何回も見ています。みるたび、新しい発見があって、そのたびにだいぶ前の作品なのですが、ぜんぜん古くなくて、また時間がたっても見直したい、大好きな作品の一つです。
ずっと、物語はハッピーーエンドだと思っていました。だって、レイジのさされた場所は、神の手を持つ先生の病院。だから、当然助かったのだと…でも、みなさんのお話を読ませていただいて、そうかも、と思うようになりました。
この作品につられて、その冬風が吹くを見ましたが。ぜんぜん印象の違う作品になっていて、それもまた、楽しめました。
でも、私はやはりこちらのレイジと亜子がいい。
いろいろ考えさせられて、何度も見返したくなる、愛しい作品です。
こちらでいろいろなコメントを拝見できて本当に楽しかったです。どうも有難うございました。
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♪morasyofuさん、コメントありがとうございます♪
>みるたび、新しい発見があって
一緒です! 毎年夏になると視聴し直しているんですが、そのたびに新しい発見がありますよね。
DVDだとコメンタリーなんかも、ものすごく内容が深くって、考えさせられますよね。
何よりもレイジの声を作っていたのは、嘘を語る声だから・・・みたいな渡部さんの演技論に脱帽。
それからレイジの本当の声ってどれだろう、どのシーンだろう、と思いつつ見直したりしています。
>物語はハッピーーエンドだと思っていました
ハッピーエンドでもいいですよね。
その時々の自分の気持ちによって解釈も変わってきます。
「その冬風が吹く」は、美しいドラマだけれども、「いら夏」とは違うドラマですね。
私もやっぱり「いら夏」の方が好きです。
こんなに素敵なドラマなのに、どうしてこんなに世間に評価されないのか。
もどかしいです。
私はリアルタイムでは、裏番組(笑)を見ていたのです。
「いら夏」は大切に視聴したいなぁ、と思っていたらビデオ屋さんでもレンタルされずに、あわててDVDを買って堪能しました(笑)
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はじめまして、こんにちは!
私の愛してやまない「いら夏」で、たどり着きました。
いつも、素晴らしいレビューをありがとうございます。
私も、何度も何度も見ていますが、やはり、ラストは(希望的思いで)
なんの疑いもなく、ハッピーエンドだと思っていました。
広末涼子(これ以外は、すごい苦手なんですが・・・)の演技。
渡部篤郎のしゃべり方から、物語の設定、せりふ、演出すべてが
大好きです。
藤原竜也は私もこの作品が一番すきかな。
あまりにも大好きなので、韓国版はどうしても入り込めなかったんですよねぇ。
その理由の一つが、ソンヘギョとインソンの年齢差があまりないので、
「いい年した女の子?が、いくらお兄ちゃんとはいえ、
あんなこと平気でするか???」っていう、一種の気持ち悪さ(笑)
日本版はその辺が全くといっていいほど、スキンシップがなくて、
純粋な兄妹のような、それでいて、それを超えたような愛情を
感じさせて、すごくよかったんですね。
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♪reireiさま、コメントありがとうございます♪
>私の愛してやまない「いら夏」
はじめまして!「いら夏」に対して同じ気持ちを抱く方からコメントを頂けて嬉しいです♪
>あまりにも大好きなので、韓国版はどうしても入り込めなかったんですよねぇ
「いら夏」を好きすぎて「その冬、風が吹く」はどうしても陳腐でチープなイメージしか感じませんでした。
しかも原作の素敵な部分をそぎ落としている脚本には異論がありますね。
私もヘギョとインソンのベタベタぶりにどん引きしましたもの。
>純粋な兄妹のような、それでいて、それを超えたような愛情を
日本版では、逆に恋愛感情が読みとれないと、非難轟々でしたけれども、私はこのくらいのドライさが好きです。
しかし、「その冬、風が吹く」のおかげで「愛なんていらねえよ、夏」が再び注目されるみたいで、それはちょっと嬉しいです。
「いら夏」の失敗(・・・視聴率では惨敗でしたものね)以来、心に染みいるような恋愛ドラマが日本では減ってきたように思えます。
しかし、こういう直球の恋愛ドラマにまた耽溺したいですよね。
「いら夏」について語り合えて、本当にウレシイです♪
ありがとうございます。
この記事読んで改めて最終回を見なおしての感想書かせてもらいます。
普通にハッピーエンドだとおもっていたんですが、確かに夢とも思える演出がありますね。
亜子と再会する場所が空港なのも、向こう側へ旅立つターミナルで二人の間を遮るジジババたちもひょっとしてと思ったり。
だから亜子を見つけたレイジは驚いたというよりも悲しい顔をしているのかなとか。
あとレイジが全身黒の服を着て、亜子が赤い服を着て抱き合うシーンは、白い服を来て血まみれになっていたレイジとの対比なのかなとか。
レイジは白とか明るい系の服着ているイメージが強かったので黒はココ以外着ていないかと思いきや結構着てますねw
まぁでも奈留が「でも今生きてるから」って言っているので、やっぱり夢説のほうがいいかもですね。
改めて見ましたけどやっぱりこのドラマは
いいですね。放送時は周りも結構みててレイジのモノマネも流行っていたので、てっきり視聴率いいかと思いきやだいぶ経ってから低視聴率だと知って驚きましたw
さんかくさま、コメントありがとうございます♪
>改めて見ましたけどやっぱりこのドラマはいいですね。
わ~い、「愛いら」ファンの同志がいらっしゃって嬉しいです!
このドラマね、もうずいぶんたつのに、毎年夏になると再視聴しています。
嘘と真実が逆転していくという脚本が素晴らしいし、演出、俳優、カメラワークも凄いと思います、今でも。
このドラマ低視聴率なので、なかなかレンタル店にも置いていないのですよね。
マニアックなドラマですよね。
でもいまだに、このドラマのことを忘れていない人がいらっしゃるのは、嬉しいものです。