たかが仕事、されど仕事・・・ミセン10話まで

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韓国ドラマ「ミセン」10話まで視聴。

11月から年末に向けて、「ミセン」の営業部第三チームと同じく私も仕事の山場(と忘年会の前半の山場・笑)を日々迎えておりへろへろです。
好きなドラマを見る時間も、好きな本を読む時間もなく、そして何より人生の息抜きのこのブログを書く時間もなく、やさぐれつつある日々。
自分が何のために仕事をしているのかなんてことはすっかり忙殺され流されていく日々の中で「ミセン」を観ていると、本当に心に染みいるいいドラマなんです!
明日も頑張ろうと思えるドラマなんです。
あんまり感想を書いていないのですけれどもね・・・

 

 

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演出を務めたキム・ウォンソクプロデューサーは「『トキメキ☆成均館スキャンダル』や『ミセン』をやりたがった理由は、韓国のドラマ市場がラブコメディやメディカルドラマがメインストリームとして定着している中、本格時代劇等いくつか限られたジャンル以外は制作が難しいし、制作すると言い出すことも難しい。でも、原本の創作物が良ければそれを持って自分がこういうふうに作ると言い出すのは簡単だ。きちんと作れなかった時の非難は怖くない」と述べている。
引用:「オフィスドラマ「ミセン」から「トキメキ☆成均館スキャンダル」が見える」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2008100

 

 

「成均館スキャンダル」はそれでもラブコメ(ロマコメ)のカテゴリーにくくられるかもしれませんが、「ミセン」は違います。
おそらくこのドラマは最後まで行ってもラブラインはないと思います。
むしろ下手にドロドロした三角関係のラブはいりません!

韓国ドラマは恋愛至上主義だと言っても過言ではないと思います。
かの国でのドラマでは勝者は必ず恋愛が成就した主人公たちなのです。まるで恋愛が成就できなければ永遠に人生の主役にはなれないことを繰り返し、繰り返し視聴者に刷り込んでいく。
恋愛だけが、自分がこの世界に生きている証のような、恋愛だけが、この貧富の差が激しい世の中で成り上がって行く唯一の手段のような、そんな設定にときどきうんざりすることがあります。
恋愛って、そんなに素敵なことなのかって。

恋って素敵だよ。愛はすごいよ、すべてを凌ぐよ。
でもね、でもね、全ての人々に分け隔てなく愛は降り注ぐものではないのです。
ヒロインはヒーローと結ばれて、どんなに二番手クンが素敵で優しくて包容力があってお金持ちでいつも見守っていようとも、どこまでいっても二番手クンはヒーローになれないのです。
最初からドラマの筋立てで、その恋愛の勝者は決まっているんです。
この恋愛至上主義のドラマの設定は、弱肉強食の世界よりもはるかに恐ろしいと感じる私がいます。

 

 

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恋愛至上主義のドラマに少し辟易していた私の目の前に現れたのが「ミセン」!
思いっきりお仕事のドラマです。
最初から最後まで、登場人物たちは狭い会社の中で働いている。
ぜんぜん感想を書いていませんが、毎回山あり谷ありでハラハラし通しです。
年末の仕事で忙しくてくたくたなのに、家に帰っても「ミセン」の皆とワン・インターナショナルの商社の一員となって働いている気がします(笑)
まさに気分はダブルワーカー(爆)

主人公がスーパーミラクルな才能(囲碁をやっているので記憶力は抜群だけれども)や家柄ではなく、ごく普通の青年。
その青年が社会に出て、周囲の人々の汗水たらして働いていく姿を、その純真なまっすぐなまなざしで見つめ、受け入れていく。
全てを自分の中に「YES」と言ってあるがままに受け入れ、相手の素敵なところ、優れているところを吸収していく。
その姿に、共に働く同僚、上司も感化されていくのよね。

 

 

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何が素敵かって人間関係が一方的ではないことかな。
利用されるだけの存在、利用するだけの存在ではなくて、互いに互いを影響しあい、認めあっていく。
新人も上司も、男も女も関係なく。
新人は新人のつらさがあり、中間管理職は中間管理職の悲哀が、そして役員は役員なりの責任と恐怖が描かれています。
それらが様々に絡み合い、白が黒になり黒が白になり、囲み囲まれ、一つの盤を織りなしていく。
一つのプロジェクトに向かって、その陰にたくさんのネゴシエーションと挫折、悲哀と責任、涙と喜びの果てに達成感があるのがいいなぁ。

 

 

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まあ、しかし舞台となる商社、セクハラ、パワハラは当たり前というなんともリスクマネージメントがオロソカなのはあくまでドラマだからでしょうか。
今の日本の企業でここまであからさまだと、それこそブラック企業と名指しで評判ガタ落ちになること間違いなしです。
しかも急激に進む少子高齢化(確か韓国も統計ではそうだったような記憶が)により、買い手市場から売り手市場にチェンジした求人状況の日本では大っぴらにはされないパワハラ光景であることは確かでしょう。

 

 

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久しぶりにブログを書いたので私きちんと記事が書けるかしら?と心配しておりましたが、案ずるより産むがやすしですね(笑)
いつものごとく中身のないことをグダグダと書いてしまいました(笑)
「ミセン」はグレが独りでネクタイが結べるまでのお話=世界とうまく付き合い、仕事を通して自分の存在意義を確認するまでのお話だと思っています。
こういう単純明快なお話の筋立てが、意外に毎回心を熱くするんですよね。

「たがが仕事、されど仕事」
登場人物のせりふなのですが、仕事を通して自分の存在を見つめなおすことができる。
自分はどう世界と関わって行きたいのか、それによりどう夢をかなえていくのか、達成感を味わうのか。
そんな直球なテーマが、なんともじんわりやんわり心に響いてきて、心地いいんです。
胸が熱くなるんです。
恋だの愛だのだけがこの世界に自分の存在の意味を認識できる手段ではないのよね、仕事だって、いえ仕事こそが自分の存在を確かめることができる手段だと思います。
そういう真っ当なテーマが、恋愛ドラマがメインストリームになっている韓国ドラマの中でものすごく斬新に視聴者に受け入れられているのでしょう。

あ、こっそり告白しますが、私はグレ(シワン君)、ペクギ(カン・ハヌル)、なによりもハン・ソクユル(ピョン・ヨハン)と新人トリオにメロメロなのですが、なによりもハートを打ち抜かれたのはオ課長(イ・ソンミン)!
グレが課長をみる目が尊敬のあまりハートなのですが(笑)、私も好き過ぎて課長の背景がハートに見えるとおののきましたもの、この記事のトップ画像で(爆)

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コメント

  1. こんにちは、yucaさん。
    セクハラ、パワハラ満載というかなり無茶なドラマですが、ストーリーの本筋はサラリーマンの日常を捕えているようで、楽しくて、辛くて、切ないですね。
    17話まで見たんですが、グレの契約にまつわるアップダウンで、見ているこっちも一喜一憂してしまいます。
    後者の方が多いけど。

    どうでもいいのですが、チャン・ベッキがドイツ語の発音レッスンされてしまうところがお気に入りです。
    あの課長代理、飲みませんか?て部下に言われてベンチで缶ビールって(笑)、らしいと言えばらしいですが。この二人のやり取りは、なんだか自分の新人の時を思い出すようで嫌でもあり、楽しみでもあります。

    ながながとすみませーん。書き逃げ~(・_・;)

  2. はうんさん、コメントありがとうございます♪

    は、年度末でバタバタしているうちに視聴が追いつかれた(爆)

    >ストーリーの本筋はサラリーマンの日常を捕えているようで、楽しくて、辛くて、切ないですね。
    ほんまです。
    毎回書くけれども、私も頑張って仕事をしようと思いますもの。
    新人のころのフレッシュな気持ちを思い出すというのかな。

    >なんだか自分の新人の時を思い出すようで嫌でもあり、楽しみでもあります。
    みんなそうなんですよね。自分の若かりし頃を思い出してぐっときているのだと思います。
    あるいは今の自分に重ね合わせているとか。

    今の私は管理職の気持ちの方が分かったりして、そこも加齢を感じて切ない(爆)

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