運命は善悪を区別しない・・・ホワイトクリスマス6話
「どうすれば私をあきらめてくれる?私はどうしたらいいの?」
「壊れることだ。
今よりずっと・・・」
「・・・・・・」
「俺みたいなヤツが釣り合うくらい壊れればいい」
「・・・・・・」
「でももう無理な話だけどな。俺の方がすでに壊れ過ぎてしまったから」
もう、何も言うことないです。ただただこのドラマはオススメだわ~
反転に次ぐ反転で、息もつけない。
会話だけでこんなに人間の深層心理まで描いていこうとする。
視聴をする前は「バトルロワイヤル」みたいなドラマかしら、
それとも恩田陸の「ネバーランド」かなと思っていたのだけれども
むしろ会話だけで進んでいく「麦の海に沈む果実」シリーズを彷彿とする。
ネタバレですので未見の方は回避推奨!
俺は祈らない
いいや祈ることが出来ない
どんな理由で神に助けを求めようか
善良だから助けてくれとでも言おうか
自分は特別だから保護してくれとでも言おうか
今日死んだ人の事を考えてみよう
その人は善良じゃないから、不幸が訪れたのか
不要な命だから癌になったのか
だから祈りは無意味だ
神も運命も善悪を区別する事は出来ない
彼女ジョンへのように
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