心はギブアンドテイクじゃない・・・梨泰院クラス 6話まで
韓国ドラマ「梨泰院クラス」6話まで視聴。
韓国ドラマが御得意の復讐もの。
序盤は主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)が、どん底に落ちていくのが視聴していてつらかったなぁ。
幸せは一瞬で奪われる。成功することで長家に復讐しようとするセロイの周りに、ひとりまた一人と仲間が集まってくるのは「ワンピース」の筋立てと同じだけれども、やっぱり胸アツ。心が動く。
俺の人生は少し・・・苦い。
とても苦いんだ。
夜もよく眠れないし、恋しいし、寂しいし、腹が立って。
だからこの仕事が合っている。
特に理由はない。
ただ・・・少しだけでもいいから、苦い夜を、俺の人生を甘くしたかった。
セロイのこの独白にも似た、「タンバム(甘い夜)」という名に込められた思いを聞き、鳥肌が立った。
10歳も年下の女の子に対して素直に「すごいな」と言って頭を撫でたシーンに、鳥肌が立った。このシーン、最高!
そこからなんだか加速度的に本気になって視聴しています。
チョ・イソじゃないけれども、セロイを見ていると心がざわつく。
そしてセロイの周りに集まってくる人間はすべて愛に飢えた人間であることに気づく。
「梨泰院クラス」は愛を知らずに大きくなってしまった人間が、愛されて育ったセロイの周りに集まってくる物語であることに気づく。
父に愛されて育った記憶があるセロイは、何があってもぶれない。
まなざしがいつも未来を向いている。
このドラマで問われる「愛」とは、自分の思い通りに相手を動かそうとする、相手を縛り付けようとする「愛」ではなく、ただ相手を受け入れ認め、相手の長所を伸ばそうとする「愛」
そりゃあ、イソが恋に落ちるのもわかるわ。
苦い人生を背負っている人間たちが、ダンバムに引き寄せられるように集まってくる6話まで。
チャン・グンス、チェ・スングォン、マ・ヒョニ、そしてイソもほろ苦い人生の中で夢を見ることにあこがれて、セロイの眩さにあこがれて。
チームができていく、チームの信頼関係ができていく過程は、いつ見てもワクワクする。
人は独りでは生きていけないことを思い出させてくれる。
【あらすじ】辛い過去と犯罪歴を背負って生きる青年が、国際色豊かなソウルの梨泰院に飲食店を開店。その胸に復讐(ふくしゅう)の炎をたぎらせながら、成功を目指し歩き始める。
初恋は引きずるし、たちが悪いからなぁ・・・
オ・スアがセロイに対していつも傷つけてしまうのは、愛されたい気持ちの裏返し。
恩人を裏切った自分に見切りをつけて欲しくて、でも離れて欲しくなくて、セロイに対していつも相反する自分の気持ちに振り回されてしまう。
どこまでしたらセロイは自分を見限るのか。
見限らないセロイの愛を見るたびに、心のどこかでほっとする。
自分を愛し続けていることにほっとする。
同時に、10年たってもぶれないセロイの強さが憎らしくなる。
スアは矛盾した気持ちをいつも持て余す。
「私を好きにならないで」という言葉は、セロイに向けた言葉ではなく自分自身に向けた言葉。
「セロイのことを好きにならない」って。
だって、セロイを好きだという気持ちを認めてしまうと、今まで自分が選択してきた人生を否定することになるから。
「梨泰院クラス」のラスボスはチャン・デヒならば、チャン・グンウォンは前哨戦。
しかしチャン・グンウォン演じる俳優さんは、なんて軽くいやらしく、あさましく、小物感を出し、どうしようもなくダメな人間を演じてくれるのでしょうかね。
かなりリスキーな役回りであるけれども、チャン・グニョンが卑怯であればあるほど、セロイが輝く。
チャン・グンウォンはコントロールフリークの父親の元、その性格のいびつさに磨きをかけていく。
チキンが食べれないなんて、そのいびつさの裏に垣間見れる小心さ、デリケートさ。
血でつながった親子よりも、セロイの周囲の血のつながらない、夢に向かって走っていく仲間たちのなんて熱いことか。
チョ・イソ、破天荒なヒロイン。ソシオパスで自分勝手で、共感力ゼロ、IQが高いため周囲の人間がすべて馬鹿に見える。
自分の夢を押し付けてくる母親でさえも。
世の中は簡単で、卑小で、すべてを俯瞰して見えてしまうクレバーなイソにとっては、想定内のことばかりでたまらなく退屈。
死にたくなるくらい退屈。
そんな退屈のあまりに死にそうだった彼女は、セロイに出逢う。
退屈だったモノクロの世界が、色彩にあふれた瞬間。
セロイと過ごす時間は、なんてキラキラ輝いて見えるのだろうか。
いけ好かないイソですが(近くにいたら嫌かも・・・)、自分のことを必要としてくれるセロイの前では恐ろしく素直になり、セロイを自分の力で成功させたいと思うのはいじらしい。可憐でもある。
新しいヒロイン像を見せてくれる、チョ・イソが好きだなぁ。
彼女の恋心が叶いますように。
心はgive & takeではないので、相手を愛したら自分を愛してくれるわけでもない。初恋のスアにとらわれているセロイをどうやって自分に振り返ってもらうのか。なんでも簡単に手に入ってきたイソの一番の難関だな(笑)
チョ・イソ、ナイスディフェンス!(笑)
おお、かつての前髪坊やもとうとう、
奇天烈な前髪で勝負できるように、お成り遊ばされたのですね。
この人の、キム秘書はいったい・・(だったかな?)と言う
御曹司役のドラマが面白かったです。
声に幅広さを出せそうに思えて、頑張ってほしいな、
浅はかな発信で、躓かないでね(エイプリルコロナ)
と、願っております。
ところで、前髪と言えば。
住民には理髪店を自粛対象にしながらも
ちゃっかりその2日前ぐらいに
ご自身は散髪なさってましたね、百合子都知事。
先を読んでるわぁーーー・・マスクのセンスもいいぞ!!
都民の皆様お気を悪くなさったら、お詫びいたします。
大阪に来るなと言われたケンミンより。
FANさん、どもども~
どうなるんでしょうね~
ブログではあまり暗いことはかきたくないけれども
ストレスマックスですわ。
@ストレスマックス・・
ユカさん大丈夫かなぁ・・。と慮ったつもりでアホな前髪談義を盛り込みましたが。
@ストレスマックスです。
そりゃそうでしょう。
比較の対象にもなりませんが
先週、本当に某地方自治体から
表題の検診予約通知が投函されていました。
① この通知書から感染しないように。室内で除菌スプレーして開封するストレス
② 除菌するための消毒液をチマチマ作るストレス
③ で、更にレトロなマスクを郵送作業するバイト募集の同封シテきやがるストレス
さ、私は先週。上記のどれに一番憤ったでしょう。
※。。全部 正解です。(それしか無いヤロ・・
ユカさん、大丈夫です。わたくしナンザ、
世帯主から10万円のおこぼれが貰えるかフアンなFANでした)
FANさん、コメントありがとうございます。
あはは、笑った~
もうストレスマックスで、笑っちゃうしかない状況ですよね。
なんだかドラマを観ていても経営のことを考えてしまう脳内になっている・・・
10万円、たのしみだね。
何にお金使おうかな。
ブログ10周年記念でぱーっと使おう!そんなこと考えてます~