いつ、どこで会っても
「もう・・疲れたわ。
・・・10年が過ぎて・・・20年が過ぎて・・・道ですれ違っても、無視して」
「・・・」
「二度と、会わないように・・忘れて」
「もう会うのはよそう・・君の顔を見る自信が無い。
また弱気になって、君を引き止めてしまう・・・
どこかで会っても、知らんぷりしてくれ・・・」
「ああ、お前はとても愚かなやつだ。
会っても無視しろって言葉を信じたのか?
それは、いつ、どこで自分に会っても、気付いてくれって意味だ」
「・・・」
(ケ・セラ・セラ 17話)
最終話、息もつけないほどゾクゾクしていた。
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