他の私を今あなたに見せてあげるわ

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ケ・セラ・セラ 12話まで視聴。
9話の展開は息もつけない、食い入る様にのめりこむ神展開。
登場人物が4人しかいないのに、濃厚な、緊迫感に溢れる展開。
すごい、すごい、9話だけでこのドラマが大好きです。
挫折しなくてよかった・・・再挑戦してよかった。出会えてよかった。
すべてを持っている女が好き、と豪語し、でも自分を決して
切り売りしないことに矜持を持っていたテジュ。
すべてを持っている女でも、自分があきたらあっさりとジ・エンドにする。
そんな彼が、何も持っていないウンスと知り合い、
何も持っていないのに体当たりでアタックしてくる彼女で暇つぶし。
ここまではよくある話。
すっかり自分に夢中で、自分のモノだと思った彼女が
他の男性と親しくなった途端、面白くない。独占欲が出てくる。
捨てたオモチャを他人が拾うと面白くない。
ウンスに対する言動は、まさにいじめっ子。
気になればなるほど、自分の口から出る言葉は彼女を傷つける言葉ばかり。
ウンスに執着する心とウラハラな自分の言動に、テジュ半狂乱。
このシチュエーション、痛いほど、わかる。鳥肌がたつ。
4人の関係が12話まででくるっと1回転して、また元の関係になった後、
テジュのやるせない視線がいいのよねぇ。
前半の半狂乱の様相と異なり、さらに一段と深い悲しみの視線。
渇望し、狂おしいほどの自分の気持ちを抑え込もうとする視線。
いいわぁ。17話までどうなるのだろうか。
ヘリンも意外に好きなの。
全てを持っているけれど、自分の欲しいモノが手に入らないお嬢様。
ホントは愛して欲しいだけなのに、自分の言葉が相手を逆なでしてしまう。
そんな話し方しかできない、寂しい女の子。
ヘリンが父親に土下座したシーンはゾクゾクした。
「ジュンヒョクさんを捨てたわ・・・彼まで捨てろとは言わないで・・
彼がいないと死ぬわ。 お願いだから助けて・・。」
そしてジュンヒョク。
彼はヘリンのことを愛していると思うのだけれどなぁ・・・そんな気がする。
魂に刻み込まれた愛。
ヒロインのウンスは一番どうでもいい(笑)
でもしんなりした目つきで登場した彼女が、愛を知って、あっという間に
可愛くなっていくのにはびっくり。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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