mi malo muchacha

帰ってきた
笑った
ウンジョヤ、と呼んだ。
ウンジョヤ、と呼んだ。
ウンジョヤ、と呼んだ。

あんたに・・・何がわかるのよ
あの人は 会っても 会わなくても 胸が苦しい
いても いなくても 胸が苦しい
私に笑いかけても苦しいし 誰かに笑いかけているのを見るのも苦しい
名前を…呼ばれても苦しくて 呼ばれなくても苦しい

ある日 突然 この世から消えない限り
永遠に苦しみ続けるだろう
でも 傍にいてほしい…
憎める方が その方が 彼がいないよりいい…
マシなの…
どうせ…苦しいなら 会える方がいい…

ウンジョヤ
来いよ
ここに来いよ
あの人は自分が犯した罪を忘れたのだろうか
彼はなぜ私を呼ぶのだろう
彼はなぜ微笑むのだろう
きっと・・・どうにかなってしまったのね
そして私も・・・
どうにかなってしまったに違いない・・

そして・・・その日オレの悪い女が・・・
(オレを)愛して憎んだ女が(オレを思って)最後に泣いた。
オレもそうだ。オレも悪い女を想って・・・最後に泣いた。

主人公のモノローグがじんわりとに心に染みいる。
本当にいいドラマだった。
家族愛というものをかんがえさせられるし、善と悪なんて簡単な二元論ではなく
人の心の光と闇の繊細なうつろいを見せてもらった。

「ねえ・・・パスワードのMMMってどういう意味なの?」
「【Mi malo muchacha】・・・スペイン語で
俺の愛する不良娘って言う意味だよ
・・・ナップンキジベ(悪い女)」

blog_import_54d69ab18c4e8シンデレラのお姉さん(全20話) 視聴
★★★★★
最後までウンジョはギフンの名前を呼ばなかったなぁ。
「あの人」と言っていた。
ギフンは名前を呼ぶことで魔法をかけたのね。
人になつかない、誰よりももろくやさしい心を持っているがゆえに
自分が傷つかないようにキバをむきだしにしている少女、
その誰よりも孤高な魂の持主、
絶えず血がどくどくと流れているような少女に魔法をかけた。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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