夜をぶっとばせ・・・ヴァンパイア検事 4話まで

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韓国ドラマ「ヴァンパイア検事」4話まで視聴。

 

 

こりゃ、また、面白いドラマだわぁ~
スタイリッシュな映像、1話完結の法廷もの。という感じで進んでいますが、この展開の奥底には、なぜ、主人公テヨン(ヨン・ジョンフン)がヴァンパイアになったのかという謎も含まれて、視聴者をぐいぐい引っ張っていくのね。

密かに、ヴァンパイアものは押さえている私。
はやりの「トワイライト」も「ヴァンパイア・ダイアリーズ」も、古くは「バフィー 恋する十字架」やら
もちろん、ヴァンパイア・レスタトも「ポーの一族」も押さえています。

アン・ライスでSM設定の驚きのゴシックロマンの洗礼を受けた私は、
「トワイライト・サーガ」のある意味クラシカルなガーリー趣味の回帰は興味深いものがあるわ。
今のアメリカでは「パワフル・ウーマン」的フェミニズム思想に疲れて
「きゃ~、私何にもできないの。守って。でも私のために争わないで~」みたいな
ガーリーなヒロインをどこかで待ち望んでいたんだろうなぁ。と強く感じる訳です。
いずれにしろヴァンパイアものは生と性が色濃く描かれている設定な訳ですよね。
エロティシズムの目覚める、思春期の少女はヴァンパイアものが好きですもの。

振りかえってこの韓国ドラマの「ヴァンパイア検事」。面白い設定です。
韓国って「渇き」のような、エロくてグロいヴァンパイアものをみせてくれているので興味津々。

4話まで視聴したら、意外なことに、硬派な法廷モノ、というイメージが先行しているなぁ。
そこはケーブル系のドラマなので、扱われる犯罪は性的トラウマを起因とした犯罪ばかり
なのだけれども、結構真面目に捜査してたりして。
アメドラの「Law & Order」やら「デクスター」、「CSI」の影響が大きい?
吸血行為のエロティシズムとは無縁のドラマ展開です、今のところ。

なんたって、主人公テヨンは死者の血から、殺害される瞬間を幻視できるという能力を
持っているのだけれども、なんともその幻視の方法がいじましい(笑)
検査用の血液サンプルを掠め盗って、くいっと飲むんだから、
エロティシズムも何もありませんわ~

 

 

 

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とにかく、映像がスタイリッシュでうっとり。
ソウルなんだけれども、まるで近未来の都市のように映ったりして、ゴッサムシティみたい。

 

 

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4話のエピソードは秀逸。捻りも利いていて、ビターな結末。
ヴァンパイアといえども、無敵ではなく、その能力も万能ではない。

これからが楽しみなドラマの一つです。テヨンの謎、立ち向かう敵は?
エッジの利いた展開が待ってそうよね。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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