人を愛する目は青く、人を憎む目は赤い・・・ヴァンパイア検事 6話まで
1話完結の推理、捜査ものの形をとっているのだけれども、その裏では
7年前のヴァンパイア事件の真相が隠されていて・・・といった展開で6話まで進んでいます。
扱われる事件は「レイプ」「いじめ」「幼児への性的虐待」「エリーザベト・バートリ事件」といった
どれも陰惨で、陰鬱で、血に彩られた事件ばかりで、さすがにヘビーです。
おまけに、特捜犯罪捜査チーム(どうやら落ちこぼれの吹き溜まり?)に配属された
ミン検事(ヨン・ジョンフン)はニコリともしないcool beauty。
冷え冷えとした雰囲気を醸し出しています。
そんな彼も、6話までくると、他のチームメイトとも、ホンの少しだけ関わってきて、
たまにニコリとした顔が、何とも言えずcute! ギャップがいいのよね~
チームを組む仲間も個性的なのは、こういう捜査ドラマではお約束だけれども。
ユ検事が、ぶっきらぼうな中にカワユサが見え隠れして、
ちょっとミン検事が気になってるのね。
スンボム刑事は、ミン検事のよき理解者。
ドンマンくん。
このチーム4人がクローズアップされた6話は、シリアスなんだけれど、オカシイ。
事件は凄惨なんだけれども、死因が二転三転して、チームが振り回されていくのよね~
簡単な事件と思いきや・・・の展開は、ブラックユーモアが込められていて
だんだんこのドラマの世界に、私も引き込まれていくわ~
ミン検事がなぜ、ヴァンパイアになったのか、彼は何を探しているのか・・・
この謎が視聴者を引き付けていきます。
そして、以前解決したはずの事件の関係者が・・・という流れ。
続きが気になって、サクサク視聴しているわ~
ミン検事が能力を発揮する時、青い目になるのが意表を突かれて。
ヴァンパイア(魔物)って、赤い目のイメージがありませんか?
それなのに、彼の瞳は静謐な青さをたたえていて、喪ったものを嘆いているかのようで。
復讐というよりは、失われた人に対しての、果てしない哀惜の感情を感じる。
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