官能と理性・・・お昼12時のシンデレラ

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大陸ドラマ「お昼12時のシンデレラ」のプロダクト・プレイスメント(Product Placement)考察。

 

 

 

「お昼12時のシンデレラ」を見ているとフォン・トンのファッションと持ち物が私のマニアックな心を揺さぶる。
中国ドラマ&台湾ドラマの御曹司の奇抜なファッションには慣れっこではあるが、このドラマの底力を感じたのはフォン・トン自ら運転する車がアストンマーティン ラピードSであるということ。
2000万~3000万する車をフォン・トンは彼曰く「移動手段」であるとのたまう。
アストンマーティンはボンドカーとして007の映画では見ることができるが、ドラマで使用されるのを見たのは初めて。
官能と理性を併せ持つこの車を愛車としていることに気付いた時、私のフォン・トンへの愛が芽生え始めた。
(スミマセン、思いっきり俗物な私です)
アストンマーティンを使用する「お昼12時のシンデレラ」に私は、今全世界の経済を牽引する大陸の野望と底力を感じる。
たかだかロマコメにアストンマーティンラピードS。
毎話、ラピードSが登場するたびに身もだえする私。

 

 

 

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(この写真は日本仕様なので右ハンドルのラピードS)

 

このあふれんばかりの官能の皮をかぶり理性を隠し持つこの車体の曲線。
もうこの車を見るだけで、胸が高鳴る。
美しすぎるこの車に、物おじせずに乗るシャンシャンも好き。
台湾ドラマ、中国ドラマの財閥の描き方は見た目は派手だが実はプチプラなロコブランドを着させ、身の回りのものだけハイブランド(ヴィトンのロゴがついたバッグなど)を持たせるといった、ある意味ハリボテのようなわかりやすい描き方が今までだった。
ところが「お昼12時のシンデレラ」のフォン・トンは、今まで私がドラマで見た中でも指折りの高級品を愛用する財閥なのだ。
それなのにシャンシャンに「中古車販売会社の社長だから、外車に乗っているの」なんて言われるテイタラク。
中古車販売(爆)
おなかをかかえて笑わせていただきました。

 

 

 

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ラピードS以外にも、Audi、BMW、 Bentley、Mercedes BenzそしてHummerと私の目を楽しませてくれる大老板の車。
(あ、BMはリウリウの彼氏・笑)
たかがドラマでここまで本気のプロダクト・プレイスメントを見たことがありません。
そういう目線で「お昼12時のシンデレラ」を視聴していくと、色々と面白い。

 

 

アストンマーティンに始まり、フォン・トンの携帯はVertu(ヴァーチュ)
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Vertuに関してだけでも原稿用紙5枚はペロッとかけそうなくらい、ときめく私。
100万円以上します。フォン・トンがどのモデルを使用しているのか、今一つ映像からは把握できないのですが。
どのモデルというのではなくVertuはすべて特注になると思います。オンリーワンのスマホ。

 

 

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シャンシャンに無造作に貸してあげたりしていました。
ちなみにシャンシャンにプレゼントしたのはiphoneですけれどもね。
自分が使うのはVertuという、フォン・トンのこだわりが見てとれます。

アストンマーティンにしろVertuにしろ、これ見よがしと言われればそうですけれども、単なる成金ではなく由緒正しきフォン家というフォン・トンのバックグラウンドが垣間見えれるような気がする。単なる見栄張りではなく機能美を追求するフォン・トン。

官能と理性という相反する性能美を持つモノを使用するフォン・トンも同じように、官能と理性という両極を持つ人間なのでしょう。
だからこそシャンシャンに猛烈にこっそりアプローチをし、それでいて熱情に溺れることなく冷静に自分たちの将来を考えているという両極を持つのかもしれない。
熱情と冷静さは官能と理性でもあります。
そういうフォン・トンの官能と理性は彼のオフィスからも見てとれます。

 

 

 

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近未来的な風騰(フォントン)グループのオフィスは、なんとあの新国立競技場問題のアンビルト(実現しない建築)の女王ザハ・ハディドの作品「凌空SOHO」
外観は違うビルを使用しているけれども、内観は「凌空SOHO」ですね。
さすがフォン・トン。アンビルドの建物を財閥の力で建てちゃったわけですね。

 

まあ、もちろんいろいろツッコミどころはあります。
部下が働いているのは近未来的なオフィスなのに大老板の部屋は普通の部屋だし(笑)
会社設立25周年パーティー(そもそも財閥が創業25年というのもよく分からない。歴史があってもよさそうなのに。新興財閥なのか?)の会場がオフィスの曲線美に比べるとみすぼらしかったり。
それも含めて、官能と理性のフォン・トンの美意識を楽しめるドラマなんです。

 

 

そんな大老板のファッション・チェックは次回に!

もうちょっとだけProduct Placement考察は続きます。

 

 

負けたらあかん。他人にやない、自分にだす・・・あさが来た90話まで

ピングインはあなた様だす・・・あさが来た96話まで

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コメント

    • テヤン
    • 2016年 1月 20日

    お久しぶりです、yucaさん♪
    最近ちょっと文章を書くのをサボってる私です。
    ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

    フォン・トンの車…
    アストンマーチンだったのですね~
    こりゃまたびっくり!!
    私…007ファンですが解りませんでした(と言ってもダニエルになってからのファンなのでまだまだ新参者ですが(笑)
    そして奇抜なオフィスだなぁと思っていたビルが…あのザラ氏のデザインだったとは!
    (携帯に至っては全く持って意識なし(笑)そんなに凄い携帯だったのですね)
    細部までしっかり押さえてドラマ視聴をされるyucaさん、素晴らしいですわ~
    ファッション編も楽しみにしております。

    私はフォン・トン(チャン・ハン)が『シュエシャンシャ~ン』と杉杉を呼ぶ時の反り舌音交じりの低い声が堪らなく好きでした!
    彼の白過ぎる肌が寒さで真っ赤になってるのも妙に色っぽく感じたりして…
    typeではないのに何故か心惹かれるんですよ、フォン・トンと言うかチャン・ハン君は!
    杉杉(チャオ・リーイン)との組み合わせがよかったのだろうか?(笑)

    週一放送中、HKOで話題沸騰だった『お昼12時のシンデレラ』
    私も毎週楽しみに視聴してました。
    見終わった後、ほっこりとした気分になれた『昼デレラ』
    この先、華流現代劇でこれを越えるドラマにいつか出逢えるか?
    ちょっぴり心配になるくらい素敵なドラマでした♪

    • 塩子
    • 2016年 1月 20日

    YUCAさま~

    やはり凄い~
    同じドラマ観た感想がこうまで
    違うことにいつもながら驚きしか
    ありません。これからは正座して
    「読もう!」気分にして頂きます(笑)

    • さあや
    • 2016年 1月 21日

    yucaさま こんばんは。

    どひゃー そんなにすごい車、すごいスマホだったんですね~

    とんでもなく高価なものをフツーに使う
    それが本当の一流というものなのでしょうか…
    そういえばうがい用コップも高級品だったな。

    興味深い、ドラマが面白くなる情報をありがとうございます。

    ちょっとずれますが、私、ユエが大好きで。
    おおらかでおっとりとした品の良さ。
    堂々としててひねくれたところがなくて
    お育ちのいい本物のお嬢様だな~って。
    韓ドラには出てこないキャラですよね。

    フォン家は単なる金持ちではなく、
    古くからの伝統ある名門なんですね~。

  1. テヤンさん、コメントありがとうございます♪

    わ~い、私の方こそごぶさたしております!
    今年もよろしくお願いします。

    そうそうHKOで盛り上がっていた時は横目で見ていましたが、今になってハマってしまいました。

    >フォン・トン(チャン・ハン)が『シュエシャンシャ~ン』と杉杉を呼ぶ時の反り舌音交じりの低い声が堪らなく好きでした!
    わかる、わかる。
    やっぱり俳優さんの地声でドラマが楽しめるっていいですよね。
    テヤンさんと同じく、タイプじゃないのにフォン・トンに惹かれる。
    でもちょっと「星から来たあなた」のキム・スヒョンをまねたヘアスタイルはいいのですが、あの茶髪がね・・・
    クロム・ハーツが好きな茶髪のCEOはなんとも不思議な感じです。

    >この先、華流現代劇でこれを越えるドラマにいつか出逢えるか?
    う~ん、台湾偶像劇にはちょっと最近飽きてきているので、大陸ドラマに期待です!
    そして私の中では「蘭陵王」を超すであろう(ごめんね・・・)「琅琊榜」を楽しみにしておりますよ。

    ところで、私たちの(エッ!?)キム・ナムギル君はもうドラマに出演しないのかなぁ。
    待っているのですが。

  2. 塩子さま、コメントありがとうございます~♪

    >これからは正座して
    いえいえ、汗が出ます。普通に読んでくださいませ。
    こういうしょーもない、ささいなことをぐたぐた考えることが好きなのですよね、私。
    まだまだ「昼デレラ」の感想をアップしますので、楽しんでくださいませ。

  3. さあやさん、コメントありがとうございます♪

    そうなのよ~、さりげなくゴージャスですよね、フォン家。
    邸宅はどちらかというとそんなに豪華じゃないのに、持ち物にお金をかける一族なのでしょう。
    ユエユエのお買いものはフェラガモでしたしね。

    >おおらかでおっとりとした品の良さ。
    確かにユエユエのファッションも好きです。品があるよね。
    韓国ドラマでしたらお嬢様は、もうちょっとこれ見よがしのファッションですが「昼デレラ」はクラシックなファッションなので好きです。
    なによりも格差結婚に頭から反対じゃない。彼女が危惧する意味も常識的な範囲内でしたし。
    そういうところもこのドラマが好きな理由です。
    あ、ファッションチェックもしますので、お楽しみにね。

    • さあや
    • 2016年 1月 24日

    yucaさま こんばんは。

    >なによりも格差結婚に頭から反対じゃない。
    そうそう!
    韓ドラだったらきっとはなからシャンシャンのこと見下して、妨害してますよね。
    韓国ってお金持ちのお嬢様はいても、いわゆる良家のお嬢様はいないのかなあ?

    ファッションチェックもすごく楽しみです!
    私はブランドにも疎いのですが…(汗)
    このドラマ、一度見た服がまた後で出てくるのが個人的に好感度高いです。
    いいものを大事に着てる感じ?

  4. さあやさん、どもども~♪

    >いわゆる良家のお嬢様はいないのかなあ?
    あ、さりげなく確信をついていらっしゃいますよね(爆)
    お金持ちだけれども、品がないお嬢さんが多いのはなぜでしょうか?

    >一度見た服がまた後で出てくるのが個人的に好感度高いです。
    そうなのですよね!
    フォン・トンがその服を選ぶ理由を考えるのも楽しい。
    ちなみにフォン・トンの衣装はほとんどがチャン・ハン君のお買い上げです。ドラマ制作の予算があまりないので、自腹で衣装をそろえられているの。
    だから何度も同じ服が登場するのでしょうね。
    900万円ぐらい自腹だそうで、なんともスターだなぁと思います。

    • はる
    • 2016年 1月 25日

    yucaさん、こんにちは

    杉杉来了、字幕で見るのは
    無理そうなので
    youtubeにて、コツコツ妄想100%で
    見ています

    yucaさんのマニアックな考察と
    ファッションチェック
    幅広い知識にひれ伏してしまいます

    携帯や車、住まい&会社内部と
    洗練されてますね
    ザハ氏の作品!!!
    オーマイガッ!
    かの国の財閥演出が刷り込まれてる
    私にとって新鮮です
    フォン・トンの衣装
    自腹ですか 驚
    建物に予算入れすぎ?

    ところで、韓国版『歩歩驚心』
    キャスティング知って
    私的に、一気にテンション↓

  5. はるさん、コメントありがとうございます♪

    >杉杉来了、字幕で見るのは無理そうなので

    https://www.viki.jp/tv/22938c-shan-shan-comes-to-eat-aka-boss-me?q=%E6%9D%89

    vikiにあります。字幕のクオリティはわからないけれども。もしよければどうぞ。

    >yucaさんのマニアックな考察と
    マニアックすぎるといつも自分では思います。このブログはどこに向かっていくのだろうかと(爆)
    ブログの感想書くよりも、小物を調べる時間の方が長いというテイタラク。
    しかしこういうマニアックな部分が面白いのですよね~
    ひとつぐらい妙にマニアックなブログがあってもいいかと、自分を慰めています。

    >ところで、韓国版『歩歩驚心』
    なんだか、いや~な雰囲気だよね(爆)
    どうなるのでしょうか。
    怖いもの見たさです。

  6. ツイッターをみて、ドラマにその車が出るのが見たくなって、早速仕事帰りにTSUTAYAに行って借りてきました。まだ、4話までしか見てないんですが、面白いですね!車もみれたし、しかし、そんな高価な携帯があるなんて。オフィスも独特なデザインですね。ほんとに色んなことご存知で、ただただ感服しております。
    いつも、冷たい風な社長が、笑うととってもいい笑顔で、おちてしまいそうです

  7. まさぶぅさん、コメントありがとうございます♪

    >いつも、冷たい風な社長が、笑うととってもいい笑顔で、おちてしまいそうです
    やっぱり、そこだよね。
    あのポーカーフェイスがにこっと笑うだけで、ときめいちゃうもの。
    33話と少し長いですが、私はあっという間に視聴終了しました。

    久しぶりに楽しいなぁと思ったドラマです。

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