Sleeping Beauty・・・ヨンパリ4話まで

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韓国ドラマ「ヨンパリ」4話まで視聴。

 

久しぶりの韓国ドラマリアタイ視聴。かの国の視聴率も良いようで。
4話にして次週の予告もないほどのタイトな撮影スケジュール、放送事故とこの先がいささか不安でありますけれども。
久しぶりのチュウォン君を堪能しています。私はいつ以来でしょうか、彼のドラマ。
「烏鵲橋の兄弟たち」では、それはそれはチュウォン君が演じるテヒに心を痛めたものです。

ファン・テヒは寡黙だ。
生まれて初めて、自分が心から寄りそいたいと思ったひとに、出会ったときでさえも。
いつも言葉数が少なく、しかし、その眼差しだけは雄弁に彼のあふれ出る愛を物語る。
チャウン(ユイ)を守りたかったのよね。
全ての苦しみから。
大切に、大切に、彼女を守って、彼女の笑顔を見ているだけで、テヒも幸せになる。心に開いた穴が、埋められる気がしたのにね。人は自分の大切なものが、その手から零れおちるとき、ただ立ちすくむだけなのかもしれない。運命に抗うこともできずに。
ただ、じっと、その手から愛が離れていくのを、黙って見ているしかできないのだ。

(「烏鵲橋の兄弟たち」の感想より)

毎回思うけれども、私がこんな感想を書いていたのだと(笑)びっくりです。
反日ドラマの「カクシタル」はハナから視聴する気はありませんし、「7級公務員」は相手役のチェ・ガンヒがイマヒトツ。
「グッド・ドクター」は手元にあって観る気は満々ですけれどもなかなかタイミングが。
「のだめカンタービレ」は私の千秋センパイは誰が何と言おうと玉木宏しかいないのです。
そんなこんなでお久しぶりのチュウォン君ですが、やっぱり瞳の輝きがステキです。ドラマにぐっと引き込まれる気がします。

「ヨンパリ」のあらすじは。

場所も患者も問わず、高額の料金さえ貰えればヤクザも断らない最高の実力を持つ外科医“ヨンパリ”が、病院で眠っている財閥の相続女“眠れる森の魔女”に出会うことで繰り広げられるストーリーを描く恋愛ドラマ。

らしいのですが、何よりも素敵なのはキム・テヒ演じるハン・ヨジンが眠れる森の美女であるということ。
眠っているキム・テヒはやっぱり美しくって、それはそれはため息が出るくらい神秘的かつミステリアス。
ずっと眠っていた方が物語は面白いのではないかしら?

 

 

 

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脇役も豪華ですよね。キム・テヒョン(チュウォン)の上司役のイ課長にチョン・ウンイン。
この2人の共演は「烏鵲橋の兄弟たち」以来かな?
悪役がここ最近多いチョン・ウンインですが「烏鵲橋の兄弟たち」ではちょいとダメな長男役でチュウォン君にいつもフォローされていたことを思い出すわぁ。
「ヨンパリ」では医者としてのプライドを、金と権力に前に投げ捨ててしまって苦しんでいるイ課長を演じています。
テヒョンを病院の秘密の中核に引き入れてしまって後悔しているような、自分と同じく膝を屈してしまったテヒョンに対して仄暗い喜びを感じているような、そんな複雑な人物。
決して根っからの悪人ではないと思うのですけれども。

 

 

 

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「ヨンパリ」のダークヒーローはハン・ドジュン(チョ・ヒョンジェ)でしょうね。
「スベクヒャン」以来になるのかしら、チョ・ヒョンジェ。
「スベクヒャン」のミョンノンの時よりも顔つきがシャープになっています。
同時間帯の前作「仮面」ではヨン・ジョンフンが悪役スキーの私の心をしびれさせてくれましたが、チョ・ヒョンジェにも期待しています。
妹ヨジンを植物状態にして、財閥の実権を握っていたい兄。
いかにも優しそうな物腰のドジュンのダークサイドが早く明らかになるといいなぁ。

 

 

 

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ヨジンが植物人間になった理由というのが、そのまんま「ロミオとジュリエット」のストーリーをなぞっているのよね。
「ヨンパリ」の面白いところは、「ロミジュリ」の物語をあっさりと前座として使い捨て、「眠れる森の美女」の美女が目覚めるところからこのドラマが始まるところかしら。
女性が夢見る童話を下敷きにしながら、その先に広がる物語は結構硬派な展開ですよね。まるで「ブラックジャック」のような。
何度も言及して申し訳ないのですが、ヨジンはこのままずっと眠って物語の中核を支えるってダメかしら?
私、キム・テヒは美人だと思いますけれども、彼女がしゃべると興ざめしちゃうのよね・・・

 

 

 

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「ヨンパリ」の魅力は何と言ってもチュウォン君です!
お金のためと嘯きながら、ヒューマニズムも捨てきれない偽悪家の医師を装うキム・テヒョン。
金と権力にあやつられるこの世界の理を誰よりも痛いほど知っていて、世界に何も期待せずに、誰からも期待されずに上手く生きていこうとするのに。
そんな自分の仮面を押しのけて、テヒョンが本来持っている純粋な気持ち「誰かを助けたい」というパッションが迸っていく、そんな彼は魅力的です。
彼が偽悪的にふるまえば振る舞うほど、なんだか痛々しく感じる。
「誰かを助けたい」という気持ちは、「誰かに助けてほしい」という気持ちの裏返しかもしれませんよね。
テヒョンが眠れる森の美女ヨジンを救うことで、彼もまたヨジンに救われるのでしょう。

いよいよヨジンが目覚めた(目覚めてしまった・・・)4話ラスト。続きが気になります。

 

あ、ちなみに私はドレスアップしたテヒョンよりも普段着なテヒョンの方が好きなのだけれどもな。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 3 )

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  1. yuca

    鍵コメさま、コメントありがとうございます♪

    まったり更新でごめんなさい。
    夏はやっぱりいろいろと忙しかったですよね~
    ようやく落ち着きある感じでしょうか?

    「ヨンパリ」は日本で放映されるのは早いのじゃないかしら?
    最近ますますドラマがやってくるのが早い気がします。2~3カ月したら日本で視聴できますものね。
    嬉しい限り。
    韓国ドラマをリアルタイムで視聴するのもいいけれども、最近は日本語字幕でテレビ画面で視聴するのもやっぱり楽だわと思うようになってきました。

    まったりしたブログ更新ですが、これからもよろしくお願いします。

  2. はうん

    こんにちは、yucaさん。
    >ずっと眠っていた方が物語は面白いのではないかしら?
    (爆)言っちゃいましたね。全国1000万人のキム・テヒふぁんを敵に回しましたなw
    ま、僕はその中には入ってないですが(笑)

    まだ、4話までしか見ていませんが、これから、後継の件に絡んで、チュウォン君も巻き込まれていくんでしょうね。視聴率がよすぎるくらいなので、逆にそれが心配ですけども。

  3. yuca

    はうんさん、コメントありがとうございます♪

    すみません、遅レスで。

    「ヨンパリ」面白いですか?
    私4話以降進んでいなくて、別にリアタイで見ることもないのかなと(笑)
    この冬日本で放映されるらしいので、その時に視聴する予定です。
    リタイアはしてません!(爆)