She
■演出:山内大典ほか
■脚本:安達奈緒子
■キャスト:
松岡茉優(西澤涼子)
中条あやみ(荻原あづさ)
竹富聖花(山本沙綾)
森川葵(奥村千里)
清水くるみ[(江藤美百合)
成田凌(村岡晴人)
白洲迅(広瀬祐喜)
【あらすじ】
学年で一番の美女と評判の荻原あづさが忽然と姿を消した。あづさの一番の親友・西澤涼子が、あづさ失踪の理由とその裏に潜む真実に近づいていこうとする中で、残された4人の秘密が暴かれていく。
根気のない私には1話20分弱というこのドラマ、非常に楽しめました。
しかし実験的と言われながら、「She」はまるで「渇き」の毒を取った、「桐島、部活やめるってよ」からの人間関係の上澄みだけをすくったような作品。
2番煎じ感が1話からぷんぷん漂っていて、このお話の結末はどうなるのか見守っていたら「八日目の蝉」なのね。
あえて「おおお」と思ったのは、冒頭のインタビューが実は時差があったということぐらいでしょうか。
それからツイッターと連動していたことぐらい?
青春の残酷さはあまり感じなかったなぁ。
むしろ高校生たちが偽悪を装っているけれども、誰かと繋がらずには自分の居場所を確認できない優しい子たちだなぁと感じました。
子供たちのSNS依存について深く追求する訳でもなく、なんだかテーマがどれもこれもつぎはぎだらけのドラマのような気がする。
ヒロイン不在のドラマということでミステリアスな感じを醸しだしたかったのでしょうが。ちょっと演出が中途半端。(演技力が中途半端なのか?)
美人はそこにいるだけでミステリアスなのですから、しゃべらなくてもいいのになぁ。喋ったとたんに普通の女の子に見えてきちゃうのが残念。
イケメン設定の彼氏もちっともイケメンに見えず(汗)
視聴前に期待だけが膨らんでいたのがいけなかったのか、だんだん辛口な評になってきています。
その昔、フジテレビで「17才 -at seventeen-」といういまだにDVD化されない幻のドラマがあります。
内田有紀、一色紗英、武田真治、伊崎充則、山本太郎、シューベルト綾、須藤公一とスターになる直前の若い俳優たちがそりゃあもう楽しそうに演じていました。
あらすじもほとんど忘れちゃったけれども、毎週毎週見るのが楽しみだった。こんな17才になりたいと思っていた。
マクチャンなことなど起こらずとも、青春の日々だけで、仲間と過ごしたあの日々は、どれだけ波乱万丈で、楽しくて、嬉しくて、悲しくて、やっぱり楽しい日々だったんだろう。そんなことを想起させてくれたドラマです。
韓国ドラマでは「応答せよ」シリーズがまさにそのニュアンスを受け継いでいると思うのです。
日本のドラマではがっつりそんなノスタルジックな青春を描いてくれるドラマがないよねぇ。
それともそんなドラマがあっても、私が気づかないだけなのかしら?
★★★
お疲れまでした、の、まっ最中に。
かの、リサイクル・ドラマにお邪魔いたします。
@視聴前に期待だけが膨らんでいたのがいけなかったのか・・。
いや、本当に膨らませるのが、お上手なんですよ、フ●テレビ。そして、最終回まで追いかけた時点で、その策略に降参したのでありました。
でもまあ、ユカさんと、ご一緒出来たので、良かったのだろう・・・このドラマ・・・以上。
ユカさん Meets FAN、そうだわ、これでいいのだわ。(Boy Meets Girlに上手く乗せたわ、わたし)
そんな、ユカさんの星は、3っ・・。(ユカさん、優しいなあ・・)
・・え?私の星?そんな、今後の肥しにもならないことを・・。
朧月夜が続いているのでしょう、見えヘンのよね・・。星、探さなければ・・・。(辛口の次って、苦みで、正解でしょうか?)
FANさん、おはようございます♪
>当に膨らませるのが、お上手なんですよ
ええ本当に。しかし続編を映画館でという手法よりは良心的かもね。
>辛口の次って、苦みで
人間の味覚ってそもそも辛い、苦いは毒や腐敗したものを食べないように発達したのですって。
それを日本人は創意工夫で調理し、食べられるものにしてしまったという。
HACCPの理事からちょうど先日お聞きしました。
ドラマも日本人は工夫して辛口や苦みの中からさえも楽しみを見つけてしまうのかもしれませんね。