帝王の娘スベクヒャン

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帝王の娘スベクヒャン  King’s Daughter Su Baek Hyang 全108話(2013-2014年 韓国mbc)

■脚本:ファン・ジニョン
■監督:イ・サンヨプ
■キャスト:
チョ・ヒョンジェ(ミョンノン)
チョン・テス(チンム公)
ソ・ヒョンジン(ソルラン)
ソウ(ソルヒ)
イ・ジェリョン(武寧王)

 

【あらすじ】
時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。加林(カリム)城の城主 ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。ユンは佐平(チャピョン)として戦に明け暮れ、チェファが身ごもっている事実を知らなかった。そんなある日、戦地から帰ったユンはもし子供が出来、娘だったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
その頃、チェファの父ペク・カは東城王によって屈辱を受け、怒りを募らせていたが、娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのではと考えていた。そんな中、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされ、東城王の暗殺を実行する。東城王を敬遠していたようにみえたが敬愛していたユンは、これに激怒しペク・カを自害に追い込む。ネスクはチェファがユンの子を宿していることを知るが、ユンを王にするためその事実を隠し、ユンにはチェファが命を落としたと伝える。
ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを家来のクチョンが助け、伽耶(カヤ)へ逃げると、そこで女の子を出産し、その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付ける。一方で、ユンは第25代王 武寧(ムリョン)王として即位し、“息子を守ってほしい”という東城王の遺言に従い、よく似ていると言われる自分の息子と彼の息子を入れ替え、側におくことで身を守り、そして王位につけようと考える。
時が立ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、異父姉ソルランが武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。
こうして激動の時代に翻弄されながらも次第に権力を掌握していくスベクヒャンの波乱に満ちた物語がはじまる…。

 


 

あ~んとうとう終わっちゃいました。
毎話のタイトルロゴがどのシーンで登場するのかもひそかな楽しみだった「スベクヒャン」
上の画像は全108話のタイトルロゴを集めた力作です!

「帝王の娘スベクヒャン」は、あるいは第2の「善徳女王」を目指していたのかもしれない時代劇。
1話30分の全108話、最後まで緩まず面白かった。
「善徳女王」に比べるとスケールは小さく、悲劇性も少なく、どこかユーモラスな作品でしたが、同時期に放映されていた「奇皇后」よりはるかに胸に染みいる、いぶし銀のようなドラマでした。
かえすがえすも12話短縮になってしまったのが惜しまれる。
最後の見せ場がどうにも端折られたようで、そこが少し残念です。

いろいろと「スベクヒャン」について考察してみたりしましたが、結局このドラマは名前を失ってしまった者たちの物語だったのかと思い至りました。
結構そのテーマが斬新でね。
古今東西の物語は、主人公が自分の名前を見出す、名前を見つけるということがずっとテーマだったんです。
名前=自分の存在意味と考えてもいいと思います。
有名なファンタジー小説「ゲド戦記」の第一部「影との戦い」がわかりやすい例だと思います。

物語のあらすじはオーソドックスで、入れ替わった王女が自分の立場を取り戻す物語・・・のように見せかけていて、実は違ったのよね。

 

 

 

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ソルラン。天真爛漫なヒロインかと思いきや、終盤にかけてのミョンノンへの愛を諦めきれないエゴイスティックなヒロインへの変貌は見事。
ここら辺が話数短縮のせいで端折られてあっさりと描写されてしなったけれども、ミョンノンへの愛がなければ生きていけないとすすり泣くソルランに鳥肌が立ちました。
親もいらない、妹もいらない、ミョンノンへの愛を貫くためにはスベクヒャンと言う名前もいらない。
様々な葛藤の果てに下した彼女の決意は、スベクヒャンという名前を捨てる事でした。
すべてが明らかになった最終話でも、ソルランはスベクヒャンと言う名前を選択しなかった。
王女が自分の立場を取り戻さなかった物語なのですよね「スベクヒャン」は。

 

 

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ソルヒもまた名前を捨てた女。手に入れたスベクヒャンという名前にどんな夢を抱いたのでしょうか、彼女は。
何度もこのブログで彼女に対して感想を書いていますが、その可憐な美しい顔がとてつもなく危うくドロドロとした直視してはいけないものかのように見えてしまうヘルタースケルターです。
ソルヒもまた「スベクヒャン」という名前を得るために親を捨て、姉を捨て、そして唯一心を通わす相手チンム公ですら殺そうとしてしまう。
「スベクヒャン」とは百済を守る花の名前・・・とドラマでは語られるが、むしろその名前を与えられることは罰のような意味にも感じてしまうくらいソルヒの転落ぶりはすさまじい。
ソルヒの狼藉によって「スベクヒャン」という名前は、歴史の闇にそっと葬りさられていき、白痴になった彼女の手の中に残っていたのは「ソルヒ」という名前だけだったのね。

終盤、ソルヒが壊れていくのにしたがって、ソウの整形モダニズムの最高峰の眉芸がみれなくなたのは寂しかった(笑)
ソウの眉芸は必見です!

 

 

 

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ミョンノン。名前を変えられた太子。
12話の短縮で一番割を喰ったのはミョンノンでしょうね。
さわやかでおおらかで高潔な太子が父親だと敬ってきた武寧王が、実は父の敵だったと。
太子という立場を簒奪したというのはどれほど、計り知れないショックだったのでしょうか。
潔癖症のミョンノンは、チンム公と自分が入れ替わったという事実に、狂おしく慟哭したはずなのに。
一番の見せ場が端折られてしまいました。
ソルランとソルヒの対決がある意味ソルヒの自滅で終わってしまったからこそ、ミョンノンの苦悩、チンム公との対決がこの物語の最大のクライマックスだったのに。
話数の関係でいやにあっさりとミョンノンの悲哀について描かれていて拍子抜け。
もったいない登場人物でもありました。
太子という地位を簒奪したミョンノンが、国を選ぶのか、愛を選ぶのかという選択もあっさりとしていて。
このあっさり加減が「善徳女王」を目指していたのに届かなかった所以でしょうか。
人間関係が入り組んでいる割には、登場人物たちの苦悩はいやにあさっりとしていました。

 

 

 

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チンム公。名前を奪われた男。複雑に屈折している彼については、ずっと考察をしてきました。
誰かを信じようと、いつももがいていた可哀そうな男でした。
信じた相手にはいつも捨てられたと思っている彼が可哀そうでした。
愛を求めていたチンム公が、親を捨て国を捨て地位も名誉も捨てて、ただただソルヒと共に寄りそって生きようとする姿に涙。
愛を求めるのではなく、愛を与える男に変貌したのです。
「帝王の娘スベクヒャン」で一番、変化をし成長をしたのは実はチンム公だったのではないでしょうか。
柔らかな魂が傷つき、血にまみれ、欲しいものは手に入らずに、しかし最後に自分の手の中に残ったものを愛おしむ。
ソルヒの母を死に追いやったという罪にさいなまれながら、歴史の闇に消えていくであろう公子にそっと涙したものです。

 

 

 

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武寧王。一番悲劇的だった王。
「スベクヒャン」において、王とは前世で罪を犯してきた者なのです。贖罪のために今世では王となり民のために心を痛め、気を配る。
そして次の世では平凡な一人の男として生まれ変わることができる。
そんな風に語られるほど、幸せがいつも彼の手の中から逃げていく、そんな王でした。
聡明だからこそ全てが見通せて、王というものがいかにちっぽけなものかを知っている男でした。
多くの人に愛され敬われたのに、まるで修道僧のように黙々と百済のために身を尽くした王でした。
そんな彼が子供たちの、ソルランやミョンノン、チンム公の名前を奪ったのです。
そして子供たちの誰一人自分の本当の名前を取り戻すことができなかったのね。

 

 

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王妃さま。無邪気でおおらかな彼女に、どれだけ癒されてきたことでしょうか。
「スベクヒャン」が王宮モノとしてドロドロとした女同士の闘いにならなかったのは、彼女のほんわかとした存在があったからでしょうね。
武寧王もずいぶん王妃さまのおおらかさに救われてきたのじゃないかしら。
嵐のような愛ではないけれども、陽だまりのようなそんな愛のカタチをみせてくれました。

 

 

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クチョン。彼のことを思っただけで泣ける~

 

 

 

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マング、トルデ、コマク。年齢不詳の脇役達(爆)
ソルランにホの字のマングでしたが、そもそも赤ん坊の時のソルランに盗賊として会ってなかったけ?
どんだけの年の差なのよと思いつつ、彼の純情にほだされそうになりました。
ソルランは全く気付いてなかったけれどもね。
親と子の愛を描くドラマで深刻で息苦しくなりそうな時に、彼らの存在がコミカルなスパイスとしてほっと一息させてくれましたよね。
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トリム。彼女も名前を捨てた女でしたね。
こうして振り返ってみると二つ名を持った人が多いドラマですよね。それはピムンという隠密組織が舞台になっているせいもあるのかしら。
この世とあの世を漂いながら、自分を自分たらしめている今の名前にしがみついている。
それは自分が騙した亡き百済の王への贖罪なのか。
常に人の裏の気持ちを読み解こうとする彼女も、痛ましかったなぁ。

 

 

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いやあ、本当によくできたウェルメイドなドラマだと思います。
親子の情愛とは何かを考えさせてくれる。
本当の名前が自分を表すのではなく、偽りの名前でもその名前で生きてきた軌跡がその人の存在の意味なんだ、みたいなことをつらつらと考えていました。
その人がその人らしく生きていけるような、そんな世の中がスベクヒャンの開花と共にやってくる。
過去を否定し自分の立場を取り戻すのではなく、自分が生きてきた道のりをしっかりと肯定し受け入れていく方がはるかに幸せなんだということを教えてくれる。
ほんのりとした未来への希望で締めくくられた「帝王の娘スベクヒャン」
孤独な人たちが寄りそい織りなす物語に、私は果てしなく魅了されました。

 

 

★★★★★

■■■ おしまい ■■■

たかが仕事、されど仕事・・・ミセン10話まで

僕はこの瞳で嘘をつく ・・・ピノキオ5話まで

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コメント

    • 守百香廃人
    • 2015年 3月 23日

    初めまして。すべてのコメント興味深く拝読しました。視点が鋭く誰かの意見を聞いてみたいと思ったことに対するコメントが多くありうれしくなりました。ソルラン♡の私はもう少し甘い評価 策略を用いるわけでもなく離れたところで邪魔されずに恋慕するのは自由エゴイスティックではないのではと思ったりもします。100%善若しくは悪な人は居ずだからこそ人間関係が複雑で面白いのですね。私がドラマに嵌るキーワードは切なさ 全編に流れる井邑詞とともに溢れれる切ない場面にノックアウトされました。104話の最後かな太子様の心にあるのは百済ですとソルランが語るシーンあれから想像すると当初の120話若しくはカットされて110話くらいあればもっと複雑な表現がされていたのかもしれません。残念ではありますがそれでも秀逸な作品だと思っています。OSTも購入してしまいました。スベクヒャンに夢中になりすぎて“龍の涙”“広開土太王”も視聴を止めてしまいました。奇皇后に対する評価はほぼ同じです。アクションあり権謀術数ありかなわぬ愛ありと要素はたくさんあれどまるで心揺さぶられることがありません。大河ドラマ風ですがあまりにも虚構が多くて何を見ても嘘くさいのです。昨日の放送でもヤンとタファンを見つめる王の姿に切なさを感じないのですねぇ。なぜ?と。キャストがチェオクの剣のメンバーが多いのにイソジンがいないからそう思ってしまうのかも。KNTVで放送されたスベクヒャンは韓国内で放送された内容と同じなのでしょうか。レンタルしたDVDには日本国内様に一部映像音楽が置き換えられているという注釈が入ります。できればオリジナルが見たいのですがご存じであれば教えて下さい。

  1. 守百香廃人さん、コメントありがとうございます♪

    初めまして。こんな好き放題なことを書いているネットの最果ての地へようこそ♪

    >恋慕するのは自由エゴイスティックではないのではと思ったりもします。
    ソルランってずっといい子でしたよね。いい娘であり、いい姉であり、いい友人であり。
    そんな彼女が妹と恋を秤にかけ、恋を選ぶ。あの瞬間にソルヒの堕ちていく先は決まったのですよね。ソルランの決断は好きです。
    彼女は結局、本当の名前も、本当の身分もすべて捨て、ミョンノンとの恋を選ぶ。
    その選択がしびれるほど、私は好きです。
    この物語の凄みでもあると思います。ソルランは王女様になって幸せに暮らしました・・・なんておとぎ話にせずに、何かを選ぶと何かを失う。
    それでもその恋を選択するのだ、という彼女の強さを見せてくれました。
    ありきたりの終わり方じゃなかったですよね。

    「井邑詞」は本当に切なく、狂おしく胸をかきむしる旋律と歌詞。
    誰かを「待つ」、何かを「待つ」
    そのことを考えさせてくれます。生きているって待つってことかもしれませんよね。

    本当にどうしてこの物語が短縮されてしまったのか、視聴率が悪かったのか、いまだに私にはわかりません。
    こんなにウェルメイドな物語はそうそうないのに。
    予定通りだと、きっとミョンノンとソルランの関係ももっと奥深いものだったでしょうにね。

    >昨日の放送でもヤンとタファンを見つめる王の姿に切なさを感じないのですねぇ。なぜ?
    王はスンニャンに実は恋をしていないのではないかと疑っています(笑)

    >KNTVで放送されたスベクヒャンは韓国内で放送された内容と同じなのでしょうか。
    同じだと思うのですが、本国放送版を視聴していないので、断言はできませんけれども。
    時代劇は映像、音楽ともそんなに改変はないと思っています。

    • 守百香廃人
    • 2015年 4月 10日

    yucaさん こんにちは。ちょっとお久しぶりです。親子愛のコメントを自身に重ね合わせ涙しながら過ごしていました。yucaさんのコメントが好きでスベクヒャンを視聴するたびに拝見し、自分なりの解釈を深める助けにしています。中立的ですよね。特定の俳優さんのファンで作品を視聴されているのではなく内容中心な所が一番のお気に入りです(実は私が気づいてないだけかも)。
    発売中の「もっと知りたい韓国TVドラマ」で監督インタビューが掲載されていて、もともと始めに考えてられていた結末は、ヒロインがスパイとして新羅へ行き、そこで危機に陥るが、それを知った聖王が彼女を助けに新羅に突撃して終わるというものだったとのこと。チャンネル銀河で放送されるのでそこでの作品紹介ではソルランは百済のために尽くし命を落とすが、守百香として永遠の命を得るというような内容でした。ソルランだけ死んでしまうのと妙に落ち込んでいましたが、元々のエンディングを知り、逆に嬉々としてしまいました。展開はシンプルですが、それぞれの人物の感情は光と影が交錯し、親子の愛、男女の愛、自己愛さまざまな愛が複雑に絡み合う奥深い作品だから切なすぎるくらいのエンディングがよいのではと勝手に思っています。二度と離れぬという二人の約束が死をもって結実する・・・好きな結末です。
    私が少しサディスティックだからこういう展開を好んでしまうのか???? ドラマだからこそそうして欲しいのです。108話でも120話でも私には最高の作品です。
    この作品の脚本家さんの別の作品で「絶頂」というものがあるとわかったのですが既に2,3年前に放送され再放送の予定も見つけられず残念です。
    長々とお邪魔しました。

  2. 守百香廃人さん、コメントありがとうございます♪

    >特定の俳優さんのファンで作品を視聴されているのではなく内容中心な所が一番のお気に入りです
    なんだかそう言っていただけて、とてもうれしい。
    実は俳優さんにハマらないことが私の欠点だよねと毎回思っていたので。
    作品は好きだけれども、俳優さん個人に関しては興味がわかなかったのですが、そう言ってくださると、こんな私のようなドラマ感想でもいいのねと嬉しくなりました。

    おおお、最初の構想はそういう感じだったのですね。
    なるほど。
    どちなにしても、「スベクヒャン」は国を守る花ですからね。
    役目を終えると消え去るという設定なんでしょうね。
    今のままでも大好きなドラマですが、そのバージョンも見たかったなぁ。
    だからこそこのドラマは「名前を捨てる」ドラマでもあったのですね。
    ちょっと、また考察したくなりました。「もっと知りたい韓国TVドラマ」買ってきます!

    >サディスティックだからこういう展開を好んでしまうのか???? 
    いえいえ、私もその方が大好きです。
    韓国ドラマで残念なのは、物語の流れを捻じ曲げてハッピーエンドにしてしまうところです。
    やはり流れの中にある喜びや悲しみを感じるからこそ、深い感動につながりますものね。

    >この作品の脚本家さんの別の作品で「絶頂」
    あ、私も視聴したくて散々探しているのですが、いまだに見つけられず。
    何としてでも視聴したいけれども。

    • 2015年 4月 13日

    yucaさん おはようございます。コメントありがとうございます。yucaさんのコメントを発見した時まるで金の鉱脈を見つけたかのように喜んでしまいました。スベクヒャンのコメントや画像は圧倒的にチョヒョンジェさんのファンの方のものなのでどうしても中心はチョヒョンジェさんになります。でも大人で素敵なコメントが多いので助かりますが。
    私は俳優さん個人というよりは演じた役柄で決めてしまいます。
    涙の王子はチョンイル君(太陽を抱く月の陽明君)・・・泣く男性はダメなのですが、彼は泣いても美しい
    チャーミングプリンスはチョヒョンジェさん・・・何とも愛らしい 目元涼しい武者姿の似合う人が好きですが例外的に素敵です。
    今回のミョンノン役はチョヒョンジェさんしかいないなという評価(あの眼差しがよく役柄にあっている)です。恋愛に不器用で呆れてしまうような行動(でも決してアホっぽくない)の演技がお気に入り。
    成長の過程で置き去りにした人の情愛の部分を学ぶ、経験していく過程にも見えるのでいいと感じるのです。
    母若しくは姉のような気持ちで応援したり突っ込みを入れたり。視聴者が女性ということを十分に意識されていると感心しています。

    10話で武寧王の女人に対する考え方が語られその時の太子は女人に興味がないという状況でした。そこからまた武寧王の理想とする女人像が語られる。太子は自分にとってそれがソルランと気付き、告白、互いの気持ちの確認、自分には女人(ソルラン)がすべてとわかってしまう。よくできた展開だと。120話版(私の妄想)は死によって“二度と離れぬ”という約束が結実するという悲しいけれど美しい場面になってしまいました。別の方のブログで「比翼連理」でコメントタイトルをまとめられていているのを読み久々に長恨歌を思い出しました。連理の枝 そうなるのだろうなぁと。玄宗皇帝と楊貴妃よりは救われるような気がします。
    yucaさんは古典がお詳しいのですね。区切りごとのタイトルが素敵です。
    再視聴後のコメントを楽しみにしています。
    いつも長々とお邪魔してゴメンナサイ。

  3. 守百香廃人さん、コメントありがとうございます♪

    速攻で「もっと知りたい」を買いに走りましたよ。
    監督さんが言われた描かれなかった結末があれば、大傑作になったでしょうにね。
    残念すぎる。脚本家さんの嘆きがよくわかりますよね。
    ミョンノンの最大の見せ場、国を守り愛に殉じる、そんな太子の(王の)姿が描かれなかったなんて。
    武寧王のやりたくて出来なかったことですよね、それを息子が、息子として育てられたミョンノンが叶える。
    父の果たせなかった夢を。
    考えただけで号泣。

    「この私を残さずお使いください」というソルランの設定も、しびれるくらいに甘美。
    結局彼女は最初からすべてを捨て去る女として設定されていたのですね。
    名前も、身分も、そして自分自身もミョンノンのために捨て去る。

    >死によって“二度と離れぬ”という約束が結実するという悲しいけれど美しい場面になってしまいました。
    私もそう思いますし、描かれなかった結末はこの通りでしょうね。
    惜しい、惜しすぎますね。

    そんな余韻を頭に入れながら再視聴しますね。

    • gentlehermione
    • 2015年 4月 14日

    yucaさん、お久しぶりです♪

    最新の記事も読ませていただきました。
    私も『スベクヒャン』にはどっぷりハマり、大好きな作品となりましたが、当初予定されていた結末なら更に強烈な印象が残り、しばらく立ち直れないかも・・・とも思います。
    でも観たかったですね、その結末で。

    ところで『絶頂』ですが、私つい最近ネットで視聴しました。
    『スベクヒャン』と同じ脚本、演出で、主人公の妻役がソルラン役ソ・ヒョンジンさんとくれば観ない手は無い!と思っての視聴だったのですが、光復節特集ドラマですので日本人としては複雑でした。
    やっぱりこの時代のものは観るのに勇気が要りますわ^^;

    字幕が無いのが残念なのですが、一応貼っておきます。
    1話
    http://www.veoh.com/m/watch.php?v=v2122139625YMDp2y&quality=1
    2話
    http://www.veoh.com/m/watch.php?v=v21221400ydxjShF6&quality=1

    veohは専用プレイヤーをインストールしてないと5分だか30分しか見られない、と読んだことがあるのですが、私は会員登録さえしてないけど、普通に視聴できました。
    veohって初めてだったのですが、高画質なのに驚き!

    URLを貼っていますので、不適当と思われたら鍵コメにしてくださいませ。

    • 守百香廃人
    • 2015年 4月 16日

    yucaさん こんにちは。
    参考になって何より。よかった。太子とソルランのシーンを見るたびに妄想ラストシーンがシンクロして泣いています。スベクヒャンの花びらが舞うより桜が舞い散る様がいいなぁと(「花は桜木人は武士」が好きな私のわがままな演出)。
    この頃この作品は日本人向けなのかと。日本人の心情にあまりに合うという印象が強くなっています。共白髪の話だけかもしれません。子供の頃、親戚の結婚の時に結納として納められる高砂人形の記憶が鮮明だからでしょうか。
    「この私を残さずお使いください」–本当にカッコいい。見事としか言えません。これに魅かれて出演を決めたソヒョンジンさんも素敵です。ソルランは女性が憧れるキャラクター(私が現実ではなりえない部分)に思えます。
    ダメ元でBS朝日のスベクヒャンの掲示板に「絶頂」の放送リクエストを投稿しました。一縷の望みですが、叶うといいなぁと思っています。

  4. gentlehermioneさん、ごぶさたしております♪

    きゃああ、お元気でしたか?
    >『スベクヒャン』にはどっぷりハマり、
    本当に108話という長さを感じさせないドラマですよね。
    次が気になるし、なんてことはない親子のシーンで涙ぐんだり心に残る作品です。
    隠れた名作だと、ネットの片隅から叫んでいます(笑)

    ハッピーエンドな結末でほっとしながらも、心のどこかでサッドエンディングを見てみたいなんて思うのは視聴者のわがままですよね。
    「絶頂」情報ありがとうございます!
    確かこのドラマはカナダで開催された世界ドラマフェスティバルみたいなショーで、賞を受賞したらしいです。
    しかし、視聴するのに勇気がいりますね。
    うむむ・・・

    体調と気力がある時に視聴してみようと思います。
    「スベクヒャン」の脚本家さん、新しくドラマを書かないかなぁ。

  5. 守百香廃人さん、コメントありがとうございます♪

    本当に情報ありがとうございます。インタビューがいろいろと面白かったです。

    「井邑詞」を聴いているだけで涙が出てくるのは、パブロフの犬状態ですね。
    このドラマがコミカルでありながら、どこか悲しいニュアンスがあるのは予定されていた幻の結末のせいかもしれません。
    そもそもの発端の王とチェファ、クチョンの悲恋。
    恋は実るかもしれないけれども、一生添い遂げるのは難しい。誰もが心に大きな欠落を持って生きていくしかないのかもしれません。
    「井邑詞」のように、誰かを待ちながら。

    「絶頂」はちょっと光復節のお話なので、日本人には視聴がちょっと厳しいかも・・・というお話も聞きました。
    気力と体力がある時に見てみようかしら。

    • なり
    • 2015年 5月 06日

    先ほど、DVD全て見終えました。
    私は奇皇后も好きですがスペクヒャンも同じ位好きでした。

    最後はハッピーエンドで良いのかなって気もします。

    でも史実通りにするなら悲劇で終わるみたいですね。120話のところ108話で終わったということで・・・。

    韓国は嫌いですけど韓流時代劇はファンタジー満載で何だか好きですね。

  6. なりさん、コメントありがとうございます♪

    「スベクヒャン」完走おめでとうございます!

    >最後はハッピーエンドで良いのかなって気もします。
    余韻のある終わり方でよかったですよね。

    >ファンタジー満載で何だか好きですね。
    満載だからこそ、生きるって何か、自分って何かを問いかけられているような気がして私も好きです。

    • ハル
    • 2015年 5月 13日

    突然すみません。
    私もスベクヒャンが大好きで、雑誌も買いました。120話全て見たかったです。ハッピーエンドでほっとはしたのですが、監督・脚本家さんの作りたかったラストを見れず、本当に心から残念です。
    これ以上のドラマに今後で遭う事ができるのだろうか、とまで思わされる作品でした。

    スベクヒャンのOSTがどこで手に入るのか、知っておられたらぜひ教えて頂きたいです。

  7. ハルさん、コメントありがとうございます。

    「スベクヒャン」、こんなに視聴された方は絶賛されるのにね。もったいないです。
    30分強という物語なので、話の展開も凝縮されていましたよね。そこも魅力のひとつかと。

    >スベクヒャンのOSTがどこで手に入るのか
    私は、ituneでダウンロードしました。
    제왕의 딸, 수백향で検索すると出てきますよ。

    • FANです。
    • 2015年 5月 14日

    追伸
    このドラマで、最も痛感し、学んだこと。

    両家の子女が、嫁入り前に親の目を盗んでイチャコラするなら。
    文通か、ハグ止まりにしときなさい。
    ましてや、父が朝廷に仕える娘さんなら、草原で手を繋ぐ程度で弁えなさい。
    納屋でアレなんて・・、どうなのよ。

  8. FANさん、どもども~♪

    いや、だからさ、この時代はおおらかなのだと思いますよ。
    今みたいに貞操は固くないのではないか。
    都会にいると貞操は固くなりますが、あるいは田舎にいると他に楽しみがあまりないのかもしれません。

    そういう意味ではソルランとソルヒの貞操の固さは母親似ではないわね。

    • FANです。
    • 2015年 5月 15日

    @ソルランとソルヒの貞操の固さは母親似ではない
    確かに、ご尤もです。
    そして、もひとつオマケに。超・美人設定の母に余り似ていない、娘のほうが、美人だ・・。

    で、御執筆に勤しまれている、ユカさん・・。
    あなたって方は、何故、毎度毎度、わたしを爆笑させるのでしょう・・。

    @・・・・田舎にいると他に楽しみがあまりない・・。

    もう、やめて・・。お腹が痛い。
    が、はい、仰る通りです。古今東西、この事実だけは揺るぎません。

    最近の例;地方に逃亡していた、元オウム。

    田舎は自然に還るって、こういうことなのね。
    あ、だからか、お江戸が怖いなんて言っている、田舎者なわたくし・メ!のコメントには、ユカさんが自然に還るのね、そうかそうか・・。(・・オイ)

  9. FANさん、コメントありがとうございます♪

    >超・美人設定の母に余り似ていない、娘のほうが、美人だ
    そうそう、「スベクヒャン」の七不思議です(笑)

    >古今東西、この事実だけは揺るぎません。
    実はね、政府が必死で取り組んでいる少子化対策。少子高齢化の問題は、非常に危機感を私も抱いています。
    労働力の減少があっという間にやってきますからね。
    だからと言って「輝く女性」のスローガンで女性は働け、女性は出産しろって無茶だよとも思っています。
    少子化対策の一番効果的な施策は、夜11時以降の消灯の推奨、インターネットの使用禁止(笑)、テレビの放映自粛(ビデオもだね)、みたいな夜の遊びを制限していくことじゃないかと(爆)
    あっという間に出産率が上がること間違いなし。
    今の不夜城の日本には本当に楽しいことがたくさんあって、悩ましいですよね。

    FANさんは都会に住んでいるじゃない(爆)
    田舎者の私はブログを書くか、ドラマを見るか、同人誌を作るか(爆)しかないわけです。

    • お江戸が怖い・FANです。
    • 2015年 5月 18日

    都会?何を仰る、お江戸の周辺エリアって、地方と言う名の、THE・田舎なんですのよ。
    (政令指定都市から、中核市に転居した経験からの、個人的見解です)

    少子化対策の矛盾。これ、本気で、は・アホらし、と、見捨てたくなります。

    ユカさんの政策、赤い旗の新聞に投じたら、即!永田町へ担ぎ出されますよ。現実性、100%ですよ。

    ・無責任に子作りしたくない賢明な女子ほど、生産性の無いエロスを求めてBLを読む、と。分析した学者が居ましたが。

    そういう女性が希有で無いから、BLが一般化しているって、お気付きなさい、男どもよ!
    な~んて、誰か国会で言って頂きたいたいわ。レンホウ、片山さつき、以外で。(このチョイスに深い意味は無いです)

    と、生産性の無いラブレターを、同人誌をせっせと書かれるユカさんへ。
    チョイ都会から送信するFANでした。ふふ
    (自覚しているので、ま、いっか)

  10. FANさん、コメントありがとうございます♪

    >即!永田町へ担ぎ出されますよ。現実性、100%ですよ。
    いえいえ、この施策を実施するためには戒厳令しかないと思っていますので(爆) 過激派になっちゃいます。

    >無責任に子作りしたくない賢明な女子ほど、生産性の無いエロスを求めてBLを読む
    なるほど!
    BLに走る女子はどこか処女幻想(私を含めね・笑)と思っていましたが、そういう分析もものすごく納得したりして。
    BLと少子化って実は深く関連があるのかもですね。

    私たち社会学者になれますね(爆)

    >生産性の無いラブレターを、同人誌をせっせと書かれる
    そうそう、自己満足な世界が好きなんです(笑)
    どうしてここまでこだわっているの?ってな感じの同人誌ですからね~

    • piyo
    • 2017年 3月 26日

    こんばんは。
    各登場人物へのコメントを、
    大変大変興味深く、切なく、拝見いたしました。
    とても深く読みこんでいらっしゃることに、
    共感と驚き(ふ、深い・・)の念を持ちながら、
    一気に読みこんでしまいました。
    そして、
    真っ先に、そうなのよ~と思ったのが、
    あのタイトルロゴ。
    素敵です。
    どのタイミングで入るのか、
    今回はどの構図でくるのか、
    なんだか毎回楽しみでしたので。
    (結構似た構図が多かったように思うのですが、
    時折、そうくるか~、な楽しみがありました)
    全てをまとめて見ることができて、
    本当に嬉しかったです。
    楽しかったです。

    • 漢水
    • 2017年 4月 08日

    王妃に関してのコメントを、とても興味深く拝見しました。
    途中、王女と対決する辺りからのイム・セミさんの演技力に感心し、最終話では、振り返ったアップのあまりの美しさに大きく花開く予感を感じました。

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