結婚じゃなくて恋愛・・・恋愛じゃなくて結婚 13話

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韓国ドラマ「恋愛じゃなくて結婚」13話視聴。

 

かわいいよ、かわいいよーっ!
動悸がおさまりません、私。
あー、もう何を語ってもネタバレになっちゃいますが。
声を大にして言います。
誰が何と言おうと、やっぱりこのドラマ大好きです!
「恋愛じゃなくて結婚」の視聴感想でよく見かけるのが、最初の主人公たちの(おもにジャンミとフンドンだと思うけれども)ハチャメチャぶりに視聴をするのをためらった・・・という感想です。
正直、私もそのハチャメチャなハイテンションの割には1~2話の展開はかなりブラックコメディだし、ビターだなぁ、なんて思っていました。
でもね、そこを乗り越えると、こんなにも胸キュンの、視聴していると顔がニコニコしっぱなし!のドラマになるなんて、思ってもみなかった。
決して「“クールでカッコいい”ドラマになるはずだったのに、ドラマ序盤の魅力はだんだん薄くなってしまった」なんてことはないです。(まだ、あのコラムを根にもっている・笑)
あのね、恋愛にクールなんてことはないんですよ。
あるいはクールになろうとして、なれないことが、愛がほとばしってしまうことが、恋愛の醍醐味じゃないですかっ!
そんなことを教えてくれる脚本にすっかり脱帽!
主人公たちが手をつなぐだけでこんなに、ときめくなんて、私(笑)
私の方こそクールダウンして、以下13話の脚本の素晴らしさについての、考察などを。

 

 

 

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13話 頼らないで期待しないで
今度こそ恋愛にすがらずに自分自身の人生を見つけようと決心したジャンミ。しかし再就職は簡単ではなく、結局実家のチキン屋を切り盛りすることに。そんなジャンミを、ギテは陰からこっそりと見守り、チキン屋の売り上げに貢献する。ただただジャンミの笑顔が見たいがために。
一方ギテの病院は患者からの告発という最大の危機に見舞われてしまっているが、ギテは対処しようとしない・・・

 

 

12話のラストシーンから13話の冒頭で、互いの恋心を告白するかと思いきや、ジャンミとギテの恋模様はそう一筋縄ではいかないのね。

毎回、冒頭にその話のクライマックスシーンを持ってきて視聴者の期待をいい意味で裏切る「恋愛じゃなくて結婚」のドラマのお約束にもすっかり慣れてきました。
13話の冒頭では、ジャンミとギテが喧嘩をしていたのでてっきり13話では最初からベタアマな展開かと思いきや。
またまた騙されちゃいました。
何回、冒頭で騙されていることやら(笑)
しかし厳密に言うと、冒頭のシーンはその回のクライマックスシーンと微妙にバージョンが違うんだよね。
もう、視聴者をミスリードさせようとする製作者側の魂胆が丸見えだけれども、毎回気持ちよく騙されて、やきもきしちゃうのもこのドラマの視聴の醍醐味ですもの!

 

 

 

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13話に関してはギテの様々な表情を楽しむべし!なのだ。
結局、「好き」って言葉を13話かけてやっと言えた2人。
ギテ母や、整形中毒女という第3者には恥じらいもなく相手への愛を告白するくせに、ジャンミとギテは互いに向き合うと愛の告白すら簡単じゃない。
結局あの冒頭の痴話げんかと思っていたシーンが、実はギテの告白だったという(笑)
「どれだけ俺のせいで傷つくつもりなんだ。俺のせいでまた泣くつもりか?俺だけでいいんだよ、傷つくのは! 俺が好きな女が俺のせいでこんな風に傷ついている姿を、もう、見たくないんだ!」
超剛速球の告白です!!
胸がズキューンとしちゃうじゃないですか、ギテ。
「俺はお前が好きなんだ、この馬鹿!」
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!
とうとう、言えたね!!
ジャンミを抱きしめたギテがにっこりと笑うのを、私は見逃しませんことよ。
ギテが本当に可愛い~

 

 

 

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2人が手をつなぐまでの、もどかしくてかわいらしいことと言ったら。
画面のこちらで、私も身もだえしちゃいました。
しかし、実はここでドラマが終わらないところが「恋愛じゃなくて結婚」の素晴らしいところだと思うのです。

 

 

 

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1話でフンドンにつきまとったのは、金に惹かれたんだとギテに言われていたジャンミ。
たとえジャンミが「愛だった」と言っても、誰も信じてくれない。
なぜならば「何も持っていない女が、何でも持っている男に付きまとうのは純粋な気持ちではない」と、「お金目当て」としか見られないから。
恋愛至上主義のジャンミが自分のギテへの愛を証明するには、ジャンミ自身が自立して、他人に流されないアイデンティティを確立しないといけない。
今まで他人が優先だったジャンミは、人が望むキャラクターを演じてきた。
そんなジャンミが他人の思惑など関係なく、彼女が望む愛のカタチをつかむためには、一度自分を見つめなおす時間が必要だったのね。

 

 

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「クールな関係でいたいの。結婚じゃなくて恋愛で」
ラストのジャンミの告白にしびれました。この脚本の凄さに。
13話かけて、ジャンミとギテの立場が入れ替わっているんですもの。
ギテはジャンミの笑顔見たさにストーカーまがいの行為を、そしてジャンミはギテとの恋愛に線を引こうとしているのですもの。
このカップルは互いに互いを影響を与えることで、立場が逆転しているというこの脚本の凄さに鳥肌が立っちゃいました。
立場が逆転しているということは、二人が何よりも互いの立場を思いやっての愛の表れでもあるのでしょう。
13話かけて「好き」って言って、「好き」って言った瞬間に立場が逆転しているという、やっぱり合わせ鏡のような二人です。
「ドラマ序盤の魅力はだんだん薄くなってしまった」どころか、ドラマ序盤の魅力をリバースして見せるこのドラマに敬服。
決して両想いになったとしてもベタアマな関係にならない(なれない)ジャンミとギテの恋模様にまだまだ波乱がありそうです。
でもね、やっぱり、恋愛にクールでいようなんてことはないんですよ。
あるいはクールになろうとして、なれないことが、愛がほとばしってしまうことが、恋愛の醍醐味。
そんなことを教えてくれる脚本にすっかり脱帽!

 

 

 

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そうそう、12話でこっそり心配していた、ヨルムも頑張っています。
恋愛関係というよりは友人関係である方がしっくりくる
よね、この二人。
ヨルムはヨルムで、恋愛を抜きにしても自分の料理を笑顔で食べてくれるジャンミと言う存在を手放せないのでしょう。
なぜならその笑顔は何の打算もない、ヨルムのフェロモンに騙されない、ただ彼の料理に対する賛美だから。
彼の料理のミューズなんですよね、ジャンミは。

 

 

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. waya

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    ギテの怒りの告白、しびれました!もう後半は頬緩みっぱなし。この13話と14話の放送は、フェス帰りの電車の中で見たんですけど、ニヤニヤを止めようと顔を抑えながらスマフォに見入っている私はすごく変な人だったに違いありません(笑)
    激白しておきながら、手をつなぐまでの工程や、隅々迄洗えとジャンミに言われて大切な所を洗ってるギテが私も可愛くてしかたありませんでした(このシーンのキャプもあって嬉しかったです 笑)

    ギテとだからこそ、今までとは違う本当の恋をしたいジャンミだけど、今のジャンミが好きなのよ~ギテは!って思わずつぶやいてしまいました。、yucaさんがおっしゃるとおり、きっとクールにって言いながらもジャンミなら、あいがほとばしっちゃうんでしょうね、これからも。

    ヨルムは、いい友人として残りの回数も活躍してくれそうですね!

    15日の視聴率がとても良くて、自己最高視聴率を更新したという記事を読みました。あの記事はなんだったんでしょうね…。

  2. moonlight-yuca

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    ♪wayaさん、コメントありがとう~♪

    >ギテの怒りの告白、しびれました!もう後半は頬緩みっぱなし。
    いやあ、本当に照れくさい。
    実は私、ラブコメでも両想いになったあとのベタアマなカップルというのが嫌いなのですが(笑)、このドラマでは全然そんなことを思いません。
    本当にお似合いのカップルで。
    互いに互いのことを思いやっているのがいいなぁ。

    >電車の中で見たんですけど
    ものすご~く、危険な人物に見えたかも(爆)

    >手をつなぐまでの工程や、隅々迄洗えとジャンミに言われて大切な所を洗ってるギテ
    そうそう、にやけっぱなしになりますよね。
    とくに洗う時の効果音が(爆)
    14話にかけてのお預けをくらっているようなギテの瞳にも大笑いしました。

    >自己最高視聴率を更新したという記事を読みました。
    本当に、なんだったのでしょうかね!
    プンプン。