最後までバレてはいけない感情・・・恋愛じゃなくて結婚 9話・10話

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韓国ドラマ「恋愛じゃなくて結婚」9話・10話視聴。

 

 

ラブコメというジャンルは、最初はコメディそして中盤以降メロを入れて、主人公たちのラブロマンスを見せてくれるジャンルだと思います。
コメディとメロの落差が大きければ大きいほど、視聴者は感情のジェットコースターの上昇下降を繰り返し、そのドラマに夢中になっていくのよね。
そのメロ・・・恋愛の障害をどう描くか、というのは序盤のコメディと同じくらいドラマにとってはキーポイントになる。
例えば。
相手が年下クンだった、あまりにも近くにいすぎたために少女が幼馴染の少年への恋心を抱かない、アイドルの追っかけに夢中になりすぎてリアル恋愛に興味がないヒロイン、親同士に因縁があって結ばれない、挙句の果てには、相手が宇宙人だった、100年の呪いがある、などなどこれでもかというくらい毎回趣向を凝らしてきます。
「恋愛じゃなくて結婚」は、しかしその恋愛の障壁を自分自身の中にある、と描くところが、普遍的でありながら斬新なのよね。
「最後までバレてはいけないもの」とは何なのか。

 

 

 

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9話 遠いところでの一晩
うっかりビーチで一晩を共に過ごすことになった男女6人。ジャンミは偶然ギテとセアのキスシーンを目撃して胸がざわざわする。ジャンミの心が揺れ動いているのを知ったヨルムは何とか彼女と二人きりになろうとする。
一方、フンドンに相手にされなかったヒョニは「探さないでください」と置手紙を残し消える。ジャンミ、ギテ、ヨルムはヒョニを一晩中探し求めるが・・・

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一日が終わる前に私たち6人は、皆、誰かとキスをすることになります。
そのキスで誰かは愛を確認し、また誰かは傷つくことになります。

というジャンミのナレーションで始まる9話。
男女6人夏物語って、メンツが濃すぎます(笑)
相変わらず抱腹絶倒のコメディ・シーンが続きますが、笑いながら水面下での各人の心理戦は見もの。
しかもそのキスの相手がね、状況次第で変更になるというスリリングさ。
想定内のカップルのキスシーンもありますが、想定外のカップル(?)のキスシーンもあり笑わせてもらいました。

 

 

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しかもさー、ギテ、真実ゲームで告白ってどうなのよ(笑)
あ~、やだやだ、この人さらっとした顔でジャンミのことを「好き」って言ったよ!
まるで犬や猫を好きなような軽さで、「好き」って。
そんな軽さの奥に秘められた、ギテのジャンミへの愛情を思うと、胸がキュンってなります。
ギテは冗談で「好き」って言わない人だからさ、彼が発した「好き」の重さがじんわりと胸に伝わってくるのだけれどもね。

 
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ヨルムを演じる2AMのジヌンの演技の固さが巷では話題になっているのかな。
確かにアイドル枠出演なので、固いって言えば固いし、ぎこちない演技ですけれども、それが却ってヨルムの飄々とした謎の雰囲気を醸し出しているように思います。
幼少期に母親に捨てられたトラウマから、去る者は追わず来るものは拒まずといった恋愛観を持った彼は、とりあえずにっこり笑うことで毎回その場をしのいできたのでしょう。
なんたって、キラースマイルです。
彼の笑顔は、自分の心をガードしているということですもの。
傷つきたくないから、とりあえず笑う、そんなヨルムのぎこちなさを、私は好きですけれども。
去る者は追わずのヨルムが、ジャンミを追っかけて、そして笑顔すら浮かべれなくなってきている・・・その意味を考えると、なんだかこっそり胸が痛くなったりします。

 

 

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10話 最後の瞬間までバレてはいけないもの
キスで始まるロマンス!
ギテとのキスが頭から離れないジャンミ。彼らの偽装結婚は、今や母親同士の闘いとなりつつあり、ジャンミ母は結婚費用をねん出するために家と店を売却しようとする。見るに見かねたジャンミはギテに偽装結婚を終わりにしようと告げる。ギテはギテ母にピンクダイヤをジャンミに渡すように要求する。母が渡せない理由を知りながら・・・
いよいよ結婚詐欺は終わりになるのか?

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10話で「恋愛じゃなくて結婚」における恋愛の障壁というテーマが出てきましたね。

 

親でもなく、不治の病でもなく、記憶喪失でもなく、自分自身が傷つくことを恐れるあまりに心の中に築いたバリアが、このドラマでは文字通り障壁になっています。
登場人物たちはそれぞれ自分が傷つくことを恐れるあまりに、心の強く固いガードを築いてきたのです。
幸せの基準を愛には求めずに、評判やら名誉やら世間体といったモノサシで計り、自分を納得させようとしている。
自分の本心は「最後までバレてはいけないもの」なのだから。
愛が手に入らなかったジャンミ母、ギテ母は似た者同士です。
だからこそ子供たちには自分と同じ轍を踏ませたくない・・・その思いが子供たちを追い詰めているのにも気づかない。
「愛がある結婚」を子供たちにさせてやりたいと願いながらも、「愛」というモノサシを理解できないから、やっぱり世間体や評判のモノサシで相手を計ってしまう。
ギテはジャンミを「絶対結婚したくない相手だからこそ、結婚詐欺のパートナーになってもらった」と語ります。
万が一、心が揺れ動いたとしても、そもそもが結婚したくない相手だから結婚にまではいたらないという考えです。
でもね、実は1話からギテは強烈にジャンミに惹かれていたのです。
なりふり構わず愛を叫ぶジャンミに、愛を与えようとするジャンミに。
世間体などのモノサシで相手を計らずに、ただただ自分が愛したいから、愛するそんなジャンミに惹かれていたのです。
去る者追わずのヨルムだって、同じです。
彼らが心の奥に、しっかりと鍵をかけてしまっていた、愛を求める姿、愛を与える姿をジャンミが見せてくれていたのですもの。

 

 

 

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ピンクダイアをジャンミが石で割った瞬間に、ギテ母の、ギテの、心のガードも割れたに違いありません。
(この展開は脚本がうまいなぁ~と唸ります。脚本のチュ・ファミってこのドラマが初脚本なのでしょうか)
「最後までバレてはいけなかったもの」とは、愛を求める自分の孤独な感情だったのかなぁ、とも思います。
愛を乞う気持ちは決して愚かしくも、醜くもなく、むしろ生きていくうえで一番重要な感情でしょう。
生きていくと実感できる感情でしょう。苦しいけれどもね。
結婚詐欺が終わりをつげ、別れのために抱き合う二人。別れたくないのに・・・

 

 

こんな俺でもお前の横にいたかった

ギテの心の中での述懐が、切なすぎます~
と泣きかけたところ、ハルモニ、GOOD JOB!
立ち聞きなんて(笑)
そうこなくっちゃね! 「恋愛じゃなくて結婚」はまだまだコメディ部分ですっ飛ばしてくれなくっちゃね♪

 

 

相関図・・・帝王の娘スベクヒャン

一度味わえば絶対に忘れられないそれがまさに僕だから・・・ゴハン行こうよ 7話・8話

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コメント

    • waya
    • 2014年 8月 13日

    SECRET: 0
    PASS:
    6人が誰かとキス…だったんですけど、ヒョニはしてましたっけ?
    ヒョニとフンドンのカップルにあんまり興味が無いので見逃しちゃったかな。
    想定外のカップルは、本当に想定外でした(笑)

    真実ゲームでは、一番最初の質問に答えて欲しかったな。私も気になる所だったりして。果たして、婚約までしていた二人が一体どこまで…(爆)
    ペンションでの様子では、「まだ」だったのかなぁなんて想像したりして。

    そして、ジャンミが好きか聞かれて「オォ」って答えてジャンミを見つめるギテはいい顔してましたね。しかし、本当に解説がお上手!サラッとの状態が、「そうそう、そうなのよ」って思いながら読みました。

    私、10話でなんでフンドンがギテが本気だって知ってるんだろうってすごく悩んじゃいました。その上、何故ギテが触ろうとすると逃げるのかが分からなくて。2回見てなんとなく感じるものがあって、3回目でようやくフンドンが勘違いしてることに気がつきました(爆)
    フンドン、騒ぎすぎだけれど、やはり愛すべきキャラだわ。
    演技力のせい?とは私は思わないけれど、飄々としているヨルムもまた然りです。今となっては、感情をあらわにするヨルムなんて想像できない。

    • waya
    • 2014年 8月 13日

    SECRET: 0
    PASS:
    普段ドラマを見ても、脚本家の方を調べたりする事の無い私なのですが、このドラマを見ながら、ハイライトシーンを最初に持ってくるところとか、それぞれの役名に意味が込められている所とか、既製の曲の使い方とかが上手いなぁと思って、少し前にチュ・ファミさんについて調べてみたら、ボアが主演の「恋愛を期待して」と言うドラマを書いていらっしゃいました。早速見てみたのは言うまでもありませんね。「恋愛じゃなくて結婚」の元になった作品のようで、ところどころで同じ匂いを感じました。男性主人公の名前もギデで、ギテとハングルで横棒の一本違いで。

    私は、本来はドラマの中の「心の声」はあんまり好きではないんです。それは演技で表してくれ~と思うの。ギテの最後の心の声「こんなふうにでも、おまえのそばにいたかった」(私的な意訳です)も、充分に演技で伝わってきたのでもったいなぁと思いつつも、やっぱり胸キュンしちゃうシーンでした。

    長文ですみません。

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ♪wayaさん、コメントありがとうございます♪

    >ヒョニはしてましたっけ?
    私も考え込みました。してたっけ?
    それとも延べ人数6人なのでしょうか(笑)
    とりあえず、3組のカップルはできましたよね。

    >一番最初の質問に答えて欲しかったな
    ギテが答えなかったということは、やはり大人の関係だったのではないかと、想像したりします。
    でも韓国ドラマって、潔癖なところもありますものね。
    ジャンミとフンドンは、どこまで?なんてことも考えます。

    >「オォ」って答えてジャンミを見つめるギテはいい顔してましたね
    ギテ、わかりにくい恋の告白で(爆)
    画面のこちらからは、もっとはっきり告白しちゃいなさいよ、と檄を飛ばしています(笑)

    >フンドン、騒ぎすぎだけれど、やはり愛すべきキャラだわ。
    あそこは一番の笑いどころです(笑)
    しかもそのエピソードの結末が、11話でちゃんと「告白」されていますものね。
    あの時のギテとヨルムの顔も忘れられません。
    笑いのツボにはいって、たまりませんでした。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ♪wayaさん、引き続きです~♪

    この脚本家、うまいですよね。
    11話のタイトルについては、wayaさんもツイされていましたが、「告白」×「GO BACK」なんて、唸っちゃうほどうまい!

    今までさらっと視聴していたのですが、それぞれの言葉の意味や、小道具やら、ものすごく考察しだすと深いです。
    構成もおっしゃる通り、ハイライトから物語が始まって、どこがどうなってそんなシーンにいくのか、皆目想像がつかないという(笑)

    >ボアが主演の「恋愛を期待して」と言うドラマ
    あ、そうなんですね。
    そのドラマ、何回か見る機会があったのですが、スルーしてた。
    私も見てみます。
    わ~い、情報ありがとうございます!!

    >ギテの最後の心の声
    なんかね、さっさと恋心を告白しちゃえばお話はそれで終わりなのに、みなさん傷つきたくないから心の壁が固くって。

    そうこうしているうちに、お話がGO BACKなんて。
    やっぱり脚本がウマすぎです。

    • waya
    • 2014年 8月 15日

    SECRET: 0
    PASS:
    ツイをフォローして下さってる方は、k-pop繋がりの方が多いので、反応がないのは分かってたんですけど思わずつぶやいてしまうほど、上手いなぁと思いました。、
    ジャンミとフンドンは、1話で今までホテルで会ってたけど、これからは一緒の家に住んで…みたいなセリフがあったので、私の中では「済」のスタンプが押されてます。手の早いフンドンの後始末をギテはきっと何回もやってるに違い有りません(笑)

    フンドンの勘違いに気がつかなかった自分に、本当に呆れましたよ。一番の笑いどころだったのに残念。私がセリフを聞き間違えてるのか、何度も聞き直しちゃいました。結局、聞き間違いではなく、単に気がつかなかったオバカさんだっただけなんですけど(苦)

    >さっさと恋心を告白しちゃえばお話はそれで終わりなのに
    確かにその通りなんですけど、まだ終わって欲しくないし(笑)
    もう少しこの状態でギテとジャンミにはがんばって貰いましょ…と思ってたら、12話であの流れ。はぁ、続きが気になります。

    少しずつ自分が見た事のあるドラマの記事を遡って読んで楽しませて貰っています。コメントのお返事もありがとうございます!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ♪wayaさん、どもども~♪

    wayaさんのツイはしっかり、チェックしています!
    いろいろ気付かなかったことを教えていただいたり、勉強になります。
    ありがとうございます♪

    >私の中では「済」のスタンプが押されてます
    やっぱり~(爆)
    フンドン、結婚生活大丈夫かしらと少し心配しています。
    フンドンと結婚するヒョニは男気がある(爆)

    >フンドンの勘違いに気がつかなかった自分に、本当に呆れましたよ。
    うふふふ。
    wayaさんにしては珍しい。
    結構あからさまな勘違いだったのに・・・
    あ、でもあの時、ギテも気づいてなかったので、ギテと同じですよ。

    >はぁ、続きが気になります。
    13話の予告を見たら、まだまだひと波乱。
    あの二人がそうすんなりハッピーになるような気がしません(笑)

    こちらこそ、コメントありがとうございます!

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