プルパチャファアブカ・・・奇皇后 34話まで

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韓国ドラマ「奇皇后」34話まで視聴。

 

なんだか、だんだん奇妙奇天烈、摩訶不思議、奇想天外な展開になってきました。
「プルパチャファアブカ」って何?と思われるでしょうが、この言葉が「奇皇后」の荒唐無稽さを物語っています(笑)
どこから語ろうか、どこから突っ込むべきかと迷うくらいに。
骨太の史劇を期待すると肩透かしを喰らってしまうドラマだし、かといって「太陽を抱く月」のようなラブ・ファンタジー時代劇を期待しても消化不良な感じのドラマです。
もともと歴史歪曲ドラマなので史劇とくくってはいけないかもしれないので、ファンタジー時代劇なのかもしれませんけれども。
「太陽を抱く月」のように恋愛に特化した恋愛ドラマでもなく、「幻の王女チャミョンゴ」のようにロマンスがありながらも滅びゆく国を憂うドラマでもなく。
先行作品たちのいいとこどりをしようと試みて、つぎはぎだらけのパッチワークのようなドラマになっています。
「善徳女王」のトンマンとピダムのような関係性、トンマンとユシンのような関係性をもっと恋愛面をフォーカスして描きたかったのか。
「太陽を抱く月」のウォルとイ・フォンの恋愛物語を再現し、かつ時代のダイナミズムを描きたかったのか。
面白いもので、きっとこの脚本家はロマンスだけではなく「奇皇后」では時代の波に流されていく人々の生きざまを描こうと試みています。
権力闘争の骨子として老子やら孫氏といった思想家の兵法書からの引用や、たいそうな四文字熟語・・・たとえば打草驚蛇といった言葉を繰り出してアカデミックな裏付けをこのドラマに与えようとしていますが。
むしろ付け焼刃的な印象を与えて、かえって浅学なドラマ、中身がないドラマだなぁと思ってしまうのよね。
兵法を引用する割には、「奇皇后」における謀反やクーデターの数々はその場しのぎ的な作戦が多く、ただむやみに血で血を流す抗争だけのような気がします。
続きは恋愛模様について、ツッコミます(ややネタばれ気味)

 

 

 

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スンニャンって、かなり感じが悪い~(笑)
なぜにあそこまで高慢にふるまっているのでしょうね。あれじゃいらない敵を作ってばかりです。
復讐するにしてももっとやり方があるでしょうに、いたずらに周囲の人の反感を掻き立てるようなあの態度。
そして中盤にくると彼女の設定は、スーパーウーマン的になってきちゃいます。
武芸に秀で、周囲の男たちには愛され、戦術を立てる能力もあり。
出来ないことはないのじゃないかしら、と思う八面六臂の活躍ぶりです。
タルタル師匠までもが、彼女の言うがままに行動しているんですもの~
彼女の作戦を聞いて「なるほど、さすが!」なんて周囲の男どもが言っているのを聞くと、「なんじゃそりゃあ!」っていう感想になっちゃうのですよね、私は。
しかも体力はまさに狼なみ(爆)
前回の出産にもかなり驚愕しましたが、妊娠も早い~~
34話のなかでとうとうタファンと結ばれ、妊娠だなんて(笑)
ワン・ユとも「え、たった一晩で懐妊?」と驚愕したのですがタファンともそうなのか?(下世話でゴメンナサイ・笑)
命をかけようとしたタファンにほだされたスンニャンですが、めくるめく愛情ってものが感じられないのだけれどもな。
どちらかというと同情愛ですね。
タファンが「すぐ近くにいるのに、いつもそなたを恋焦がれている」みたいなことを言いますが、まさにこの二人の関係を言い表しています。
タファンはスンニャンの体を抱きしめることはできても、彼が望むようなスンニャンからの愛はきっと手に入れることができない。
だって、スンニャンは心が壊れてしまっているから。

 

 

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ワン・ユって(というかチュ・ジンモ)どうも映画「霜花店」のイメージが非常に強すぎて、彼が本当に女性を愛せるのかと疑ってしまう私がいます(獏)
おそるべし「霜花店」の影響力!
今後どんなドラマを見ても、私はチュ・ジンモのあられもない姿を思い出し「きゃ」っとなってしまうのだろうな。
チュ・ジンモ、なぜかこの役者さんが演じる役はいつも優柔不断なイメージがついて回っているような私にはあります。
「ファッション70」のせいかな~?
すっかりスンニャンに尽くす元カレ、ってな立場になってしまっています。

 
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こっそり応援していたタナシルリ。
しかし彼女愛を求めるあまりに、行動がなりふり構わなくなってきています。
パク氏のときのように実力行使でスンニャンを殺害しようとしますが、武闘派スンニャンの前では歯が立ちません。
タファンなんて、愛を捧げるにはもっとも不適切な相手に執着してしまうのが彼女の最大の不幸でしょう。
そしてマハをわが子だといつしか思い込み、狂乱するタナシルリ。
どこまで行っても報われない相手からの愛を求めるなんて、タファンとタナシルリは似たもの夫婦です。
そして、最後に行き着いたのが犬蟲術。妖しさ満載です。
スンニャンも心が壊れていて、なんだかもう妖術を操る女の域に入っています。
タナシルリの「プルパチャファアブカ」に立ち向かうスンニャンの姿は、凛々しすぎて、もはや鬼子母神のよう。

 
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多くの男に愛されるスンニャンですが、彼女を一番理解しているのはタルタル師匠ではないかと思っています。
愛とか恋とか執着に惑わされずに、対等な立場で話し合い相談し合っているこの二人を見るとしっくりするのだけれどもな。
しかし、愛と憎悪が渦巻く中、あらゆるところに裏切りの萌芽が見られ、このドラマの終盤への伏線が貼られていっていますね。
タルタル師匠も誰かを裏切るのか。
「奇皇后」では時の流れの中で変わってしまう人たち、裏切る人たちを描くドラマではないかと、疑っています。
なんて暗いテーマなのでしょうか。

 

 

MOZU Season1  ~百舌の叫ぶ夜~

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コメント

    • FANです。
    • 2015年 4月 20日

    ああ、なんちゅうタイトルを記事に・・。
    このドラマ、まあ、ファンタジーなんでしょうが、政権争いは浅慮すぎるし。
    後宮争いに至っては、もう・・・、犬で呪詛って、どうよ。
    真面目に答えるタルタル策士の回避策が、また・・。
    え?精神論?と、思わず声を上げて笑ってしまった。防大主席のエリートのような方なのに・・。
    なんでしょう、コミカル路線で、長調場の息抜き期間でしょうか?
    もう、王様が何処に出張なさって、何してるのか、もう、全く興味が無い。気の毒な王様・・。

    しかし、ポッポコご懐妊なさるヒロインですな。彼女を少年のように見つめる陛下の澄んだ瞳が、素敵だわ。
    あの冠の飾り越しに覗く瞳が、皇后を見るときの空虚さが堪らない。
    ※今週まで、皇后をタルシナリと、思っていた。

  1. FANさん、コメントありがとう~♪

    もうね、ここら辺から私の感想もいい加減になってきていますから(爆)

    >後宮争いに至っては、もう・・・、犬で呪詛って、どうよ。
    なんだかね、ツッコミどころがありすぎて、こんなドラマが高視聴率って訳が分かりません。
    「スベクヒャン」の方がはるかに面白いのに。

    タルタル師匠もね、カッコいいんだけれども。あの低音ボイスは韓国の俳優さんの中で1、2を争うくらい好き。
    まあ、しかし、師匠の割にはスンニャンにいいように言い含められているし。

    >ポッポコご懐妊なさるヒロインですな。
    狼ですからね、スンニャン(爆)
    最初の出産、嬰児を抱えての、大活躍にも度肝を抜かれましたが、回復力が半端ない。
    もしかしてこのドラマのテーマは母は強し、なのでしょうか?

    >后を見るときの空虚さが堪らない。
    そうそう。タファンって極端ですよね。スンニャン以外は興味なしって徹底している。
    国も民も、何もいらないんです。
    そうの冷徹さに実は惹かれています。

  2. 鍵コメさま、おはようございます!

    本当に不思議だよね、高視聴率の理由が。
    序盤は結構アクションシーンや場面もどんどん展開していくので面白かったのですが。
    中盤以降、舞台は後宮内のみ。
    ワンユがアクションを担当するのですが、まったくこの王の動向が気にならないのが致命的。
    ここだけの話、かなり早送りしましたもの(苦笑)

    ワンユとスンニャンっておっしゃる通り、硬質なんだよね、演技が。
    タファンとソルヒって、似ているかもしれませんね。
    愛されたい病。
    でも愛されていても、愛されているって実感がない人たち。

    「奇皇后」はタファンのへたれっぷりに目を奪われがちなのですが、登場人物が皆かなりおかしい。
    悪役がtoo muchだよね。

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