愛がないのに、どうやって“いつまでも幸せに”くらせますか・・・星から来たあなた5話

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韓国ドラマ「星から来たあなた」5話視聴。

非常に面白いと思います。この面白さは何かに似ているような気がしたら、「シークレット・ガーデン」の時と似ているかもしれない。
もちろん話の展開は全然違うけれども、1話からの引きこまれ方が似ているの。
視聴率なんて、自分の好きなドラマを探すには何の役にも立たないものだけれども、「星から来たあなた」はまだまだ視聴率が上がっていくでしょうね。

キム・スヒョンーチョン・ジヒョンのケミストリーが素敵だし、ストーリーも分かりやすい。
それでいて独特なアクセントがあるような気がします。
どうして、こんなに「シガ」を思い出すんだろうかと考えていて、共通点は図書室ですね。
ジュウォンの図書室も心を鷲掴みにされましたが、同じくらいミョンジンの図書室も魅力的。
そして、劇中に本の一文が紹介されていくのも似ているの。

ドラマの展開にアクセントを添えるという意味で。
「シガ」は「不思議の国のアリス」や「人魚姫」ほか、色々な本が登場しましたが。

 

 

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「愛をみつけたうさぎ エドワード・テュレインの奇跡の旅」の一文が、「星から来たあなた」では紹介されていて、もうそれだけで本フェチの私は身悶えました。
そういう選択でくるか・・・って。

【あらすじ】
「考えてごらんなさい。愛がないのに、どうやって“いつまでも幸せに”くらせますか?」持ち主の女の子に愛されていても、自分はだれも愛していない陶器のうさぎエドワード。でも、そのおばあさんの言葉は、ずっとエドワードの心にかかっていた。女の子とはぐれ、さまざまな人に出会い、別れる旅のなか、エドワードは遠く語りかける。―ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。助けてよ!

ここではミンジュンに陶器のウサギのエドワードが重ねられているのね。
5話あたりから、彼が誰かを愛するということはどういうことか、を学んでいく展開になってくる。
もう、なんだかクールビューティーの仮面が剥がれてきて、胸キュンです。

 

 

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何よりも1メートルの距離がね!(笑)
毎話エピローグも凝っていて、ものすごく楽しみです。
5・6話のエピローグなんか、カワユクてカワユクて、幸せな気持ちになれます。

 

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だんだん距離が近づいてくる二人。
それぞれが抱える孤独、大スターであるけれども誰も本当の彼女のことを知ろうとはしない人たちに囲まれている不器用なソンイと、生きていることに倦んでいるミンジュン。
二人の孤独が観応しあうのよね。

そうそう、1話の感想で、「地球人と体液の交換を禁じられいてる彼は、文字通り400年誰にも触れてもいないわけで。」なんて書いておりましたが、どうもそうではないらしい。
単にミンジュンが潔癖症で、他人と触れあうのも嫌だし、食卓を共にするのもイヤ、ってことだったらしいです。

そんな彼が、ソンイのぐいぐい押してくるハタ迷惑なパワーにすっかり、押されて、なんだかんだ言って言いなりになっているのが、また毎回笑えるんだよな~
結局6話では、とうとうスキャンダルで孤立無援の彼女のマネージャーのバイトを引き受けるらしいし(爆)

 

 

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まー、また爆笑しましたのが「相続者たち」のパロディが思いっきり挿入されています♪
リトル・タンとリトル・ウンサン、あんたたちそんな子供の時から恋に悩んでいるなんて(笑)

自分のことだけを考えていれば楽な人生かもしれないけれども、恋に墜ちてしまったらとたんに人生は簡単ではなくなる。
何の準備もなく、突然人は恋に墜ちる。
初恋ってつらいね・・・なんてことをマンガ喫茶の店主ボクチャが語るのだけれども、それはイコール、ミンジュンの初恋ってことでね。
400年も地球で生きてきて、初恋かいな、と突っ込みたくなるけれども(笑)、そんな準備もできずに恋に墜ちてしまったミンジュンが可愛い。

 

 

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恋に墜ちたら、頭より先に体が動くんだよね、好きな人に向かって走る。
初めてマンガ喫茶でマンガを借りたり、初めて一緒に食事をしたり、初めてスーパーで買い物したり、初めて携帯電話が欲しいと思う。
そして、また再び誰かのために走りたいと思う。
あと3カ月しか地球にいないミンジュンの初めて物語が展開されていきます。
なんだか初々しくっていい。
厭世的なミンジュンが、生き生きと日々を送っている姿を見ると、ほっとする。
地球にやってきて、あなたはこんな物狂おしくって甘美な感情を知ることができたんだね、って。

 

 

a0192209_201848795話はエピローグでノックアウト!だわ。
「1メートル!」と言って、ソンイを2メートルぐらい離れさせたミンジュンは、「1メートルはもう少し近い・・・」なんてぶつぶつ言いながら、静かにものすご~く近づいていく。
いや、それは1メートルどころか30センチぐらいだから(爆)
ソンイは自分の看板に夢中で彼に気づかない。

あ~なんて、カワユイ。

 

 

■ 建物探訪・・・ト・ミンジュン邸 ■
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ソウルの夜景一望の素敵なバルコニーです。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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