おかえり。面倒くさいユイちゃん、おかえり・・・あまちゃん146回 その3

a0192209_2225830「あまちゃん」146回 その3。

 
いやあ、本当に神回です。
GMTメンバー総出演、いっそんのキレキレのコール、ストーブさんの真奈推し発覚、小っちゃいほうの河島さん(大きい方はいないけれども)、音痴が際立つ、ユイのお家芸のキレ技、そしてアキちゃんとミズタクのアイコンタクト、アイコンタクト、アイコンタクト。
最後は皆の笑顔で「つづく」

 

 
もう、感無量で何にも言えねえ~a0192209_2292464

a0192209_2293310「潮騒のメモリーズ現象 第二章」って、どこまで面倒くさいんだ、ユイちゃんは(笑)

☆潮騒のメモリーズ再結成!!
2011年8月17日
アキちゃんの強い呼びかけにより
“潮騒のメモリーズ”再結成決定!!祝
(お兄)ちゃん、勉さんも大喜び☆
知るところになる。
資源復活を
焼きそば売り上げ2日で100
秋祭りで売り上げ最高記録!!
ユイ:『ミス北鉄』グランプリ!!
他の候補を圧倒的な力でひきはなす!!
ユイのために(アキちゃんのファンも)全国からたくさんファンがやってくる。秋祭りの来場者数過去最高
この日のことは、地元新聞で大きくとりあげられる。
※でもこれはまだ完全復活ではないので、あまり目立ちすぎないように
わんこチャンネルでは、池田ディレクターがこの日の密着ドキュメント
未公開映像は、その後の大型番組のためにとっておく。
こっちゃこいテレビ朝の情報番組に出演。
潮騒のメモリーズ大人気!!

あのね、ここにユイの腹黒さがわかる訳です。そしてアキちゃんをどれだけ好きなのか、わかる訳です。
ユイちゃんがアイドル活動を本気になるには「アキちゃんの強い呼びかけ」がないとダメなのです。
145回まではアキちゃんはユイの心を動かすほど、強く強く、誘わなかった。
ある意味、試していた訳ですね、アキちゃんを。
「もう行けない。怖くて行けない。アキちゃんが来てよ!」(134回)でアキちゃんに訴える。
自分と東京とどっちを選択するか、って。
そして帰って来たアキちゃんにそっけないふりをする。「アキちゃんは何で帰ってきたの?」(137回)って。
まるで彼氏を振り回す女の子です。
「ハゼ・ヘンドリックス」は自分を理解してくれるから、ラクなのです。
ユイちゃんが求めるのは、自分をありのままに受け入れて、ありのまま認めてくれて、ありのまま愛してくれて、崇拝してくれる相手なのです。それでいてユイちゃんが持っていない「something special」な輝きを持っている子。
それって「ハゼ・ヘンドリックス」よりもアキちゃんではないのかな(笑)
誰にも負けたと思ったことがないユイちゃんが唯一敗北感を感じた相手アキちゃん。
そんなアキちゃんが、自分を心配し、自分を気遣い、自分が必要だと言ってくれる。
なんてドキドキ、わくわく、ぞくぞくする状況なんだろうか。
アキちゃんが東京でのアイドル生活よりも自分を選んでくれた、自分と共に立つことを選んでくれるなんて、ユイちゃんにとって、非常に虚栄心をくすぐるんです。
自分が認めたアキちゃんが自分を必要としてくれるなんて。
ありのままの自分を必要としてくれるなんて。
太陽に必要とされる月なのです。

 

 
a0192209_2230146まあ、そう考えると145回までのユイちゃんはもちろん自分の心と闘ってはいるのですが、アキちゃんの強い呼びかけを待っていたのですね、心のどこかで。
「地震の前はね。アキちゃんがテレビ出ると、消してた。CDも一回も聴いてないし、映画も観てない。ゴメンね。悔しかったし、嫉妬してる自分も、嫌いだった。まわりも私に気遣ってたのかなあ。でも、今はもう悔しくないよ。みんなも私に気遣わないし、悔しいとか、嫉妬とか、そういう感情がわくのって、元気な証拠なんだよね」(145回)
アキちゃんにそう、語り出したユイちゃんはちょっとずつ本心を出せるくらい元気になっていっていたのよね。
うん。
「決まってるべ!ここが一番いい所だって、ユイちゃんに教えるためだ。一回も東京さ行ったことのないユイちゃんの代わりに東京さ行って、芸能界とかこの目で見ていろいろ経験して。『んでも結局ここが一番いい。北三陸が一番いいぞ』って教えてやるためだ」(137回)
「あまちゃん」においてはユイちゃんは北三陸に縛られている人間で、彼女は北三陸から出ることはできない。
しかし発想の転換で「私に会いたければ、みんな北三陸に来ればいいんだもん!ね!」というアイドルになるのだ。
ユイちゃん=北三陸であり、アキちゃんの「北三陸が一番」と言うことは、すなわち「ユイちゃんが一番」ということなのだから。
暗いトンネルに閉じこもっていた天照大神のようなユイちゃん。まだまだそこから出る気はなかったのだけれども、「嫉妬」という感情から、うっかりと(笑)出てきてしまったのね。
自分の大好きなアキちゃんよりも人気があるGMTを見て、そんなGMTと仲のいいアキちゃんを見て。
ずっとトンネルに膝を抱えてうずくまっていたユイちゃんの本性がむくむくと元気になり、復活したのです(笑)
駄目押しが、いつもケンカをしているストーブさんの一言だった、っていうのがいいなぁ。
ユイちゃんとストーブさんって、いつも売り言葉に買い言葉な兄妹。
ストーブさんの言葉には、ついついいつも「素」で答えちゃうんでしょうね~
「やるよ!」と言った後の、ユイちゃんの照れくさそうな、ばつが悪そうな、顔がいいな。
そして何かをふっ切ったように。

 

 
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a0192209_22441750愛を試す女の子です、ユイちゃんは。面倒くさい女の子です。
そんじょそこらの男子には手がおえないでしょう。
やれやれ。
まあ、そんな腹黒い、面倒くささが、すがすがしいので愛おしいのだけれどもね。

 

 
■ 身もだえポイント ■
a0192209_22525212「死んでも巻かれない」の春子が、なぜか太巻氏とともに仕事をする(爆)
太巻氏がスリージェイ(=黒川家)にいるのに違和感が(笑)

 
あ~、駄目だ。
書き止めていたいことが多すぎて、感想がリアル放送に追いつけないよ~

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 4 )

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  1. sora

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    たびたび…お邪魔します(^.^)
    ユイちゃんめんどくさいけど、めんどくさいけど、○○年前は私もこんな女子だったかも!!!もちろんユイちゃんの容姿には遠く及ばない私ですが…

    ところでアキちゃんが北三陸に帰ったのは6月でしたよね?ミズタクは8月にin北三陸?鈴鹿さんのマネージャーを半年~って言ってたので、アキちゃんと離れて半年経ってからやっと行ったのか…遅い!ミズタク!と思ってました(ゴメン)

    これから、アキちゃんとミズタクのいいシーンってまだあるかな~。アイコンタクト、よかったですよね( 〃▽〃)

  2. moonlight-yuca

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    ♪soraさん、コメントありがとうございます♪

    >、○○年前は私もこんな女子だったかも
    皆、そうだったんじゃないかなぁ。
    でも成長するにつれて、世界は自分を中心に回っていないということを思い知らされます。

    ユイちゃんも「自分だけが特別ではない」ということを知ってはいます。
    しかし、それでも「特別でありたい」と思う気持ちもあって、心が揺れ動いているんだろうな。
    アキちゃんに嫉妬したり、アキちゃんを奪っていったGMTに嫉妬したり。
    どんだけアキちゃんの事が好きなんだか(笑)

    毎回、残り何回・・・と思わず数えてしまいます(涙)
    >アキちゃんとミズタクのいいシーンってまだあるかな
    どうでしょうか。
    クドカンって、恋愛をストレートに描かないからな~

    あのアイコンタクト、胸キュンでしたよね。

  3. mm

    初めてお便りします。書き起こして下さっている「潮騒のメモリーズ現象 第二章」を読んで、まるで佐村河内の言葉遣いみたい…と思ってしまいました。佐村河内は自ら影武者を探し出し、自分を売り込んでいくのに長けていたけれど、ゆいちゃんはそこまで貪欲には動けなくて、引き立ててくれる者を必要としていたんだなあと思います。こういう心境、誰の心にもありますよね…。

  4. yuca

    mmさま、コメントありがとうございます♪

    はじめまして。「あまちゃん」記事楽しんでいただけているようで嬉しいです。

    勢いのあるドラマってしばしば現実の出来事と奇妙にリンクしていきますよね。
    まさか「あまちゃん」の後に、影武者事件が実際に起きるなんてね。

    ユイちゃんはそれでもアキちゃんと一緒に活動したいという気持ちがあって、アキちゃんとじゃなきゃいやなんでしょうね。
    アキちゃんとユイちゃんは、ふたりでひとつのような気がします。