Interview With a Vampire・・・ヴァンパイア検事2 ep3~ep5

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韓国ドラマ「ヴァンパイア検事 ~残された赤い記憶」4話~6話視聴。
シーズン1のOST ♪ 愛に狂ってみる ♪ が大好きでね。
私の中で「ヴァンパイア検事」とはこの曲のイメージなのです。
しかし、シーズン2ではテーマ曲はうって代わってアップテンポな曲に。
ここに制作者側のある意図を感じます。
シーズン1では、ミン・テヨンの世界の誰とも分かり合えない、慣れ合えない孤独、切なさを描くことに主眼が置かれていましたが、シーズン2ではむしろ彼と仲間たちがこの世界の敵と闘う、といった図式になっています。
シーズンものの宿命なのかなぁ~
孤独な自分がどう世界と闘って行くのか、関わっていくかの物語が、敵を倒す物語に変化してしまうのは。
シーズンを増すごとに巨大な敵が登場して、主人公は満身創痍になりながら闘っていく。
ヒーローが敵を倒すことで、視聴者はカタルシスを得るのですが、そこには私の愛してやまないテヨンの孤独は描かれていないのです。
敵を倒す → 新たな敵が出現 → 敵を倒す → 新たな敵を倒す、という予定調和の永遠のループに陥っていくのでしょうか?
シーズン2が面白くないとは言いませんが、自分がヴァンパイアであることを恐れ、他人との関わりを拒むことで生まれていたテヨンの禁欲的なオーラが感じられません。

■ エピソード3  「ある定義」 ■

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ヘマトフィリア(血液性愛)のお話。
このお話も救いがないなぁ・・・
しかしこの事件も発端は、親子の愛ですね。
シーズン1のep6「ファイトクラブ」を彷彿とする展開。誰が本当の事を言って、誰が嘘をついているのか。
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自分の血を子供に残すことを恐れたチョ博士の悲哀が胸にしみます。
シーズン2は、実はチョ博士の物語かもしれないな。
物を言わぬ死体から物語を読み取ることに生涯を捧げ、友人も家族もいない博士が、誰かと触れあって行く物語。
a0192209_19395982メインストーリーと並行して展開していたサブストーリーが、実は過去の物語だったことがわかってびっくり。
テヨンをヴァンパイアにした男も検事だったんだ・・・
■ エピソード4 「ヴァンパイアとのインタビュー」 ■
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エピソード4は好きだなぁ。コミカルで。
とにかくジョンインのテヨンへの妄想愛がバクレツな回(爆)
「ヴァンパイア検事」というタイトルの映画撮影現場で起こる事件。
なによりもメタ構造なのが好きですし、この劇中作の「ヴァンパイア検事」はどうやらべたべたなロマンスらしい(爆)
ジョンインの片想いかと思っていたら、テヨンもちゃんと彼女を見ていて失くしたピアスを探して渡してくれるシーンなんか、ドキドキしちゃいました。
そう、シーズン1では固く自分の殻にこもっていたテヨンが、ジョンインに手を差し伸べるんだもんなぁ。
クールなツンデレぶりは、ジョンインではなくても、胸がときめきます。
a0192209_19471296・・・しかし、ケバクなっているような気がしませんか?
a0192209_19475997スンボムを中心とした男同士の不器用な友情、っていうのもシーズン2の見どころかも(笑)
「ヒョン」「トムセン」をめぐる攻防もあります。
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サブストーリーではラウルも登場!!
血液バーのマスターだと思っていたら、なんと血液内科の先生だったのね~
■ エピソード5 「罠」 ■
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シーズン2の最大の敵、「赤い眼のヴァンパイア」が登場。
「赤い眼」と「青い眼」は何が違うのだろうか?
ヴァンパイアは検事ばかりなのはなぜなのか。
シーズン2はミステリー職も弱まっているなぁ。あまり展開に捻りがないような気がします。
サイコ・サスペンス・アクションになっている。

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. haeun

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    yucaさん、こんにちはー
    イ・ヨンア、確かにけばいー!
    シーズン1でも既にけばかったですけどね、笑
    と、そこにだけふれておく。

  2. moonlight-yuca

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    ♪はうんさん、コメントありがとうございます♪

    ケバイのですよ、イ・ヨンア~(笑)
    前作の時はショードカットだから、ケバクてもはつらつ感がよかったのですが、セミロングになると、歓楽街のお姉ちゃんにも見えてしまって(爆)
    ショートの方がいいのになぁ・・・

    はうんさんはショートカットがお好きでしたよね、確か(笑)