Good Luck・・・ヴァンパイア検事2 ep2

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韓国ドラマ「ヴァンパイア検事 ~残された赤い記憶」3話視聴。

 
吉高ちゃんが出演しているのですよね、このドラマ。
彼女がわざわざ出演する理由があったのかどうか、非常に微妙な感じですが。韓国の方から見るとミステリアスなのかな、吉高ちゃん。
私から見るとおきゃんな普通の女の子で、ミステリアスのかけらもないのですが。
タロットで、その人の取り巻いている現状が全てわかる千里眼の占い師ルナを演じています。
まだ、映画「カメリア」の役の方がミステリアスでしたけれどもね、彼女。
シーズン1と比較すると、監督が変わったためなのか、どうもスタイリッシュさに欠けるような気がします。
なによりもミン・テヨン検事、心なしか太ったような(爆)
そのため、シーズン1で視聴者に感じさせた、鋭さ、孤独、悲哀が感じられません。
自分を理解する仲間ができたことで、安穏とした日々を送っているのか、ミン・テヨン(笑)
そして、ジョンイン(イ・ヨンア)のメイクが濃くなった~(爆)
ミン・テヨンとの仲が進展しないのに、自分のメイクはどんどん過激になってしまったのか?
検事と言うよりもヤクザの娘になっています(笑)
そんな若干の違和感をずっと抱きつつ、シーズン2が面白いのか判断を決めかねている私。

■ エピソード2 Good Luck ■
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ヴァンパイア検事としてのミン・テヨンの能力も落ちてきているような・・・
主人公テヨンは死者の血から、殺害される瞬間を幻視できるという能力を持っているのだけれども、なんともその幻視の方法がいじましい(笑)
検査用の血液サンプルを掠め盗って、くいっと飲むんだから。
シーズン1ではその方法によって、死因を特定し犯人への手掛かりを得るものだったけれども、シーズン2では意味合いが違ってきています。
テヨンは死者の血を飲むことによって、死者の死の瞬間を疑似体験する。
毎回彼は死と向き合うことになるのだから。
そういう風に描写することによって、ヴァンパイアという吸血鬼からのテヨンの差別化を図っているのか。
彼が血に飢えていると言う描写がほとんど無くなってきています。
テヨンにとって吸血行為は、苦痛を伴うように描かれる。快楽ではないのです。

 
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「ヴァンパイア検事」は血の物語でもあるけれども、血縁の物語でもあることが明白になるエピソード2。
「愛する人への想い。親の子への愛、子の親への愛。連鎖していくこの想い」がこのドラマの殺人事件の源であることは前回考察しました。
サイコ・サスペンスと銘打ちながら、殺害方法はいささかスプラッタではありますが、その犯罪にいたる動機は極めてシンプルな「愛」なのです。
サイコパスは登場しないのよね。
そこが、私がこのドラマを「神のクイズ」や「TEN」よりも好きな理由かもしれません。

僕はサラセミアです。
同じ遺伝病です。
血液中の赤血球が、破壊されやすい病気で、僕はβ鎖の対立遺伝子の双方に欠陥があり、いつ死ぬかわかりません。
結婚もしてません。
僕の悪い血を子供に残したくないので。

登場人物の独白です。
これが「ヴァンパイア検事」のテーマの一つかも。
血の連鎖、あなたは自分の血を次代に引き継がせますか?
ヴァンパイアであるあなたは、他人をヴァンパイアにしますか?
悪い血とはなんですか?
こう問われている気がしました。

 
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ユ検事は辛い恋をしてるんですね。
その恋の結末が破滅だとしても、それを貫くことはできますか?

予言者ルナにそう問われるジョンイン。
彼女の行きつく先は破滅なのか。
テヨンとどうなるのだろう。

 
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「リリス・ヴァンパイア」とは誰のことなのか。
「リリス」というからには女性?ヴァンパイアたちの祖になる存在なのかしら?
シーズン2では2つの物語が交差していく形をとるみたいです。
テヨンをヴァンパイアにした相手がヴァンパイアになるまでの物語と。

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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