暴力の歴史・・・ヴァンパイア検事2 ep1

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韓国ドラマ「ヴァンパイア検事2」1話~2話視聴。
Welcome back!
日本ではそんなに評判になっていないし、視聴者を選ぶドラマ・・・つまりマニアックなドラマですが、「ヴァンパイア検事」とーっても大好きなドラマでした。
シーズン2が制作されると聞いて、狂喜乱舞したくらい。
シーズン1では、私、このドラマがあまり話題にならない理由を以下のように考えていました。

手に汗握って、ドキドキして、頭の中はめまぐるしく回転してこのドラマについていこうとしました。気を緩めると、ストーリー展開に置いていかれますから、要注意!
いや、どうして日本でこんなに話題になってないのかが不思議なくらい、私にとって面白いドラマです。
1・ラブラインがないから
2・血がドバドバ噴き出すから
3・ミステリーが難解だから
4・「ヴァンパイア」という響きが、胡散臭い感じがするから
以上が、このドラマがあまり話題になっていない理由だと思うのです。

相変わらず、ミステリー部分が難解で、血がドバドバと噴き出し・・・シーズン1よりも流血具合がすごい、猟奇的な殺人事件からシーズン2は始まります。
本当に視聴者を選ぶドラマで、万人受けはしないドラマだなぁ。
そして愛すべき、検察・警察合同の特殊犯罪捜査チームのメンバー。

 
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ミン・テヨン 研修院37期生。
私の12年後輩です。
現在、検察・警察合同特殊犯罪捜査チームの検事。
カンが鋭く、行動力があります。
ですが閉鎖的で独断的です。
高学歴で傲慢なタイプの典型ですね。

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ユ・ジョンイン 研修院42期生。
能力もないのに情熱だけで突っ走る。
上司に楯突いたり、空回りばかりですね。
“うぬぼれ”と“優秀”は紙一重ってことですね。

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ファン・スンボム 麻浦署 強力班出身。
得意なのは暴言、暴行。
不得意なのは善行、奉仕。
あるのは力、ないのは脳みそ。
単細胞です。でも鼻は利きます。
ミン検事とは無二の親友です。
初めて会ったのは、2年前の殺人事件。この事件のことをご存じですか?

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チェ・ドンマン インターン2年目。
今年で満期です。
契約が切れ次第、クビにします。

 

とは、失そうした元上司の代わりに赴任してきた新しい上司の評価ですが。
シーズン1のラストで「ドンマン君は、正社員になれるか?(笑)」と心配していましたが、なれるどころかクビの危機にあるらしい(爆)
とにかくこの4人の微妙な関係が大好きだったんです!
シーズン1から、1年。
登場人物たちは髪が伸びて(爆)、互いの信頼関係は深まっているような、そうでもないような。
クールビューティーのミン・テヨン検事は、シーズン1よりも表情が豊かになっています。冷え冷えとした雰囲気が少し和らいでいるし、シーズン2では笑っているよ!(驚愕)
しかし、テヨンとジョンインのじれったくなるくらい微妙な関係は、相変わらずビミョーなままらしい。
この微妙な感じ、空気感がいいの。恋愛じゃないけれども、ちょっと相手が気になる感じ。
この微妙な距離感が、リアルなのよ~
事件があまりにえげつなく猟奇的なので、この2人のビミョーな距離感に、妙に癒されたりします。

 

 
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ケガをしました?
ユ検事ったらセンスないな。
こういう時は立ち上がりながら、ミン検事の方へ倒れなきゃ。すると彼が両手で支える。
目と目があう。
そして2人の視線が絡み合いビビっとくる。
2人の距離が縮まると、俺はそっと目をそらす。
こでなくっちゃ。

スンボムにけしかけられますが、ビミョーなまんま(爆)

「ヴァンパイア検事」の楽しみの一つに、手を触れあうのか?というのがあります。

でも、何よりもほろりときたシーンは、手を触れるか触れないかの、関係。
手は触れれないのです。そんな関係じゃないから。でも、手を握ってあげたいというジョンインの気持ち、絶望の中にいるテヨンが唯一、寄りかかれる存在がジョンインだということ。このことに、私はそっと、涙をぬぐうのです。
こんな関係いいよね、恋愛、友情未満。でもこの2人は、確かに何かがあるの。何かの感情が、生まれようとしているの。
それをシーズン2でも、見守っていきたい。

シーズン1では考察しましたが、どうなるのでしょうか?

ミン検事があえてジョンインに触れないのは、ヴァンパイアにとって愛は吸血行為を伴うからかもしれない。
愛と食欲が迸る感情をミン・テヨンは抑圧して苦しむ。
この禁欲さがいいのよね~
だからジョンインに対して距離を置こうとする。
くう~っ。

 
■ エピソード1 「暴力の歴史」 ■
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スプラッタのような猟奇的な殺人事件から幕が開き、いささか驚きましたが。
「ヴァンパイア検事」においては、動機が全て「肉親の情」であるということ。
血の絆であり、家族愛である。
そして1話もそうでした。こういうところが猟奇的な殺人事件でも、泣けるのよね。
親の子への愛、この親への愛。連鎖していくこの想いと、暴力への復讐の連鎖につながっていく。

 
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シーズン1では、ミン・テヨンがなぜヴァンパイアになったのか、という謎があったのですが。
シーズン2では、ヴァンパイアにまつわる事象が国家的な陰謀になってきている。
そしてシーズン1で失踪した、あの人も、この人も生きているようで・・・

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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  • コメント ( 2 )

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  1. k0ha

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    yucaさん、こんばんは~。

    まさにWelcome back!ですね。
    あの孤独と悲しみを理性で抑えていたテヨン
    シーズン2では笑顔が見れるのですかー!!!
    禁欲的なあのテヨンが萌え~だったのですが
    (ちょっとマニアックですか?笑)
    シーズン1でもエクボのでる笑顔を時折
    見せてましたよね?笑顔もいいかも~!!!

    秋にはBSでも放送予定らしいので楽しみにしてます♪

  2. moonlight-yuca

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    ♪ k0haさん、コメントありがとうございます♪

    そうそう、Welcome back!です~
    「あまちゃん」に夢中な私が視聴できるかしらと思っていましたが、同じくらい夢中になって視聴していますから、やっぱり面白いドラマですよ。

    >あの孤独と悲しみを理性で抑えていたテヨン
    カッコ良かったよね~あのストイックさが。
    そしてシーズン2では笑顔が増えています!

    でもジョンインに対してはやっぱりツンデレで・・・

    私視聴しながら毎回身もだえしていますよ!

    「ヴァンパイア検事」が好きな人って、やっぱりマニアックだと思います(爆)