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自分が見れなかった景色、あの子に見せてあげたいんだ・・・あまちゃん101・102回

a0192209_18371884「あまちゃん」101回。

 
「アキ、そっち帰りたいよ。もう帰っていい?…いいよね」
アキちゃん、ここでは「おら」とは言わなかったのね。本当に心身ともに疲れて、思わず素が出てしまったのか。
社会の不条理にさらされ、納得ができないし、虐げられていると感じるのね。
確かに、他人の悪意にさらされるなんてことは、ここ最近なかったから。
しかし、太巻の「何度はい上がってきても奈落に落とすから」は悪意なのか。保身なのか。
奈落から這い上がる時が一番面白いと思っているんだよね、彼。
太巻はまだ、よくわかんねえ。

 
■ 身もだえポイント ■
a0192209_1983367「眠れません、水口さん」
ヽ(‘∀’)ノ──!! キタ━━━━
週に1度は「眠れません」がないと、寂しくって(笑) もはや、お約束ですよね。
「眠れません」と言うのは、「あまちゃん」の中でも様式美の一つになってます(爆)
水口さん早く部屋から出てきてよ・・・と思っていると。

 

 
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3人を同じ画面で見れるなんて、眼福。「さびしんぼう」へのオマージュなんですね。

 

 
a0192209_19112863春子のゴーストシンガーが明かされるのはまだまだ先だと思っていたのに、あっさりと太巻が明かしましたね。
太巻とミズタクの微妙~な間合いがツボ。
あまりの話の展開の速さに、頭がついていかないミズタク。
「え?」「え?」連発ですね。そのミズタクの微妙な間合いに「そ…そっちの…そっちの色々じゃない!“色々”じゃないよ!」と慌てる太巻が、何気にツボです。
ふてぶてしいのか、繊細なのかわからないなぁ、太巻。
しかしそんな太巻のあまりの「殺気」(爆)に、歯向かおうとするミズタク。かっけ~(笑)
ハンガーで何が出来るのよ、と思ったら武田鉄矢なのね、確かに。
悪役そのものの太巻に「俺はこう見えても絶対音感があるんで・・・」と、音痴攻撃にノックアウト寸前のミズタク(爆)
思わぬ弱点を披露してくれました~
まなちゃんは、「超がばい!」と言っているし。
深刻なシーンなのに、こんなにおかしいなんて!

 

 
a0192209_18394293「あまちゃん」102回。

 

アキの成長物語でもあるけれども、やっぱり春子の成長物語でもあるのね。
ブティック今野の服を着て、すっかり北三陸に馴染んでいるかのような春子だけれども、古傷は痛んでいたのね。

消したい過去を引きずって生きるってしんどいんだよ!
あんた、それでもいいの?

とアキに言っていたのは、実は春子は自分自身にも言っているんだよね。
アキとの電話で、25年前に夏ばっぱに電話で言われた意味を、初めてわかる春子。
そして自分が成し遂げていなかったことを思い出すのか。
今までの傷を隠そうとした人生、それは自分の過去と向き合ってこなかったということで、ここで初めて春子は自分の人生と向き合わなくっちゃいけないと思ったに違いない。

あの子にそんなしみったれた事させたくないの。
あの子が帰ってくる時には駅前に黒山の人だかり、サイン会、握手会、コンサートは市民ホールでド~ンって!

アイドルになるアキに自分の夢をたくすといういうことは、自分の古傷とも向き合い乗り越えていくということで。
「鈴鹿ひろ美伝説に傷をつける事は俺にはできない。どんなに小さく古い傷でも」と古傷を掘り返さないとする太巻と真逆ですね。

 

 
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a0192209_1926128ステージママ誕生すっか?

 

 
■ 身もだえポイント ■
a0192209_19265522琥珀磨きがブームね。
何回も書くけれども「あまちゃん」スタート時に琥珀の勉さんが、こんなに重要な意味を持ってくるなんて思いもしなかった。

 

 
a0192209_19275325夏ばっぱと春子のシーンはいつも、なんだかもどかしくって、それでも心が暖かくなって好きです。
「自分が見れなかった景色、あの子にも見せてあげたいんだ」と言うのは、春子も見て見たいってことだよね。

 

 
a0192209_19283336花巻さん、サイコーッ!(爆)
ナンシー関のようなジョージだわよ。
102回も色々と素敵なシーンがあったのに、花巻さんに全てを持っていかれましたヨ。
かの名言「わかるやつだけ、わかればいい」とは「あまちゃん」の裏テーマの一つでもあるしね。

 

 
a0192209_1931127218週につづく。

 

 

その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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