Just Once・・・イニョン王妃の男 12話まで

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韓国ドラマ「イニョン王妃の男」12話まで視聴。

 
いや~ん、このドラマ可愛いですね。8話あたりから加速度的に面白くなってきました。チ・ヒョヌくんの魅力というものが、今までイマイチ理解できなかった私です。
しかし、ちょっとした視線が、しぐさが、微笑み、が可愛いのね~
ブンドは過去から現代にタイムスリップしてきた・・・という設定なのですが、もちろん現代は彼にとって訳のわからないことばかり。
だから自分がやることが間違っていないのか、イチイチ、ヒジン(ユ・インナ)に、目で問いかけて、確認していくのだけれども、その心もとなそうな、視線がキュートなのね。
この2人を見ていると「チッチとサリー」を思い出して(えっ、古すぎるかしらん?・笑)、なんとも心がほのぼのしてきます。
ブンドとヒジンが画面に登場するたびに、あ~、この2人って本当にお互いのことを大切に思っているんだなぁ~、と視聴者に感じさせるオーラが画面の向こうから漂ってくるの。
(リアルでも恋人同士になったのだから、そういうオーラが漂うのは当然よね)

 

 
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秘かに、このドラマが人気があるのがわかるような気がするわ。
ドラマとして、何かを深く考えさせるとか、心を動かさせる・・・といった類のものではないのだけれども、観ていて思わずこちらがにっこりしちゃう、そんなエッセンスがたくさん入っているドラマなのね。
別に波乱万丈な・・・まあ、冷静に考えればタイムスリップなんて波乱万丈ではあるけれども、筋立てではないの。タイムスリップものとして考えるから、小難しく捉えちゃうかもしれないけれども。
例えば、国の異なる男の子と女の子が出逢いました。そして、2人はお互いを大好きになっちゃいました。
みたいな筋立てなのよね。その異国が、たまたま過去だった・・・というだけで。
A boy meets a girlの典型的なパターンのドラマで、とにかく、視聴していて心がほっこりします。
タイムトラベラーとした時間を旅するブンドが、世界を旅してみたいと願うのは当然のことで、また彼は学者でもあるので、より多くの知識を求めたいという欲望もわかるよね。
ただ、一つ心配なのが、彼が生きたいと願う時に、彼の死が彼に追いつかないのか。
生と死は、常に表裏一体だから。
300年という距離があった2人が、スターと一般人、2階と庭、電話ボックスの内と外・・・という具合に、互いの距離を心を通わせることによって、ゆっくりと近づけていく様子も好きです。
恋愛ドラマの王道だよね。
今の時代、ITが発達して、相手と連絡がとれないということは、ありえない時代。
しかし、タイムトラベルのロマンスと設定することで、とにかく相手と連絡が取れないもどかしさを、このドラマでは演出していく。
古き良き時代の恋愛ドラマの、あの人の声が聞きたいのに聞けない。次に会えるのはいつなの?
といったスパイスが「イニョン王妃の男」にもあって、そこが新鮮だったりするのよね。
そうよね、携帯電話がメールがない時代の恋愛って、こんなにもどかしくって、切なくって、ゆっくりと互いの距離を埋めていくしかなかったわよね~
そんなことを、思い出す。

 

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その時々の、私の心の琴線に触れたモノ・・・ 小説や、映画、音楽、ドラマ、ファッションについてだけの簡単な備忘録。 Everything was beautiful and nothing hurt.

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