合わせ鏡の中からは悪魔が飛び出してくる・・・ホワイトクリスマス4話
それは俺が好きな彼女の顔がお前といる時の顔だったから(ガンモ)
ストーリーの方はすごい勢いで展開していって。ええっーの連続ですが
合間に入る、上のような切ない思春期の子供たちの独白には
胸がきゅーっとなります。
緩急のつけ方がうまいなぁ。このドラマ。
だんだん壊れていくので、ものすごく怖い。
登場人物が壊れていく中、お気楽なミルを見るとほっとするわ~
「パラダイス」だと思うのは、君くらいだよ(笑)
閉鎖的な空間では、人間の倫理観はあっけなく壊れていくのだろうか。
まるでスタンフォード監獄実験を想起させる展開。
権力者と逃亡者。ムヨルくん(ペク・ソンヒョン)までがあっけなく壊れていきそうで、
でもガンモの写真を見て、踏みどまるのか。
呪詛の手紙を出した人物の小さな悪意が、さらなる悪意を呼び起こす4話。
時間がたった今、あの時の事を説明したいと思う
なぜ全ての偶然が決まっていたかのように
最悪の方向へ向かっていったのか
そしてなぜ最初に始めた人でさえ
コントロールできなくなったのかそれは二つの合わせ鏡を
向かい合わせたからだろう
闇は闇を写して、また別の闇を作り出し
合わせ鏡の中からは悪魔が飛び出してくる
そしてコントロールできない
まったく違う闇が生まれる
それはドッペルゲンガー
顔を観ると死んでしまうという
もう一人の自分に会う事だ
ここで向き合った2人から「悪魔」という概念が飛び出してきたのかな?
ドストエフスキーの「悪霊」みたいに。
それがドッペルゲンガー?
深読みしようと思えば、どこまでもできるドラマって面白いわ~
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